Marantz MPH-1 モニターヘッドホン レビュー:宅録初心者に最適?
Marantz ProfessionalのMPH-1は、3000円台という手頃な価格ながら、宅録や楽器練習に使えるモニターヘッドホンとして人気です。今回は、実際にMPH-1を使ってみて感じたメリット・デメリットを正直にレビューします。
Marantz MPH-1の概要
Marantz MPH-1は、密閉型のオーバーイヤーヘッドホンで、直径40mmのドライバーを搭載しています。周波数特性は15Hz〜28kHzと、幅広い音域をカバー。
スペック
- 型式: 密閉型
- ドライバー: 40mm
- 周波数特性: 15Hz〜28kHz
- インピーダンス: 32Ω
- 感度: 95dB
- ケーブル長: 約2.7m
- プラグ: 3.5mmステレオミニプラグ(6.3mm標準プラグ変換アダプター付属)
- 重量: 約200g
Marantz MPH-1のメリット
- 価格が安い: 3000円台で購入できるのは大きな魅力。初めてのモニターヘッドホンとして最適です。
- 音質は価格以上: 解像度はそこそこですが、バランスの良いフラットな音質で、楽器の音やボーカルを正確にモニターできます。
- 装着感が良い: イヤーパッドが мягкиеので、長時間でも快適に使用できます。180度回転するフレームも便利。
- 遮音性が高い: 密閉型なので、音漏れが少なく、周囲の音も気になりにくいです。宅録や楽器練習に集中できます。
Marantz MPH-1のデメリット
- 解像度は高くない: 高価格帯のモニターヘッドホンと比べると、音の解像度は劣ります。細かいニュアンスまでは再現できません。
- 耐久性が不安: プラスチック製のハウジングなので、耐久性はそれほど高くないかもしれません。丁寧に扱う必要があります。
- ケーブルが長い: 約2.7mのケーブルは、宅録には便利ですが、外出先で使用するには長すぎるかもしれません。
競合製品との比較
同じ価格帯のモニターヘッドホンとしては、audio-technica ATH-M20xなどが挙げられます。ATH-M20xの方がやや解像度が高いですが、MPH-1の方が装着感が良いという声もあります。どちらを選ぶかは、好みの問題と言えるでしょう。
どんな人におすすめ?
- 宅録初心者
- 楽器練習用ヘッドホンを探している人
- とにかく安いモニターヘッドホンが欲しい人
まとめ
Marantz MPH-1は、3000円台という価格を考えれば、十分すぎる性能を持ったモニターヘッドホンです。音質、装着感、遮音性のバランスが良く、宅録や楽器練習に最適です。耐久性に不安が残りますが、丁寧に扱えば長く使えるでしょう。初めてのモニターヘッドホンとして、自信を持っておすすめします。