PS2(SCPH-70000CB)レビュー:あの頃の感動を再び!薄型PS2は今でも買いなのか?
「PlayStation 2 (SCPH-70000CB) 」、通称薄型PS2。2004年に発売され、従来のPS2から大幅な小型化と軽量化を実現し、多くの家庭に普及しました。私も当時、この薄型PS2を手に入れて、毎日ゲームに明け暮れていた記憶があります。あれから20年近く経ちますが、今でもたまに無性にPS2のゲームがやりたくなるんですよね。
今回は、そんな薄型PS2(SCPH-70000CB)を改めてレビューし、今でも購入する価値があるのか、実体験を元に徹底的に解説していきます。
薄型PS2(SCPH-70000CB)の魅力
コンパクトでスタイリッシュなデザイン
従来のPS2に比べて、薄型PS2(SCPH-70000CB)は圧倒的にコンパクトになりました。場所を取らないので、テレビ周りがスッキリします。また、デザインもスタイリッシュになり、どんなインテリアにも馴染みます。私は黒色のモデルを持っていますが、光沢のある質感がとても気に入っています。
豊富なゲームラインナップ
PS2は、とにかくゲームのラインナップが豊富です。RPG、アクション、アドベンチャー、シミュレーションなど、様々なジャンルの名作が揃っています。私も「ドラゴンクエストVIII」や「ファイナルファンタジーX」、「METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER」など、数え切れないほどのゲームをプレイしました。
DVDプレイヤーとしても使える
PS2はゲームだけでなく、DVDプレイヤーとしても使用できます。当時、私はPS2で映画を観ることも多かったですね。DVDを再生する際も、画質は十分綺麗でした。
薄型PS2(SCPH-70000CB)のデメリット
HDDを内蔵できない
従来のPS2と異なり、薄型PS2(SCPH-70000CB)はHDDを内蔵できません。そのため、ゲームデータを保存できる容量がメモリーカードに依存します。大容量のメモリーカードを用意する必要があります。
一部のゲームでロード時間が長い
PS2のゲームの中には、ロード時間が長いものがあります。特に、グラフィックが綺麗なゲームほど、ロード時間が長くなる傾向にあります。最近のゲームに慣れている人にとっては、少しストレスに感じるかもしれません。
入手困難になっている
薄型PS2(SCPH-70000CB)は、すでに生産が終了しているため、新品での入手は困難です。中古品を探す必要がありますが、状態の良いものを見つけるのは難しいかもしれません。Amazonなどのマーケットプレイスで探すのがおすすめです。
競合製品との比較
現在、レトロゲーム機として人気なのは、Nintendo Switch OnlineやPlayStation Plus Premiumといったオンラインサービスです。これらのサービスでは、過去の名作ゲームを手軽にプレイできます。しかし、これらのサービスでは、PS2の全てのゲームをプレイできるわけではありません。また、PS2の実機でプレイするのとは、操作感や雰囲気が異なります。
例えば、セガが提供する「メガドライブ for Nintendo Switch Online」では、メガドライブのゲームをプレイできますが、PS2のゲームはプレイできません。
実際に使ってみた感想
久しぶりに薄型PS2(SCPH-70000CB)を起動して、いくつかのゲームをプレイしてみました。グラフィックは今見ると少し粗いですが、ゲーム自体は全く色褪せていません。特に、「METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER」は、ストーリー、キャラクター、ゲーム性、全てにおいて完成度が高く、今でも十分に楽しめます。コントローラーの操作感も、当時のままで、すぐに慣れました。
ただ、やはりロード時間は少し気になりますね。特に、マップの切り替え時やイベントシーンの開始時に、少し待たされるのが難点です。また、HDMI接続ではないため、現代のテレビに接続すると、画質が少しぼやけて見えるかもしれません。HDMI変換アダプターなどを使用すると、改善される可能性があります。
まとめ
薄型PS2(SCPH-70000CB)は、今でも十分に楽しめるレトロゲーム機です。豊富なゲームラインナップ、コンパクトなデザイン、DVDプレイヤーとしての機能など、魅力的な要素がたくさんあります。入手困難になっている点や、ロード時間が長い点など、デメリットもありますが、PS2のゲームが好きなら、ぜひ手に入れてみてください。あの頃の感動が再び味わえるはずです。