『甦る 最強のアクションゲーム大全 Vol.3』:レトロゲーム愛好家必携の書、その魅力を徹底解剖!
往年のアーケードゲームから家庭用ゲームまで、アクションゲームの黄金時代を彩った名作たちを網羅した『甦る 最強のアクションゲーム大全 Vol.3』。本書は、単なる懐古趣味に留まらず、当時の開発秘話やゲームシステム、キャラクターデザインなど、多角的な視点からアクションゲームの魅力を掘り下げています。
今回は、実際に本書を読み込んだ筆者が、その魅力を余すところなくレビューします。
ページをめくれば、あの頃の興奮が蘇る!
本書を手に取ってまず感じたのは、その圧倒的な情報量と熱量です。収録されているゲームは、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう名作から、知る人ぞ知る隠れた名作まで多岐にわたります。各ゲームの見開き2ページで、
- ゲーム概要
- ストーリー
- キャラクター紹介
- 攻略情報
- 開発秘話
などが詳細に解説されており、当時の記憶が鮮やかに蘇ります。特に、開発者インタビューは読み応えがあり、当時の開発現場の熱気や苦労が伝わってきます。
競合製品との違いは?
レトロゲーム関連の書籍は数多く出版されていますが、本書の最大の特徴は、アクションゲームに特化している点です。他のレトロゲーム書籍のように、RPGやシミュレーションゲームなど、幅広いジャンルを扱うのではなく、アクションゲームに焦点を絞ることで、より深く、より濃密な情報を提供しています。
例えば、株式会社電波新聞社から出版されている「ALL ABOUTシリーズ」もレトロゲームファンにはおなじみですが、こちらはアーケードゲームが中心。本書は家庭用ゲーム機にもフォーカスしているため、より幅広い層の読者に対応していると言えるでしょう。
実体験に基づくレビュー:あの頃の自分にタイムスリップ!
私は、本書に掲載されているゲームのほとんどを当時プレイしていました。そのため、本書を読んでいると、まるでタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。特に印象的だったのは、『ロックマン』シリーズの記事です。難易度の高さに何度も挫折しながらも、諦めずにプレイした思い出が蘇ってきました。本書には、各ステージの攻略情報や、隠しアイテムの入手方法などが詳しく解説されており、当時クリアできなかったステージに再挑戦したくなりました。
メリット・デメリット
メリット
- アクションゲームに特化した濃密な情報量
- 開発者インタビューなど、貴重な資料が満載
- 美しい写真とレイアウトで、見ているだけでも楽しめる
- 当時を懐かしむだけでなく、新たな発見もある
デメリット
- 情報量が多いため、読み応えがある反面、時間がかかる
- アクションゲームに興味がない人には不向き
- 一部、専門用語が多い箇所がある
どんな人におすすめ?
- 往年のアクションゲームファン
- レトロゲームに興味がある人
- ゲーム開発の裏側を知りたい人
- 思い出のゲームを振り返りたい人
まとめ:レトロゲーム愛を再燃させる一冊
『甦る 最強のアクションゲーム大全 Vol.3』は、アクションゲームファンにとって、まさにバイブルと呼べる一冊です。当時の思い出を呼び起こすだけでなく、新たな発見や感動を与えてくれます。レトロゲーム愛を再燃させたい方は、ぜひ手に取ってみてください。