あの頃の甘酸っぱい記憶が蘇る!「僕たちの洋楽ヒット Vol.10 1977~78」レビュー
1977年~1978年、多感な青春時代を過ごした方なら、このコンピレーションアルバム「僕たちの洋楽ヒット Vol.10 1977~78」は、まさにタイムマシンのような存在でしょう。 アレッシー、アンディ・ギブ、ビリー・ジョエル…当時のヒットチャートを賑わせたアーティストたちの名曲が、ぎゅっと凝縮されています。 私も当時夢中で聴いていた曲ばかりで、イントロを聴いた瞬間、一気に記憶が蘇りました。
収録曲と聴いてみた感想
収録曲は以下の通りです。
- スターシップ - シスコはロック・シティ
- アレッシー - オハイオ
- アンディ・ギブ - 愛は永遠に
- ジノ・ヴァネリ - アイ・ジャスト・ワナ・ストップ
- ポール・デイヴィス - クール・ナイト
- チープ・トリック - 甘い罠
- ジャパン - ライフ・ウィズ・ユー
- クリス・レア - サンド・ビーチ
- リトル・リバー・バンド - レミニシング
- ランディ・ニューマン - ショート・ピープル
- ビリー・ジョエル - 素顔のままで
特に印象に残ったのは、アンディ・ギブの「愛は永遠に」。甘く切ないメロディは、今聴いても胸に染み入ります。当時、片思いしていた女の子のことを思い出して、ちょっと切なくなりました(笑)。 また、チープ・トリックの「甘い罠」は、イントロのギターリフが最高にカッコいい! 今聴いても全く色褪せない、ロックの名曲です。
同世代向け?他のコンピレーションアルバムとの比較
このアルバムは、他の年代の「僕たちの洋楽ヒット」シリーズと比べると、よりメロウでアダルトな雰囲気が漂っています。 例えば、「僕たちの洋楽ヒット Vol.1 1969~71」のような、初期のロックンロールやGSサウンドは収録されていません。 どちらかというと、70年代後半のAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)や、少し大人びたポップスが中心です。
同時期に発売されていた、CBSソニーの「ダイレクト・ヒット」シリーズなどと比較すると、選曲のセンスが少し違うように感じます。 「ダイレクト・ヒット」は、よりディスコやダンスミュージックに傾倒した選曲でしたが、「僕たちの洋楽ヒット」は、あくまでもメロディアスなポップスやロックにこだわっている印象です。
メリット・デメリット
メリット
- 青春時代の思い出が蘇る
- ドライブのお供に最適
- 良質な洋楽ポップスを気軽に楽しめる
- 意外な掘り出し物が見つかるかも
デメリット
- 収録曲に偏りがある(好みが分かれる可能性あり)
- 音質は当時のオリジナル音源そのまま(リマスターされていない)
こんな人におすすめ
- 1977年~1978年に青春時代を過ごした方
- AORやメロウな洋楽が好きな方
- ドライブミュージックを探している方
- 懐かしい曲を聴いて、青春時代にタイムトリップしたい方
まとめ
「僕たちの洋楽ヒット Vol.10 1977~78」は、私にとって青春時代の甘酸っぱい記憶を呼び起こしてくれる、大切なアルバムです。 収録曲は、どれも当時のヒットチャートを賑わせた名曲ばかりで、聴いていると自然と心が躍ります。 あの頃の思い出に浸りたい方、良質な洋楽ポップスを楽しみたい方には、ぜひおすすめしたい一枚です。