『エグゼクティブ・デシジョン』:セガール、まさかの早退!?
「エグゼクティブ・デシジョン」は、1996年に公開されたアメリカのアクション映画。テロリストに乗っ取られた旅客機を舞台に、特殊部隊が人質救出作戦に挑む姿を描いた作品です。カート・ラッセル、ハル・ベリーなど豪華キャストが出演していますが、中でも注目はスティーブン・セガール。
…ところが、本作でのセガールは、開始早々にまさかの展開を迎えます。それも本作の見どころの一つ。気になる方はぜひチェックしてみてください。
あらすじ
中東のテロ組織が、アメリカへ向かう旅客機をハイジャック。機内には神経ガスが搭載されており、アメリカ本土への攻撃が迫っていました。事態を重く見たアメリカ政府は、特殊部隊を派遣し、人質救出作戦を決行します。カート・ラッセル演じる intelligence analyst のグラントは、作戦に参加し、テロリストとの知略を尽くした戦いに身を投じることになります。
緊迫感MAX!手に汗握る展開
本作の魅力は、何と言ってもその緊迫感。特殊部隊が旅客機に突入するシーンから、息を呑むような展開が連続します。狭い機内での戦闘、テロリストとの心理戦、そして刻一刻と迫るタイムリミット。最後まで目が離せません。
特に、特殊部隊が航空機に空中ドッキングするシーンは、CGを駆使した迫力満点の映像で描かれており、見応えがあります。また、カート・ラッセル演じるグラントが、専門知識を活かしてテロリストに立ち向かう姿も印象的です。
意外な展開と人間ドラマ
本作は、ただのアクション映画ではありません。人質救出作戦の裏で繰り広げられる、政府内の思惑や、特殊部隊員の葛藤も描かれています。また、意外な人物が重要な役割を担うなど、先の読めない展開も魅力です。
ハル・ベリー演じる客室乗務員の勇気ある行動や、特殊部隊員たちの仲間を思う気持ちなど、人間ドラマとしても見応えがあります。
他の航空機テロ映画との違い
航空機テロを題材にした映画は数多くありますが、本作の特徴は、
などが挙げられます。例えば、「エアフォース・ワン」のように大統領が自らテロリストと戦うような派手さはありませんが、より現実的で、スリリングな展開が楽しめます。
印象に残ったシーン
個人的に印象に残ったのは、特殊部隊が機内へ突入する際、予期せぬトラブルが発生し、隊員が次々と脱落していくシーンです。完璧に思えた作戦が、一瞬にして崩壊していく様は、観ているこちらまで息苦しくなります。また、グラントが、テロリストのリーダーと対峙するシーンも、緊迫感があり見応えがありました。
まとめ
「エグゼクティブ・デシジョン」は、手に汗握る展開と、意外な人間ドラマが融合した、見応えのあるアクション映画です。スティーブン・セガールのファンはもちろん、航空機テロを題材にした映画が好きな方、そして、ハラハラドキドキする映画を求めている方におすすめです。ぜひ一度、ご覧になってみてください。