BETAFPV Cetus FPV Kit レビュー:手軽に始めるFPVの世界
ドローンに興味はあるけど、設定が難しそう…、墜落させて壊してしまいそう…そんな不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。BETAFPV Cetus FPV Kitは、そんな初心者の方にこそおすすめしたい、手軽にFPV(一人称視点)の世界を楽しめるドローンセットです。今回は、実際にCetus FPV Kitを使ってみた感想を、徹底レビューしていきます。
Cetus FPV Kitとは?
Cetus FPV Kitは、ドローン本体、送信機、FPVゴーグル、バッテリー、充電器など、FPVに必要なものが全て揃ったオールインワンパッケージです。特に注目すべきは、その手軽さ。面倒な設定はほとんどなく、開封してすぐにフライトを楽しめます。室内での練習に最適なTinyWhoopサイズで、重量も100g未満なので、航空法の規制を受けにくいのも嬉しいポイントです。
開封と初期設定
箱を開けると、コンパクトにまとまった機材に驚きます。内容物は以下の通り。
- Cetusドローン本体
- LiteRadio2 SE送信機
- VR02 FPVゴーグル
- バッテリー(2個)
- 充電器
- 予備のプロペラ
- USBケーブル
- 日本語説明書
初期設定は、バッテリーを充電し、ドローンと送信機をバインド(接続)するだけ。日本語の説明書も付属しているので、迷うことはありませんでした。FPVゴーグルもすぐに使用できるようになっており、本当に手軽です。
実際に飛ばしてみた
まずは室内で飛ばしてみました。Cetusドローンは、オプティカルフローセンサーとレーザー高度維持機能により、安定したホバリングを実現しています。そのため、初心者でも簡単に操作できます。N/S/Mの3つの飛行モードがあり、最初は安定性の高いノーマルモードで練習し、慣れてきたらアクロバティックな飛行が楽しめるマニュアルモードに挑戦するのがおすすめです。
FPVゴーグルを通して見る映像は、まさに自分がドローンに乗っているような感覚。臨場感あふれる映像に、すぐに夢中になりました。壁や障害物を避けながら、自由自在に飛び回る感覚は、今までのドローン体験とは全く異なるものでした。
競合製品との比較
同じような初心者向けFPVドローンとして、Emax Tinyhawk III Ready to Fly Kitなどがあります。Cetus FPV Kitと比較した場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
項目 | BETAFPV Cetus FPV Kit | Emax Tinyhawk III Ready to Fly Kit |
---|---|---|
価格 | 〇(やや安価) | △ |
設定の容易さ | ◎(設定不要) | 〇(ある程度の設定が必要) |
飛行の安定性 | ◎(オプティカルフロー、レーザー高度維持) | 〇 |
拡張性 | △(カスタマイズ性は低い) | 〇(ある程度のカスタマイズが可能) |
飛行時間 | 〇 (約4-5分) | 〇 (約3-4分) |
Cetus FPV Kitは、設定の容易さと飛行の安定性において優れています。とにかく手軽にFPVを始めたいという方におすすめです。一方、Tinyhawk IIIは、ある程度の知識が必要ですが、より本格的なFPVを楽しみたい、カスタマイズを楽しみたいという方に向いています。
メリット・デメリット
メリット
- 手軽さ: 設定不要で、すぐにフライトを楽しめる
- 安定性: オプティカルフローとレーザー高度維持機能で安定した飛行
- 安全性: 100g未満で、航空法の規制を受けにくい
- オールインワン: 必要なものが全て揃っている
デメリット
- 拡張性: カスタマイズ性は低い
- バッテリー: バッテリー容量が小さく、飛行時間が短い
こんな人におすすめ
- ドローン初心者
- FPVに興味があるけど、設定が難しそうと感じている人
- 手軽にFPVを楽しみたい人
- 室内で安全にドローンを飛ばしたい人
まとめ
BETAFPV Cetus FPV Kitは、手軽にFPVの世界を体験できる、初心者にとって最適なドローンセットです。設定の容易さ、飛行の安定性、安全性など、様々な面で優れており、FPVの楽しさを存分に味わうことができます。初めてのドローンとして、自信を持っておすすめします。
さあ、Cetus FPV Kitで、あなたもFPVの世界に飛び込んでみませんか?