ソニー WH-CH720N レビュー:軽さ、音質、ノイキャン、全部入り!?
ソニーから発売されているワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン、WH-CH720N。1000Xシリーズの技術を継承しつつ、より手軽にノイズキャンセリングを楽しめるモデルとして登場しました。
この記事では、実際にWH-CH720Nを使ってみた感想を、良い点・悪い点を含めて徹底的にレビューします。「ながら聴き」にも最適な理由や、競合製品との比較についても詳しく解説しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
WH-CH720Nの概要
WH-CH720Nは、ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンです。特徴は以下の通り。
- 軽量設計: 約192gという軽さで、長時間使用でも疲れにくい
- ノイズキャンセリング機能: 1000Xシリーズにも搭載されている統合プロセッサーV1を搭載
- 外音取り込み機能: 周囲の音を聞きながら音楽を楽しめる
- ロングバッテリー: ノイズキャンセリングON時で最大35時間、OFF時で最大50時間
- マルチポイント接続: 2台の機器と同時接続可能
WH-CH720Nを使ってみた感想
実際にWH-CH720Nを1週間ほど使ってみました。使用感や音質、ノイズキャンセリング性能などについて、詳しくレビューしていきます。
軽さが正義!長時間使用でも疲れない
まず驚いたのは、その軽さです。約192gという軽さは、装着していることを忘れるほど。長時間音楽を聴いたり、動画を見たりしても、ほとんど疲れませんでした。これは、通勤・通学で毎日使う人や、テレワークで長時間ヘッドホンをする人にとって大きなメリットだと思います。
ノイズキャンセリング性能は必要十分
WH-CH720Nのノイズキャンセリング性能は、1000Xシリーズには及ばないものの、十分実用的です。電車の走行音や、カフェの騒音などをしっかりと遮断してくれます。特に、高音域のノイズキャンセリング性能が向上したとのことで、人の話し声なども比較的抑えられているように感じました。
ただし、風切り音には弱いようです。強風の中を歩いていると、風の音が結構気になりました。
外音取り込み機能は自然で使いやすい
WH-CH720Nには、外音取り込み機能も搭載されています。音楽を聴きながら、周囲の音も聞こえるので、安全に配慮しながら「ながら聴き」ができます。外音取り込みの音質も自然で、会話もスムーズに行えました。
音質はクリアでバランスが良い
WH-CH720Nの音質は、クリアでバランスが良いです。低音から高音まで、しっかりと鳴らしてくれます。特に、ボーカルの音域がクリアに聞こえるので、ポップスやアニソンなどを聴くのに最適だと思います。重低音をズンズン響かせたい人には、少し物足りないかもしれません。
通話品質は良好
WH-CH720Nは、通話品質も良好です。高精度ボイスピックアップテクノロジーにより、自分の声をクリアに相手に届けることができます。テレワークでのオンライン会議などでも、安心して使用できます。
WH-CH720Nのメリット・デメリット
WH-CH720Nのメリット・デメリットをまとめました。
メリット
- 軽量で長時間使用でも疲れにくい
- 必要十分なノイズキャンセリング性能
- 自然で使いやすい外音取り込み機能
- クリアでバランスの良い音質
- 良好な通話品質
- マルチポイント接続に対応
- ロングバッテリー
デメリット
- 風切り音に弱い
- 重低音を求める人には物足りないかも
- 上位機種と比べるとノイズキャンセリング性能は劣る
WH-CH720Nはどんな人におすすめ?
WH-CH720Nは、以下のような人におすすめです。
- 長時間ヘッドホンを使用する人
- 通勤・通学中に音楽を聴きたい人
- テレワークでオンライン会議をする人
- 「ながら聴き」をしたい人
- 手軽にノイズキャンセリングを楽しみたい人
競合製品との比較
WH-CH720Nと競合する製品として、Anker Soundcore Life Q30や、Technics EAH-A800などが挙げられます。
製品名 | WH-CH720N | Anker Soundcore Life Q30 | Technics EAH-A800 |
---|---|---|---|
メーカー | ソニー(SONY) | Anker | Technics |
重量 | 約192g | 約260g | 約298g |
ノイズキャンセリング性能 | 1000Xシリーズに準拠、必要十分 | 調整可能 | 高性能 |
外音取り込み | 対応 | 対応 | 対応 |
音質 | クリアでバランスが良い | 調整可能 | 高音質 |
バッテリー持続時間 | 最大35時間(NC ON)、最大50時間(NC OFF) | 最大40時間(NC ON) | 最大50時間(NC ON)、最大60時間(NC OFF) |
価格 | 15,000円程度 | 8,000円程度 | 30,000円程度 |
Anker Soundcore Life Q30は、WH-CH720Nよりも安価で、ノイズキャンセリング性能や音質を調整できる点が魅力です。Technics EAH-A800は、WH-CH720Nよりも高価ですが、より高性能なノイズキャンセリングと高音質を実現しています。
まとめ
ソニー WH-CH720Nは、軽量で長時間使用でも疲れにくく、必要十分なノイズキャンセリング性能とクリアな音質を備えた、バランスの良いワイヤレスヘッドホンです。「ながら聴き」にも最適で、普段使いにぴったりの一台だと思います。
購入を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。