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【実機レビュー】レトロアーケード ディグダグ:手のひらサイズで蘇る80年代の興奮!

【実機レビュー】レトロアーケード ディグダグ:手のひらサイズで蘇る80年代の興奮!

80年代のアーケードゲーム黄金期を彩った名作、ディグダグ。その懐かしいゲームが、全高約17cmのコンパクトな筐体で現代に蘇りました。今回、dreamGEAR社の「レトロアーケード <ディグダグ>」を入手し、実際にプレイしてみたので、その魅力を徹底レビューします。

外観と第一印象

まず、箱を開けて手に取った時の印象は「小さいけど、ちゃんとアーケードゲームだ!」という驚きでした。筐体のデザインは、オリジナルのアーケードゲームを忠実に再現しており、細部までこだわって作られています。2.75インチのフルカラースクリーンは、発色が鮮やかで、ディグダグの世界観をしっかりと表現しています。

取り外し可能なジョイスティックは、操作性も良く、当時のアーケードゲームの感覚を思い出させてくれます。音量調整機能や3.5㎜ヘッドホン端子も搭載されており、場所や時間を選ばずにゲームを楽しめるのが嬉しいポイントです。

実際にプレイしてみた感想

電源を入れて、実際にディグダグをプレイしてみました。操作方法はオリジナルと全く同じで、すぐにゲームに没頭することができました。敵をポンプで膨らませて破裂させる爽快感や、岩を落として敵をまとめて倒す戦略性など、ディグダグならではの面白さが、この小さな筐体でも存分に味わえます。

液晶画面は小さいながらも、ドットの粗さが良い意味でレトロ感を演出し、懐かしい気分にさせてくれます。ボタンの配置も絶妙で、操作性は良好です。ただ、本体が小さい分、激しい操作をすると本体が動いてしまうことがあるので、滑り止めシートなどを敷いておくとより快適にプレイできるでしょう。

競合製品との比較

レトロゲーム機として有名なのは、任天堂の「ニンテンドークラシックミニ」シリーズです。ニンテンドークラシックミニは、複数のゲームが内蔵されているのが魅力ですが、個別のアーケードゲームを忠実に再現しているという点では、この「レトロアーケード」シリーズに軍配が上がります。また、同じようなコンセプトの商品として、タカラトミーアーツの「ゲーム&ウオッチ」シリーズがありますが、こちらは液晶画面がモノクロであるため、カラーでディグダグを楽しみたい方には「レトロアーケード」がおすすめです。

以下に比較表をまとめました。

製品名 特徴 メリット デメリット
レトロアーケード <ディグダグ> 個別アーケードゲームの忠実な再現、カラー液晶 懐かしさを追求できる、場所を選ばずプレイ可能 画面が小さい、激しい操作で本体が動くことがある
ニンテンドークラシックミニ 複数のゲーム内蔵 様々なゲームを楽しめる、コストパフォーマンスが高い 個別アーケードゲームの再現度は低い
ゲーム&ウオッチ シンプルなゲーム性、コンパクト 持ち運びやすい、手軽に遊べる 液晶画面がモノクロ

メリット・デメリット

メリット

デメリット

  • 画面が小さい
  • 単3乾電池4本が必要(別売)
  • 激しい操作で本体が動くことがある

こんな人におすすめ

まとめ

「レトロアーケード <ディグダグ>」は、手のひらサイズで蘇った80年代の興奮を、手軽に味わえる魅力的なアイテムです。場所を選ばずにプレイできる手軽さや、オリジナルのアーケードゲームを忠実に再現したデザインは、当時のファンはもちろん、レトロゲームに興味がある若い世代にもおすすめです。単3電池が必要だったり、画面が小さいといった点はありますが、それを差し引いても、十分に楽しめる価値があると思います。

ディグダグとともに、あの頃の思い出をもう一度体験してみてはいかがでしょうか。