Anker soundcore Q20i レビュー:通勤・通学を快適にするノイキャンヘッドホンの新定番?
Ankerのsoundcoreシリーズから登場した「Q20i」。 6,990円という価格帯ながら、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング、最大60時間の長時間再生、アプリでのサウンドカスタマイズなど、充実の機能を備えたワイヤレスヘッドホンです。
通勤・通学時の騒音に悩まされている方や、手軽に高音質な音楽を楽しみたい方にとって、非常に魅力的な選択肢となるのではないでしょうか。
soundcore Q20iの概要
まず、soundcore Q20iの主な特徴をまとめます。
- ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング (ANC):周囲の騒音を効果的に低減
- 最大60時間の長時間再生:バッテリー切れの心配なし
- アプリでのカスタマイズ:自分好みの音質に調整可能
- マルチポイント接続:2台のデバイスに同時接続可能
- 外音取り込みモード:周囲の音を聞きながら音楽を楽しめる
これらの機能により、soundcore Q20iは様々なシーンで活躍します。
実機レビュー:実際に使ってみた感想
実際にsoundcore Q20iを数週間使用してみたので、その感想を詳しくレビューします。
デザインと装着感
シンプルなデザインで、色はホワイトを選びました。マットな質感で安っぽさは感じません。
装着感は良好です。イヤーパッドは柔らかく、長時間装着していても耳が痛くなりにくいです。ただ、密閉性が高いため、夏場は少し蒸れるかもしれません。
ノイズキャンセリング性能
soundcore Q20iの最大の魅力は、やはりノイズキャンセリング性能です。
電車内での騒音、カフェでの話し声、オフィスの空調音など、気になる騒音を効果的に低減してくれます。音楽に集中したい時や、静かに作業したい時に非常に役立ちます。
特に、低音域の騒音に対する効果が高いと感じました。電車の走行音や車のエンジン音などがかなり軽減されます。
ただし、完全に無音になるわけではありません。人の声やアナウンスなど、一部の音は聞こえます。
音質
音質は、この価格帯のヘッドホンとしては十分満足できるレベルです。
低音はパワフルで迫力があり、高音はクリアで伸びがあります。全体的にバランスが良く、様々なジャンルの音楽を楽しめます。
専用アプリを使用すれば、イコライザーで音質を細かく調整できます。自分の好みに合わせて、低音を強調したり、高音をクリアにしたりすることができます。
バッテリー
バッテリー持ちは非常に良いです。ノイズキャンセリングをオンにした状態でも、40時間以上音楽を再生できます。1週間充電しなくても使えるので、非常に助かります。
他のヘッドホンとの比較
同じ価格帯のワイヤレスヘッドホンとして、例えば、ソニーの「WH-CH520」や、JBLの「TUNE 510BT」などが挙げられます。
これらの製品と比較すると、soundcore Q20iはノイズキャンセリング性能とバッテリー持ちで優位性があります。
一方、音質に関しては、好みが分かれるかもしれません。ソニーのWH-CH520は、より自然でクリアな音質だと感じる人もいるでしょう。
項目 | soundcore Q20i | SONY WH-CH520 | JBL TUNE 510BT |
---|---|---|---|
ノイズキャンセリング | 〇 | × | × |
バッテリー | 最大60時間 | 最大50時間 | 最大40時間 |
価格 | 6,990円 | 5,500円 | 4,500円 |
マルチポイント | 〇 | 〇 | × |
(価格はAmazonでの販売価格、2024年5月時点)
メリット・デメリット
メリット
- 高いノイズキャンセリング性能
- 長時間バッテリー
- アプリで音質をカスタマイズ可能
- マルチポイント接続に対応
- 価格が手頃
デメリット
- 夏場は蒸れる可能性がある
- ノイズキャンセリング時に若干音質が変化する
まとめ:Q20iは「買い」か?
Anker soundcore Q20iは、6,990円という価格で、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング、長時間バッテリー、アプリでのカスタマイズなど、充実の機能を備えたワイヤレスヘッドホンです。
通勤・通学時の騒音に悩まされている方や、手軽に高音質な音楽を楽しみたい方にとって、非常におすすめできる製品です。
初めてノイズキャンセリングヘッドホンを購入する方にも、最適な選択肢となるでしょう。