PS5『Ghost of Tsushima Director's Cut』徹底レビュー:時代劇オープンワールドの決定版、壹岐之譚でさらに深化!
PS4で大ヒットした『Ghost of Tsushima』。その完全版とも言える『Ghost of Tsushima Director's Cut』がPS5で登場しました。追加要素満載で、特に新規ストーリー「壹岐之譚」はファン必見!
『Ghost of Tsushima Director's Cut』とは?
『Ghost of Tsushima』本編に加え、デジタルデラックス版のアイテム、オンライン協力プレイ「Legends/冥人奇譚」、そして完全新規ストーリー「壹岐之譚」がセットになった、まさに完全版です。
ストーリー
舞台は13世紀末の日本。元寇を背景に、対馬を舞台とした武士の物語が展開されます。主人公・境井仁(さかい じん)は、武士としての誇りと、民を守るために「冥府から蘇った者(冥人)」として戦う葛藤を抱えながら、故郷を守り抜くために戦います。
「壹岐之譚」で描かれる新たな物語
「壹岐之譚」では、仁が新たな舞台・壹岐島で、過去のトラウマと向き合いながら、新たな敵に立ち向かいます。対馬とは異なる文化や風景が楽しめ、より深く『Ghost of Tsushima』の世界に浸れます。
PS5版ならではの進化
PS5版では、ロード時間の短縮、4K解像度、60fpsの滑らかな映像、DualSenseコントローラーのハプティックフィードバックなど、PS5の性能を最大限に活かした進化を遂げています。没入感が段違いです。
良かった点
- 美しいグラフィックと没入感: PS5の性能を活かしたグラフィックは圧巻。特に自然描写が素晴らしく、風の音や草木の揺れなど、細部まで丁寧に作り込まれています。
- 爽快な剣戟アクション: 敵を斬り倒す爽快感は格別。敵の種類や状況に応じて様々な戦闘スタイルを使い分ける戦略性も楽しめます。
- 心に響くストーリー: 武士道、葛藤、仲間との絆など、様々なテーマが織り込まれた重厚なストーリーは、深く心に響きます。
- 「壹岐之譚」の追加: 新たな舞台、新たな敵、新たな物語。本編とは異なる魅力が詰まっています。
気になった点
- ロード時間の短縮はされているものの…: PS4版に比べれば大幅に改善されていますが、それでも若干のロード時間があります。
- 一部イベントシーンの演出: ストーリーを盛り上げる演出は素晴らしいのですが、一部冗長に感じる部分も。
他の時代劇ゲームとの比較
コーエーテクモゲームスの『仁王2』と比較すると、『Ghost of Tsushima』はよりオープンワールドの探索とストーリーに重点が置かれています。『仁王2』はアクション性が高く、難易度も高めですが、『Ghost of Tsushima』は比較的難易度が低く、誰でも楽しめる間口の広さがあります。
こんな人におすすめ
まとめ
『Ghost of Tsushima Director's Cut』は、PS5で時代劇オープンワールドを体験するなら、絶対に外せない一本です。美しいグラフィック、爽快なアクション、心に響くストーリー、そして「壹岐之譚」による新たな体験。全てが進化し、深化した本作をぜひプレイしてみてください。