久保田利伸「As One」レビュー：時代を超えて心に響く普遍的な愛の歌 - 隠れた名盤をいまこそ聴くべき理由
2000年にリリースされた久保田利伸のアルバム「As One」。当時、私はまだ学生でしたが、このアルバムを初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れられません。
概要
「As One」は、久保田利伸のR&Bのルーツを感じさせつつも、より普遍的な愛をテーマにした楽曲が中心となっています。シングル曲「Always Remain」をはじめ、バラードからアップテンポなナンバーまで、多彩な楽曲が収録されており、聴く人を飽きさせません。
ジャケットについて
青を基調としたジャケットは、久保田利伸さんの飾らない表情が印象的です。
個人的な感想
私が特に好きなのは、「声にならない」という曲です。切ないメロディと、愛する人を想う気持ちがストレートに伝わってくる歌詞に、当時、恋愛で悩んでいた私は深く共感しました。この曲を聴くと、今でも当時の感情が鮮やかに蘇ってきます。
また、「Keep Holding U」は、アップテンポでノリが良く、聴いていると自然と体が動き出します。ライブでも盛り上がる定番曲で、久保田利伸のエンターテイナーとしての魅力を存分に味わえます。
競合製品との比較
同時期にリリースされた他のアーティストのR&Bアルバムと比較すると、「As One」は、よりJ-POPの要素が強く、親しみやすいメロディが特徴です。例えば、宇多田ヒカルさんの「Distance」は、より実験的なサウンドが特徴ですが、「As One」は、より多くの人に受け入れられるような、普遍的な魅力を持っています。
メリット・デメリット
メリット
- 普遍的な愛をテーマにした歌詞が、時代を超えて心に響く
- R&Bの要素を取り入れつつも、J-POPとして聴きやすいメロディ
- バラードからアップテンポまで、多彩な楽曲が収録されており、飽きさせない
- 久保田利伸の歌唱力と表現力が光る
デメリット
- R&Bマニアには、少し物足りないかもしれない
- 歌詞が少し甘すぎるという人もいるかもしれない
こんな人におすすめ
まとめ
久保田利伸の「As One」は、時代を超えて心に響く、普遍的な愛の歌が詰まった名盤です。R&Bの要素を取り入れつつも、J-POPとして聴きやすいメロディは、多くの人に愛される理由でしょう。ぜひ、一度聴いてみてください。
