伝説のブルースマンを追え!映画『クロスロード』DVDレビュー
音楽好き、特にギターをかき鳴らす若者なら一度は耳にしたことがあるかもしれない「ロバート・ジョンソン」。 伝説的なブルースマンの謎めいた人生をモチーフにした映画『クロスロード』のDVDについて、今回は熱く語りたいと思います。
あらすじ
クラシックギターの腕に自信のある少年ユージンは、ブルースのルーツを探るうちに、伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンが残したとされる未発表曲の存在を知ります。 彼は老人ウィリー・ブラウンと出会い、ミシシッピのクロスロードを目指す旅に出る。
音楽好きなら絶対にハマる!
この映画の魅力は、何と言っても音楽! ブルースはもちろん、クラシックギターの美しい旋律、そしてスティーヴ・ヴァイが演じるジャック・バトラーとのギターバトルは圧巻です。 特に最後のギター対決は、手に汗握る展開で、音楽好きならずとも興奮すること間違いなし!
ギターキッズだったあの頃
私自身、高校時代にギターに夢中になり、ブルースをかじっていた時期がありました。 ロバート・ジョンソンの「クロスロード」を聴きまくり、映画の存在を知ってすぐにDVDを購入。 擦り切れるほど何度も観た記憶があります。 主人公ユージンのように、私もいつか本場のブルースを体感したい!そんな気持ちにさせてくれる作品でした。
DVDならではの楽しみ方
DVDの良いところは、好きなシーンを何度もリピートできること。 ギターバトルのシーンをコマ送りで研究したり、登場人物のファッションをじっくり観察したり。 映画館では味わえない楽しみ方ができます。
競合作品との比較
音楽をテーマにした映画は数多くありますが、ブルースに焦点を当てた作品は意外と少ないです。 例えば、チャック・ベリーを描いた「ヘイル!ヘイル!ロックンロール」はロックンロールの歴史を知る上で外せない作品ですが、ブルースとは少し毛色が違います。 また、「Ray/レイ」はレイ・チャールズの伝記映画として素晴らしいですが、本作のような青春要素は薄めです。 『クロスロード』は、音楽、青春、友情、そして伝説へのロマンが絶妙にブレンドされた、唯一無二の作品と言えるでしょう。
メリット・デメリット
メリット
- 音楽の素晴らしさ
- ギターバトルの迫力
- 青春ストーリーとしての面白さ
- 何度見ても飽きない
デメリット
- ストーリー展開に若干のご都合主義
- ブルースに興味がない人には響かない可能性も
こんな人におすすめ
- ギターを弾く人
- ブルースが好きな人
- 音楽映画が好きな人
- 青春映画が好きな人
- 何か熱中できるものを見つけたい人
まとめ
映画『クロスロード』は、音楽の力、夢を追うことの素晴らしさを教えてくれる、青春音楽映画の傑作です。 ギターキッズだったあの頃の情熱を思い出させてくれる、私にとって特別な作品。 ぜひDVDで、ロバート・ジョンソンの魂に触れてみてください。