ソニーSF-G128T SDカード：プロが語る、写真の可能性を広げる秘密

一眼レフカメラやミラーレスカメラを愛用する皆さん、SDカード選びで悩んだことはありませんか？今回は、プロの現場でも信頼されるソニーのSDXCメモリーカード「SF-G128T」を実際に使用し、その実力を徹底レビューします。

高速転送でストレスフリーな撮影体験

まず驚くのは、その圧倒的な転送速度です。読み出し速度は最大300MB/s、書き込み速度は最大299MB/sというハイスペック。実際にRAWデータで連写をしてみましたが、書き込み待ちでストレスを感じることは全くありませんでした。

以前使用していたTranscendのSDカードと比較すると、データの書き込み速度は体感で2倍以上速く、撮影後のワークフローが大幅に改善されました。

プロの現場では、機材の故障は許されません。SF-G128Tは、その点でも非常に信頼できます。曲げ強度18倍、5m落下試験クリアという高い堅牢性に加え、防水性(IPX8)・防塵性(IP6X)も備えています。

先日、雨の中で撮影する機会がありましたが、SF-G128Tのおかげで安心して撮影に集中できました。他社のSDカードでは考えられない安心感です。

SF-G128Tには、リブレス仕様やライトプロテクトスイッチレス仕様など、細部にわたってトラブルを防止する工夫が凝らされています。

リブレス仕様は、端子リブの破損によるトラブルを防ぎます。ライトプロテクトスイッチレス仕様は、スイッチ破損や予期せぬスライドによるトラブルを防止します。

これらの工夫は、普段は意識しないかもしれませんが、いざという時に役立つこと間違いなしです。

万が一のデータトラブルに備え、データ復旧ソフト「Memory Card File Rescue」とフラッシュメモリー状態診断ソフト「SD Scan Utility」が付属しています。

「Memory Card File Rescue」は、誤って削除してしまったデータや、破損したデータを復旧することができます。「SD Scan Utility」は、SDカードの寿命を予測し、交換時期を知らせてくれます。

これらのソフトは、大切なデータを守る上で非常に心強い存在です。

競合製品として、SanDiskのExtreme Proシリーズが挙げられます。

SanDisk Extreme Proも高速な転送速度と高い堅牢性を誇りますが、実際に使ってみると、ソニーSF-G128Tの方が若干書き込み速度が速いように感じました。

また、SF-G128Tにはデータ復旧ソフトと状態診断ソフトが付属している点も、SanDisk Extreme Proにはない大きなメリットです。

ソニーSF-G128Tは、高速な転送速度、高い堅牢性、トラブルを防止する工夫、そして万が一のデータトラブルに備えたソフトが付属した、まさにプロ仕様のSDカードです。

価格はやや高めですが、その性能と信頼性を考えれば、十分に価格に見合う価値があると言えるでしょう。

SDカード選びで迷っている方は、ぜひSF-G128Tを試してみてください。あなたの写真ライフが、きっとより豊かになるはずです。