Anker PowerCore Fusion 5000 レビュー:コンセント一体型モバイルバッテリーは、もう手放せない!
モバイルバッテリーとUSB充電器が一体になったAnker PowerCore Fusion 5000。これ一つあれば、コンセントから直接充電もできるし、外出先でのバッテリー切れにも対応できるという、まさに「いいとこどり」のアイテムです。今回は、実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを正直にレビューします。
PowerCore Fusion 5000 の概要
Anker PowerCore Fusion 5000は、5000mAhのモバイルバッテリーと2ポートUSB充電器が一体になった製品です。コンセントに直接挿して充電できるので、ACアダプタを持ち歩く必要がありません。普段はUSB充電器として使い、必要な時にモバイルバッテリーとして持ち出せるのが便利です。
- 容量: 5000mAh
- ポート: USB-A × 2
- 特徴: コンセント一体型、折りたたみ式プラグ
- Anker独自技術: PowerIQ, VoltageBoost
実際に使ってみた感想
デザインと使いやすさ
まず手に取って感じたのは、そのコンパクトさ。コンセントプラグが折りたたみ式になっているので、カバンに入れても邪魔になりません。マットな質感も良く、指紋がつきにくいのも嬉しいポイントです。
使い方は非常にシンプルで、コンセントに挿すだけで充電できます。充電中はLEDインジケーターが点灯し、バッテリー残量が一目でわかります。モバイルバッテリーとしての使用時は、ボタンを押すだけで充電が開始されます。
充電速度
Anker独自のPowerIQとVoltageBoost技術により、対応機器への充電速度は非常に速いです。iPhone 13 Proを充電してみたところ、30分で約50%まで充電できました。ただし、Qualcomm Quick Chargeには対応していないため、Quick Charge対応のAndroid端末などでは、充電速度が遅くなる可能性があります。
バッテリー容量
5000mAhのバッテリー容量は、スマホを約1回フル充電できる程度です。ヘビーユーザーには少し物足りないかもしれませんが、普段使いには十分でしょう。旅行や出張の際には、これ一つあれば安心です。
メリット・デメリット
メリット
- コンセント一体型で、ACアダプタが不要
- コンパクトで持ち運びやすい
- Anker独自のPowerIQとVoltageBoostによる高速充電
- パススルー充電に対応
デメリット
- Qualcomm Quick Chargeに非対応
- バッテリー容量が5000mAhと少なめ
- USB-Cポートがない
他社製品との比較
同じようなコンセント一体型モバイルバッテリーとして、CIO LilNob 3in1があると思います。CIO LilNob 3in1は、USB-Cポートも搭載しており、PD充電にも対応している点が魅力です。しかし、価格がPowerCore Fusion 5000よりも高いというデメリットがあります。
Anker PowerCore Fusion 5000 | CIO LilNob 3in1 | |
---|---|---|
ポート | USB-A × 2 | USB-C × 1, USB-A × 1 |
PD充電 | × | 〇 |
価格 | 3,590円 | 4,980円 |
こんな人におすすめ
- ACアダプタを持ち歩きたくない人
- 旅行や出張が多い人
- 普段使いのモバイルバッテリーを探している人
- Anker製品が好きな人
まとめ
Anker PowerCore Fusion 5000は、コンセント一体型で持ち運びやすく、普段使いに最適なモバイルバッテリーです。Qualcomm Quick Chargeに非対応な点や、バッテリー容量が少なめな点はデメリットですが、それを補って余りある便利さがあります。価格もお手頃なので、初めてモバイルバッテリーを購入する人にもおすすめです。