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まさかここまでとは…!RetroN GXがPCエンジンを「今」のゲームにする衝撃の実力

まさかここまでとは…!RetroN GXがPCエンジンを「今」のゲームにする衝撃の実力

PCエンジンやTurboGrafx-16――あの頃、僕らの心を熱くさせた名作の数々。 美しいグラフィック、唯一無二のサウンド、そしてアーケードに負けない迫力のゲーム体験は、今も色褪せることなく、多くのレトロゲーマーの脳裏に焼き付いていることでしょう。 しかし、現代の大型テレビで当時のゲームを遊ぶとなると、画質の粗さが気になったり、そもそも本体が劣化していたり…と、なかなか気軽にプレイできないのが悩みでした。

そんな長年のレトロゲーマーの夢を、まさかここまで叶えてくれるとは! 今回ご紹介するのは、PCエンジン&TurboGrafx-16のゲームに対応したHD互換機、「RetroN GX」です。 まるで魔法にかかったかのように、あの名作たちが美しく蘇る体験は、まさに感動のひと言でした。

RetroN GXってどんなゲーム機?特徴を深掘り!

RetroN GXは、PCエンジンやTurboGrafx-16のHuCard、そしてTurboChipといった懐かしいメディアをそのまま挿して遊べる互換機です。 単なる互換機と侮るなかれ、その機能はレトロゲーマーの「こうだったらいいのに!」を凝縮しています。

【驚きのHD出力】あの名作が最新テレビで鮮やかに!

私が最も感動したのは、そのHD出力対応です。 古き良きドット絵が、最新の液晶テレビでもぼやけることなく、くっきりと鮮明に映し出されるんです。 例えば、『スプラッターハウス』のグロテスクながらも味のあるキャラクターや、『R-TYPE』の緻密なメカニックデザインが、まるで現代のHDゲームのように美しい。 「こんなに綺麗なグラフィックだったのか!」と、思わず声を上げてしまいました。

【選べるアスペクト比】昔の雰囲気をそのままに、現代的な画面でも!

オリジナルの4:3比率と、現代のテレビに合う16:9比率を簡単に切り替えられるのも嬉しいポイント。 私はまず4:3で当時の雰囲気を味わい、その後16:9で画面いっぱいに広がる迫力を楽しんでみました。 どちらのモードでも映像の乱れはなく、作り手のこだわりを感じる機能だと心から思いました。

【専用コントローラー】手に吸い付くような操作感!

付属の専用コントローラーは、手に馴染むデザインで、昔ながらの操作感を忠実に再現してくれます。 ボタンの押し心地、十字キーの反応、どれをとっても違和感がなく、あの頃の指の感覚が蘇るようです。 これが、レトロゲームを心ゆくまで楽しむ上で、いかに重要か、痛感しました。

【クイックセーブ機能】セーブがないゲームも安心!

レトロゲームにはセーブ機能がないものが多く、クリアまでぶっ通しでプレイするしかなかった時代を思い出しますよね。 RetroN GXにはなんとクイックセーブ機能が搭載されているんです! これは本当に革命的です。 「あのステージが苦手なんだよな…」という時でも、気軽に中断して再開できる。 現代のゲームと同じように、自分のペースでじっくりと名作を攻略できるのは、まさに至福の体験です。

【正直レビュー】使ってみて感じたメリット・デメリット

実際にRetroN GXを触ってみて、感じたことをまとめてみました。 あくまで私の主観ですが、皆さんの参考になれば幸いです。

メリット

  • HD出力による視覚的感動: ぼやけた映像とはもうおさらば。名作が息を吹き返したかのような鮮明さに驚きます。
  • クイックセーブの利便性: 「あと少しでクリアなのに…」という悲劇はもう起こりません。気軽にプレイを中断・再開できます。
  • HuCard/TurboChipそのまま対応: 大切なカセットがそのまま使えるのは、コレクターにとっても嬉しいポイントです。
  • 専用コントローラーの操作感: レトロゲームはやはり当時の操作感があってこそ。このコントローラーは期待を裏切りません。
  • 比較的手頃な価格帯: 他の高性能互換機と比べても、手に届きやすい価格でこのクオリティは素晴らしいです。

デメリット

  • CD-ROM2には非対応: PCエンジンCD-ROM2SUPER CD-ROM2などのCDベースのゲームはプレイできません。これは少し残念ですが、HuCardに特化したことで本体のコンパクトさや安定性を実現していると考えると納得できます。
  • 完全再現ではない可能性: FPGAベースの超高精度互換機ではありません。ごく一部のタイトルで挙動が異なる可能性はゼロではありませんが、私の手持ちのタイトルでは全く問題なく楽しめました。

競合機と徹底比較!RetroN GXが選ばれる理由

PCエンジンを現代の環境で楽しむ方法はいくつかありますが、RetroN GXはどのような立ち位置なのでしょうか? 代表的な選択肢と比較してみましょう。

比較項目 RetroN GX Analogue Duo レトロフリーク (PCエンジンギアコンバーター使用) PCエミュレーター
対応ゲーム HuCard, TurboChip (PCエンジン/TG-16) HuCard, CD-ROM2など (PCエンジン/TG-16) HuCard (専用コンバーター要), 多機種 ROMデータ (PCエンジン)
HD出力 〇 (720pアップスケール) 〇 (FPGAによる高精度出力) 〇 (720p) PCの性能による
専用コントローラー × (汎用USBコントローラー) 汎用USBコントローラー
クイックセーブ
価格 比較的安価 高価 中程度 (本体+コンバーター) 無料 (ROMは別途用意)
特長 手軽にHDでHuCardを体験、専用コントローラー 高精度な再現性、CD-ROM2対応、こだわりの品質 多機種対応、データ化して管理可能 手軽に多数のゲームをプレイ可能

「最高の再現性を求めるならAnalogue Duo」という意見もあるでしょう。 しかし、Analogue Duoは非常に高価で、入手も困難な場合があります。 その点、RetroN GXは手頃な価格でありながら、HD画質での出力やクイックセーブといった現代的な快適さを兼ね備え、さらに専用コントローラーまで付属しているのが最大の魅力です。

また、多機種に対応するレトロフリークも素晴らしいですが、PCエンジンを遊ぶには別途ギアコンバーターが必要で、コントローラーも汎用的なものを使うことになります。 RetroN GXはPCエンジン/TG-16に特化しているからこそ、専用設計のコントローラーで「あの頃」の操作感を再現し、ストレスなくゲームに没頭できるんです。 PCやスマートフォンエミュレーターも手軽ですが、やはり実物のHuCardを挿してプレイする「儀式」のような体験は、RetroN GXでしか味わえません。

RetroN GXは、「手軽に、高品質なHD環境で、実機に近い体験をしたい」という、まさに私のようなPCエンジン愛好家にとって、理想的な選択肢だと断言できます。

まとめ:PCエンジン愛好家よ、RetroN GXは「買い」だ!

もしあなたが、PCエンジンやTurboGrafx-16のゲームが大好きで、「もう一度あの頃の感動を、もっと綺麗な画面で味わいたい!」「気軽に中断したり再開したりしながら、ゆっくり名作を攻略したい!」と考えているなら、このRetroN GXは間違いなく「買い」です。

当時のHuCardやTurboChipをそのまま活用できる手軽さ、そしてHD出力による鮮やかな映像は、長年の夢を叶えてくれるでしょう。 私もRetroN GXを手にしてから、改めてPCエンジンの名作たちを遊び直す日々を送っています。 まるでタイムマシンに乗って、あの頃の興奮を再体験しているかのようです。

ぜひ、この感動をあなたも体験してみてください。