【VGP金賞&コスパ大賞】EarFun Air Pro 4は“次世代の音”を体験させるか?1万円台でハイレゾロスレスと50dBノイキャンの常識を覆す!
「VGP 2025 金賞」そして「コスパ大賞」を受賞したワイヤレスイヤホン、それがEarFun Air Pro 4です。正直なところ、この価格帯でこれほどのスペックが実現できるのかと半信半疑でした。しかし、実際にこのイヤホンを耳にした瞬間、私のオーディオ体験に対する常識は完全に覆されたのです。
「ハイレゾロスレス」「50dBアダプティブANC」「Snapdragon Sound™」「Auracast™対応」など、次世代のキーワードがこれでもかと詰め込まれたEarFun Air Pro 4。果たしてその実力は本物なのでしょうか?実際に使い込んで感じた、このイヤホンの魅力と可能性を徹底レビューします。
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EarFun Air Pro 4がもたらす革新的なオーディオ体験
EarFun Air Pro 4の最大の魅力は、その先進的な技術がもたらす圧倒的な音質と機能性です。単なるスペックの羅列ではなく、それが私たちの日常のオーディオ体験をどう変えるのか、深掘りしていきます。
圧倒的な高音質を実現する「aptX Lossless」と「LDAC」
EarFun Air Pro 4は、クアルコムの最先端チップ「QCC3091」を搭載し、まさに“ハイレゾワイヤレスの申し子”と呼ぶにふさわしい性能を誇ります。特筆すべきは、「aptX Lossless」と「LDAC」の両コーデックに対応している点です。
aptX Losslessは、Bluetooth接続でありながらCD音質をはるかに超える最大96kHz/24bitのロスレスオーディオ伝送を可能にします。実際にロスレス音源を試聴すると、その情報量の多さに驚かされます。ボーカルの息遣い、楽器一つ一つの響き、そして音源に込められた空気感までが、まるで目の前で演奏されているかのように生々しく伝わってきます。今まで聴き慣れた曲でも、新たな発見があるほどです。
また、LDACは最大990kbpsのビットレートでCDの約3倍の情報量を伝送するため、音の解像度や奥行きが飛躍的に向上します。特にクラシックやジャズのような情報量の多いジャンルでは、楽器の配置や空間の広がりが手に取るように分かり、没入感が段違いです。これまでのワイヤレスイヤホンでは体験できなかった、真のハイレゾサウンドがここにあります。
進化した「QuietSmart 3.0」アダプティブANCで-50dBの静寂を
ノイズキャンセリング性能もEarFun Air Pro 4の大きな進化点です。独自のノイズキャンセリング技術「QuietSmart 3.0」は、最大50dBものノイズ低減を実現し、さらに周囲のノイズレベルに応じて自動でノイズ低減レベルを調整する「アダプティブ(適応型)ノイズキャンセリングテクノロジー」を搭載しています。
電車内での通勤中、カフェでの作業中、あるいはオフィスでの集中したい時など、様々なシーンでこのアダプティブANCの恩恵を感じました。電車特有のゴォーっという低音や、カフェの話し声といった中高音域のノイズが、まるで魔法のようにスッと消え去ります。特に「アダプティブ」機能は優秀で、環境が変わっても手動でモードを切り替える必要がなく、常に最適なノイズキャンセリング効果が得られるのは非常に快適です。
また、イヤホンを耳から外すと自動で音楽が一時停止し、再び装着すると再生が再開される「インテリジェントな装着検知機能」も地味ながら非常に便利。ちょっとした会話の際にサッと外せるのはストレスフリーです。
クリアな通話と低遅延ゲームモード、そして未来を先取りする機能群
通話品質も大幅に向上しています。左右に各3基、合計6基搭載された高性能マイクとAI技術、そして「cVc 8.0」ノイズ除去技術のおかげで、騒がしい屋外や風の強い場所でも、クリアな声を通話相手に届けることができました。オンラインミーティングでも相手から「声が聞き取りやすい」と好評でした。
ゲーマーにとって嬉しいのは、ワイヤレスオーディオの遅延を最大50ms(0.05秒)に短縮する「低遅延ゲームモード」です。リズムゲームやFPSゲームなど、音と映像の同期が重要なコンテンツでも、違和感なく集中してプレイできます。個人的にはYouTube動画を視聴する際にも、リップシンクのズレがほとんど感じられず、快適でした。
さらに、EarFun Air Pro 4は「LE Audio」と「Auracast™」という次世代のBluetooth標準にも対応しています(ファームウェアアップデートで対応予定)。特にAuracast™は、公共スペースでの情報配信や、複数の人と同時に同じ音声を共有するなど、これからのリスニング体験の可能性を広げる画期的な技術です。未来のワイヤレスオーディオの形を先取りしていると言えるでしょう。
その他にも、2台のデバイスに同時接続できる「マルチポイント接続」や、Android端末とスムーズにペアリングできる「Google Fast Pair」にも対応しており、日常使いでの利便性も非常に高いです。
実際に使ってみて感じたメリットとデメリット
メリット
- ハイレゾロスレス対応による圧巻の音質: aptX LosslessとLDACの両方に対応し、ワイヤレスとは思えないほどの高音質を実現。特にAndroidユーザーは恩恵大。
- 強力かつ賢いノイズキャンセリング: 最大50dBのノイズ低減とアダプティブ機能で、どんな環境でも静寂を提供。
- 優れた通話品質: 6マイクとAI技術で、クリアな音声通話が可能。
- 長時間のバッテリーライフ: イヤホン単体で最大11時間、ケース込みで最大52時間の連続再生は、頻繁な充電から解放してくれる。
- コスパの高さ: この価格帯でこれだけの高機能と音質は他に類を見ない。
- 豊富な機能: マルチポイント、Google Fast Pair、低遅延ゲームモード、IPX5防水など、日常使いに嬉しい機能が満載。
デメリット
- LDAC使用時の通信安定性: 商品情報にもあるように、LDACは情報量が多いため、人混みや電波干渉の多い場所では稀に音途切れが発生することがありました。これはLDACの性質上避けられない部分ですが、ビットレートの調整で改善可能です。
- 充電ケースは非防水: イヤホン本体はIPX5防水ですが、充電ケースは防水ではないため、取り扱いには注意が必要です。
- iOSでのハイレゾロスレス非対応: iPhoneユーザーはLDACやaptX Losslessの恩恵を受けられないため、その点はAndroidユーザーと差が出ます。(AACでの高音質再生は可能)
競合製品との比較:EarFun Air Pro 4の立ち位置
ワイヤレスイヤホン市場は競争が激しいですが、EarFun Air Pro 4は独自の強みを持っています。特に、約1万円という価格帯で「aptX Lossless」に対応している点は、他社製品と比較して大きなアドバンテージです。
| 特徴 \ 製品名 | EarFun Air Pro 4 (EarFun) | Soundcore Liberty 4 (Anker) | WF-1000XM5 (Sony) | | :------------------- | :--------------------------------- | :--------------------------------- | :-------------------------------- | | 価格帯 | 約1万円 | 約1.5万円 | 約4万円 | | ノイズキャンセリング | -50dBアダプティブANC | 強力ANC | 業界最高クラスANC | | ハイレゾ対応 | aptX Lossless & LDAC | LDAC | LDAC | | チップ | Qualcomm QCC3091 | 自社開発 | V2プロセッサー | | バッテリー (イヤホン+ケース) | 最大52時間 | 最大28時間 | 最大24時間 | | マルチポイント | 対応 | 対応 | 対応 | | その他 | Snapdragon Sound™, Auracast™対応予定, 低遅延モード | 空間オーディオ, 心拍数センサー | 骨伝導センサー, 高音質通話 |
AnkerのSoundcore Liberty 4はLDACに対応していますが、aptX Losslessには非対応です。EarFun Air Pro 4は、Anker製品と比べて、より純粋な高音質を追求したいユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。ノイズキャンセリング性能に関しても、数値上はEarFun Air Pro 4が優位に立っています。
一方、SonyのWF-1000XM5のようなハイエンドモデルと比較すると、ノイズキャンセリングの最終的な完成度や、細部の音質チューニングには価格なりの差はありますが、EarFun Air Pro 4は「1万円台でここまでの高音質とノイズキャンセリング、そして先進機能が手に入る」という点で、圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。まさに「コスパ大賞」の名にふさわしい製品です。
まとめ:EarFun Air Pro 4は「次世代の音」を届けるか?
EarFun Air Pro 4は、私にとってワイヤレスイヤホンの新しい可能性を感じさせてくれる一台でした。特にaptX Lossless対応による音質の向上は目覚ましく、ワイヤレスでここまでクリアで情報量の多いサウンドが聴ける時代になったのかと感動しました。
強力なノイズキャンセリングと、賢いアダプティブ機能は、日常のあらゆるシーンで静寂と集中を提供してくれます。通話品質の高さや、ゲームモードの低遅延、そして未来を見据えたLE Audio/Auracast対応は、ユーザー体験を一段階引き上げるでしょう。
「ハイレゾ音源をワイヤレスで存分に楽しみたい」「強力なノイズキャンセリングで集中したい」「コスパの良い高機能イヤホンが欲しい」そんなあなたの期待に、EarFun Air Pro 4は間違いなく応えてくれます。VGP金賞とコスパ大賞の二冠は伊達ではありません。
まさに「次世代の音」の片鱗を体験できるEarFun Air Pro 4。
ぜひ一度、この驚くべきイヤホンの実力を体感してみてください。