ジョーゼン ジャイロマスターG40 Movie レビュー:手軽に始める空撮ライフ!
「ドローンで空撮してみたいけど、難しそうだし、値段も高いんでしょ?」
そんな風に思っているあなたにこそ、今回ご紹介したいのがジョーゼン(Jozen)の「ジャイロマスターG40 Movie (ジーフォーティー ムービー)」です。名前の通り「Movie」と付いているので、空撮機能に期待が膨らみますよね。
私はこれまで、本格的なドローンには手が出せずにいましたが、このG40 Movieを手に取り、その手軽さと「空から見る世界」の楽しさにすっかり魅了されました。果たして、この価格でどこまで楽しめるのか、詳しくレビューしていきます!
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開封から初フライトまで:期待と興奮のレビュー
箱を開けてまず驚いたのは、そのコンパクトさ!手のひらサイズの本体は、まさに「おもちゃ」感覚で気軽に扱えます。同梱物は、本体、送信機、充電用USBケーブル、予備のプロペラなど、必要最低限が揃っています。本体のバッテリーは内蔵型で、USBケーブルで簡単に充電できるのが嬉しいポイントでした。
送信機に単4電池を3本セットし、いざ初フライト!初めてのドローン操作に少し緊張しましたが、ジャイロセンサーが搭載されているおかげか、驚くほど安定して飛行してくれました。まるでゲームを操作するような感覚で、あっという間に部屋の中を自由に飛ばせるようになりましたね。初心者でもこれならすぐに慣れるはずです。
「こんなに簡単に飛ばせるなんて!」というのが正直な感想です。最初は壁にぶつかったり、着地に失敗したりもしましたが、プロペラガードのおかげで壊れることもなく、安心して練習できました。
G40 Movieのココがすごい!:メリットを深掘り
実際に飛ばしてみて感じた、G40 Movieの魅力はたくさんあります。
1. 驚くほどの手軽な操作性
搭載されたジャイロセンサーが優秀で、初心者でもホバリングが非常に安定します。スティックから手を離してもその場でピタッと止まってくれるので、焦ることなく操作に集中できます。まさに「買ってすぐに飛ばせる」ドローンです。
2. 空撮の楽しさを手軽に体験
「Movie」の名前が示す通り、カメラを内蔵しており、動画や静止画を撮影できます。スマホに専用アプリをインストールすれば、FPV(一人称視点)でリアルタイムの映像を見ながら飛ばすことが可能。普段見慣れた景色が、空から見ると全く違う表情を見せるのが面白いんです。
3. 5000円以下の高コストパフォーマンス
この価格帯でカメラ付き、しかも安定したフライトができるドローンはなかなかありません。本格的な空撮用ドローンに比べてはるかに安価なので、「まずはドローンがどんなものか試してみたい」という方には最高の入門機だと思います。
4. 室内でのフライトに最適
軽量でコンパクトなため、風の影響を受けやすい屋外よりも、室内でのフライト練習にぴったりです。雨の日でも、リビングで気軽に空撮練習ができるのは大きなメリットだと感じました。
「うーん、惜しい!」:デメリットと注意点
G40 Movieは素晴らしい入門機ですが、いくつか注意しておきたい点もあります。
1. バッテリーの持ち時間
本体の内蔵バッテリーは、フル充電で約5分~7分程度のフライトが限界です。もう少し長く飛ばせたら、さらに楽しめるのに、と感じることはありました。予備バッテリーの購入や、モバイルバッテリーでの充電を考慮すると良いでしょう。
2. カメラ画質は「おもちゃ」レベル
「Movie」という名前から映画のような高画質を期待すると、正直がっかりするかもしれません。画質はあくまでエントリーレベルで、記録用や遊びで使う分には十分ですが、本格的な作品撮りには向きません。スマートフォンのカメラの方が断然綺麗です。空撮の雰囲気を体験するための機能と割り切るのが賢明です。
3. 屋外での使用は風に注意
非常に軽量なため、少しの風でも流されてしまいます。屋外で飛ばす場合は、無風に近い状態を選ぶか、広い体育館のような場所がおすすめです。高層ビルが立ち並ぶ場所や、風の強い日には控えるべきでしょう。
4. 対象年齢15才以上であること
おもちゃのカテゴリにありますが、対象年齢は15才以上とされています。小さなお子さんへのプレゼントとして検討されている方は、必ず保護者の方が付き添って使用してください。プロペラの回転は速く、思わぬ怪我につながる可能性もあります。
競合製品との比較:G40 Movieはどんな立ち位置?
ドローン市場には様々な製品がありますが、G40 Movieはどのような位置づけにあるのでしょうか。例えば、DJIの「Tello」やHoly Stoneの「HSシリーズ」などが、ドローンの入門機として人気です。
- DJI Tello: 約1万円台後半で、非常に安定したフライトとプログラミング学習機能が魅力です。カメラ性能もG40 Movieより優れていますが、価格は倍以上します。
- Holy Stone HSシリーズ: こちらも様々な価格帯の初心者向けモデルがありますが、G40 Movieと同価格帯のモデルと比較すると、操作性やアプリの使い勝手で若干差が出ることがあります。ラインナップが豊富なので、自分のニーズに合うものをじっくり選ぶ必要があります。
ジャイロマスターG40 Movieは、これらの製品と比べると、「とにかく安価に、空撮の入り口を体験したい」というニーズに特化したモデルと言えるでしょう。高度な機能や最高の画質を求めるのではなく、手軽にドローンを飛ばす楽しさ、空からの景色を体験する楽しさに焦点を当てた製品だと感じました。本格的なドローンへのステップアップを考える前の「お試し」に最適です。
こんなシーンで使ってほしい!:おすすめの活用法
私がジャイロマスターG40 Movieをおすすめしたいのは、こんなシーンです。
- ドローン入門として: まずは手軽にドローンを飛ばす練習をしたい方。
- 室内での遊び: 雨の日や、外出できない時に家族や友人と盛り上がりたい時。
- 新しい視点の発見: 自宅の部屋の中や庭を空から見て、いつもと違う風景を楽しみたい時。
- 子供への教育玩具として: 15歳以上のお子さんであれば、空間認識能力や集中力を養うのに役立つかもしれません。(保護者の監督下で)
決して本格的な「映画撮影」ができるわけではありませんが、日常のちょっとした「おもしろ動画」や「記録」を空から撮る体験は、新鮮でワクワクします。
まとめ:ジャイロマスターG40 Movieは買いか?
ジョーゼン ジャイロマスターG40 Movieは、5000円を切る価格で、安定したフライトとカメラ機能が楽しめる、まさに「空撮体験の入り口」となるドローンです。
「ドローンってどんなものなんだろう?」「空から映像を撮ってみたい!」という好奇心があるけれど、高価なモデルに手を出すのは躊躇してしまう…そんな方にこそ、ぜひ試していただきたい一台です。高画質や長時間フライトを求める方には物足りないかもしれませんが、この価格で得られる体験は、それを補って余りある魅力があります。
私自身、G40 Movieを飛ばしてから、ドローンの奥深さに触れることができました。あなたもこの小さなドローンで、空の冒険を始めてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。