推しガジェログ

買ってよかったガジェットなど

耳を疑う!700円台の密閉型ヘッドホン「オーム電機 AudioComm HP-H125N-K」は、価格破壊の音質なのか?

衝撃!700円台で手に入る密閉型ヘッドホン、その実力は?

「ヘッドホンが欲しいけど、あまりお金をかけたくない…。」

そんな風に思っているあなたに朗報です。今回ご紹介するのは、まさかの700円台で手に入るオーム電機 AudioComm ステレオヘッドホンH125 ブラック HP-H125N-K 03-2281 OHM。

「え、700円台でまともなヘッドホンなんてあるの?」そう思いますよね?私も正直、半信半疑でした。しかし、実際に使ってみて驚いたその実力と、価格からは想像できないほどの使い勝手の良さについて、深掘りしていきたいと思います。

とりあえずどんなものか見てみたい方はこちらからどうぞ。

オーム電機 AudioComm HP-H125N-Kってどんなヘッドホン?

まず、このヘッドホンの基本情報を見ていきましょう。オーム電機というブランドは、私たちの生活に密着した家電製品を多く手掛けており、その信頼性は折り紙つきです。

主要スペック

項目 内容
製品名 オーム電機 AudioComm ステレオヘッドホンH125 ブラック HP-H125N-K
タイプ ステレオヘッドホン 密閉型
ドライバ 大口径40mmドライバ搭載
コード 絡みにくい平形コード
音圧感度 106dB
カラー ブラック
価格 773円(記事執筆時点)

実際にこのヘッドホンを手に取ってみて、まず驚いたのはその軽さです。本体は非常に軽量に作られており、長時間装着しても首や肩への負担が少ないと感じました。イヤーパッドは耳を完全に覆うオーバーイヤータイプですが、サイズ感はコンパクト。密閉型なので、周囲の音を適度に遮断し、集中しやすい環境を作り出してくれます。

驚きの音質と実用性:価格を裏切るパフォーマンス

さて、最も気になるのは音質でしょう。「700円台」という価格から、あまり期待できない…と思うのが普通です。しかし、このHP-H125N-Kは、その予想を良い意味で裏切ってくれます。

初めて音を出した時、「この価格でこれなら大満足!」と心の中で叫びました。大口径40mmドライバの効果か、低音は控えめながらも、しっかりと存在感があります。特に中高音域はクリアで、人の声や楽器の音が聞き取りやすい印象です。もちろん、数万円するような高級機と比較すれば音場が狭かったり、解像度が物足りなかったりするかもしれません。しかし、以下のような用途であれば、必要十分以上のパフォーマンスを発揮します。

  • オンライン会議や語学学習:人の声が明瞭に聞こえるため、会議やレッスンに集中できます。
  • YouTubeNetflixなどの動画視聴:セリフや効果音がクリアに伝わり、動画の世界に没入できます。
  • カジュアルな音楽鑑賞:BGMとして音楽を流したり、好きな曲を気軽に楽しむには十分な音質です。

「音楽をじっくり聴き込む」というよりは、「日常の様々なシーンで音を楽しむ」という使い方にフィットするヘッドホンだと感じました。

地味に嬉しい!絡みにくい平形コードの快適さ

使ってみて「これは良い!」と特に感動したのが、絡みにくい平形コードです。一般的な丸いケーブルは、カバンに入れたり、デスクに置いておいたりすると、いつの間にかぐちゃぐちゃに絡まってしまうことがよくありますよね。しかし、この平形コードは、その名の通り平たい形状をしているため、絡まりにくさが格段に向上しています。

実際にカバンからサッと取り出す時や、使用後にクルッとまとめる時など、絡まりストレスから解放されるのは本当に快適です。些細なことかもしれませんが、日々の使い勝手に大きく影響するポイントだと断言できます。

メリット・デメリットを正直レビュー

実際に使ってみて感じた、このヘッドホンのメリットとデメリットをまとめました。

メリット

  • 圧倒的なコストパフォーマンス:700円台という価格で、これだけの品質のヘッドホンが手に入るのは驚異的です。壊れても気軽に買い替えられますし、サブ機としても最適です。
  • 必要十分な音質:特にオンライン会議や動画視聴、語学学習など、「聞く」用途においては全く不満を感じません。
  • 絡みにくい平形コード:ケーブルの絡まりストレスから解放され、快適な取り回しが可能です。
  • 軽量設計:長時間の装着でも疲れにくく、頭への圧迫感も少ないです。

デメリット

  • 音質は本格的ではない:高音質の音楽鑑賞を求める方には物足りないかもしれません。音場が広く、クリアな高解像度サウンドを期待するなら、やはり上位モデルを検討すべきでしょう。
  • デザインはシンプル:良くも悪くも機能美を追求したデザインで、ファッションアイテムとしてのアピール力は低めです。
  • 素材感は価格相応:全体的にプラスチック感が強く、高級感はありません。ただ、この価格帯を考えれば全く問題ない範囲です。

競合製品との比較:どこが違う?

「700円台のヘッドホン」というニッチな市場で、このオーム電機 AudioComm HP-H125N-Kはどのような立ち位置なのでしょうか?

例えば、有線ヘッドホンの定番機として有名なSONY MDR-ZX110(実売価格約1,500円~2,000円)と比較してみましょう。SONY製品はブランド力も高く、音質も非常に安定しており、低音が強調された迫力のあるサウンドが特徴です。しかし、価格はHP-H125N-Kの倍以上になります。

オーム電機のHP-H125N-Kは、MDR-ZX110のような「ブランド」「重厚な低音」といった要素ではなく、「圧倒的な低価格」と「実用性」で勝負しています。特に「絡みにくい平形コード」という点は、SONY MDR-ZX110を含む多くの同価格帯・少し上の価格帯の製品には見られない、HP-H125N-K独自の大きな利点です。

また、エレコムサンワサプライといったPC周辺機器メーカーからも、1,000円前後の有線ヘッドホンは販売されていますが、オーム電機は家電量販店でも安定して製品を供給しており、その品質には一定の信頼が置けます。HP-H125N-Kは、この価格帯で大口径40mmドライバと平形コードという、実用的な特徴を両立させている点で、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

まとめ:あなたの日常に寄り添う一本

オーム電機 AudioComm ステレオヘッドホンH125 ブラック HP-H125N-Kは、「価格を抑えつつ、日常使いに十分な品質と快適さを求める」あなたにとって、最高の選択肢となり得るヘッドホンです。

本格的なオーディオ体験を求める方には向きませんが、オンライン会議、動画視聴、語学学習、BGMとしての音楽鑑賞など、幅広いシーンで活躍してくれること間違いなし。「気軽に使えるヘッドホンが一つ欲しいな」と感じているなら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

この価格でこれだけの満足感が得られるのは、まさに価格破壊。あなたのデジタルライフを、より快適にしてくれることでしょう。