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耳を塞がない新常識?lazhuワイヤレスイヤホンが『骨伝導の革新』を本当に成し遂げたのか徹底検証!

耳を塞がない新常識?lazhuワイヤレスイヤホンが『骨伝導の革新』を本当に成し遂げたのか徹底検証!

ここ数年、テレワークの普及や健康意識の高まりから「耳を塞がないイヤホン」が人気を集めていますよね。特に骨伝導イヤホンは、周囲の音も聞こえる安全性や耳への負担の少なさから注目されてきました。しかし、音質や装着感に不満足な点を感じていた方もいるのではないでしょうか?

そんな中、「骨伝導の革新」という刺激的なキャッチフレーズとともに登場したのが、今回私が徹底レビューするlazhuのワイヤレスイヤホンです。これは骨伝導ではなく「空気伝導」のクリップ型オープンイヤーイヤホン。80時間再生という驚異的なバッテリー持ちや、ENCとAIによる通話ノイズリダクションなど、魅力的な機能が満載です。

果たして、このイヤホンは本当に骨伝導の常識を覆し、新たなスタンダードとなるのでしょうか?実際に使ってみた私の正直な感想と、競合製品との比較を交えながら、その実力を深掘りしていきます!

空気伝導クリップイヤホンって?実際に使ってみた装着感

lazhuのこのワイヤレスイヤホンは「耳挟み式オープンイヤー」という、耳たぶにクリップのように挟むタイプです。私はこれまで耳栓型や耳掛け型のオープンイヤーイヤホン、そしてShokz(ショックス)のような骨伝導イヤホンも使ってきましたが、このクリップ式は初めての経験でした。

まず、パッケージから取り出して手に取ると、非常に軽量でコンパクトなのに驚かされます。実際に耳に装着してみると、最初は「本当に落ちないのかな?」と少し不安になりましたが、人間工学に基づいたデザインのおかげか、耳の形状に沿ってしっかりとフィットします。私の場合は、数回位置を微調整することで、全く違和感なく装着できました。長時間の装着でも、耳の中に圧迫感がないため、耳が痛くなることがありません。これは耳栓型イヤホンで耳が痛くなりがちな私にとって、大きなメリットでした。ランニングやウォーキングといった軽い運動中も、安定して装着されており、外れる心配はほとんどありませんでした。

<装着感のメリット・デメリット> - メリット - 耳を塞がないため圧迫感がなく、長時間の使用でも快適。 - 軽量でフィット感が高く、安定した装着感。 - 周囲の音が聞こえるため、安全性も高い。 - デメリット - 初めての人は装着に少し慣れが必要かもしれない。 - 耳の形状によってはフィット感に個人差がある可能性。

Hi-Fi音質と驚異の80時間再生を検証

次に気になるのは音質ですよね。このイヤホンは10mmのダイナミックドライバーを搭載しており、商品説明には「Hi-Fi音質&臨場感あふれるサウンド」とあります。実際に様々なジャンルの音楽を聴いてみました。

私の感想としては、オープンイヤー型であるにも関わらず、想像以上にクリアでパワフルなサウンドだと感じました。特に深く響く重低音は、小型イヤホンとは思えない迫力があり、ロックやEDMのようなジャンルでも満足できるでしょう。中高音域も繊細に再現されており、ボーカルや楽器の音が埋もれることなく、しっかりと聴き分けられます。骨伝導イヤホン特有のこもり感や音のシャカシャカ感が少なく、音楽を純粋に楽しむことができるのは、空気伝導ならではの強みだと感じました。ただし、耳を完全に塞がないため、静かな室内での使用に比べて、騒がしい場所では音量を上げる必要があり、若干の音漏れは発生する可能性があります。

そして特筆すべきは、そのバッテリー持ちです。充電ケース込みで最大80時間という驚異的な音楽再生時間は、出張や旅行が多い方、充電を頻繁にするのが面倒な方にとっては非常に魅力的です。私は数日間の使用で、一度も充電ケースを充電する必要がありませんでした。イヤホン単体でも8時間再生できるため、通勤・通学やワークアウト中にバッテリー切れを心配することはまずないでしょう。手のひらサイズの充電ケースは持ち運びにも便利で、日常使いに最適です。

クリアな通話は本当か?ENC+AIノイズリダクションの実力

このイヤホンは、6つのシリコンマイクとENC(環境ノイズキャンセリング)に加えて、AI通話ノイズリダクション技術を搭載していると謳っています。私は在宅勤務中やカフェ、そして駅のホームなど、様々な環境で通話テストを行いました。

私の体験では、その通話品質には非常に満足しています。特に騒がしい駅のホームで通話した際、相手からは「周囲の音は少し聞こえるけれど、あなたの声ははっきり聞こえる」と言われました。AIが周囲の騒音を効果的に排除し、自分の声をクリアに届けてくれているのが実感できます。ビジネスでのオンライン会議や、友人との長電話でも、相手にストレスを与えることなくスムーズなコミュニケーションが取れると感じました。風切り音にも比較的強く、屋外での通話でも安定していました。

Bluetooth 5.4とIPX7防水:安定性とタフさを兼ね備えるか

最新のBluetooth 5.4+EDRに対応しているため、接続の安定性は抜群です。ペアリングも非常にスムーズで、初回設定後は充電ケースの蓋を開けるだけで瞬時にデバイスに接続されます。私の使用環境では、音飛びや途切れはほとんど経験しませんでした。動画視聴時の遅延も気にならないレベルで、ゲームでもそこそこ活用できると思います。

また、IPX7の高い防水性能も大きな魅力です。ジムでの激しい運動で汗をかいたり、突然の雨に降られたりしても安心して使用できます。私はジョギング中に使ってみましたが、汗で濡れても全く問題ありませんでした。ただし、充電ケースは防水仕様ではないので、そこは注意が必要です。

競合製品と比較!骨伝導イヤホンとどう違う?

骨伝導の革新」と謳われているこのイヤホン。従来の骨伝導イヤホンや他のオープンイヤー型イヤホンと比較して、何が違うのでしょうか。

主要な競合製品としては、Shokz(ショックス)の「OpenRun Pro」などの骨伝導イヤホンや、Anker(アンカー)の「Soundcore AeroFit Pro」、Bose(ボーズ)の「Ultra Open Earbuds」といった耳掛け式・イヤーカフ式オープンイヤー型イヤホンが挙げられます。

特徴 lazhu クリップ式空気伝導イヤホン Shokz OpenRun Pro (骨伝導) Anker AeroFit Pro (耳掛け式)
伝導方式 空気伝導 骨伝導 空気伝導
装着方式 耳挟み式クリップ型 耳掛け式 耳掛け式
音質 バランスの取れたHi-Fi高音質、重低音◎ 中高音域クリア、低音はやや苦手 バランス型、低音もそこそこ
音漏れ 音量大で発生しうる やや発生しやすい 音量大で発生しうる
耳への負担 非常に少ない、圧迫感なし 少ないが側圧を感じる場合あり 少ない
通話品質 ENC+AIで非常にクリア ノイズキャンセリング搭載 ノイズキャンセリング搭載

私の体験では、lazhuの空気伝導イヤホンは、Shokzなどの骨伝導イヤホンと比較して、音質面での優位性を感じました。骨伝導イヤホンは骨を振動させて音を伝えるため、特に低音の迫力が出にくい傾向がありますが、lazhuは空気伝導なので、より自然で豊かなサウンドが楽しめます。また、骨伝導イヤホン特有の振動による不快感も全くありません。

AnkerやBoseの耳掛け式オープンイヤーイヤホンとも比較しましたが、lazhuのクリップ式はさらに軽量でコンパクトなため、装着時の見た目のスマートさや持ち運びやすさで優位だと感じました。耳掛け式は安定感がありますが、眼鏡をかけている人にとっては干渉することもあります。クリップ式は耳たぶに挟むため、眼鏡との干渉もほとんどありませんでした。

ここがちょっと残念…正直なデメリット

良い点ばかりではありません。私が使ってみて感じた正直なデメリットもいくつか挙げておきます。

  • 音漏れ: オープンイヤー型ゆえの宿命ですが、音量を上げすぎると周囲に音が漏れる可能性があります。特に電車内など静かな場所で使う際は、音量に注意が必要です。
  • 装着の慣れ: 初めてのクリップ式イヤホンだと、ベストな装着位置を見つけるまで少し時間がかかるかもしれません。しかし、一度慣れてしまえば快適です。
  • 充電ケースは防水ではない: イヤホン本体がIPX7防水なのに、充電ケースが防水ではないのは少し残念な点です。雨の中での持ち運びには注意が必要です。

まとめ:lazhuクリップ式空気伝導イヤホンはこんな人におすすめ!

lazhuのワイヤレスイヤホン Bluetooth 6つシリコンマイク搭載ENC通話AI 80時間音楽再生2025最新bluetooth 5.4クリップイヤホン空気伝導耳挟み式オープンイヤー イヤホンIPX7防水全帯域音質低遅延Type-C充電ブルートゥースイヤホン骨伝導の革新会議/運動/ゲーム/通学通勤/iPhone/Android対応 を実際に使ってみて、私は「これはまさに骨伝導イヤホンに代わる、新しい選択肢になりうる」と感じました。

驚異的なバッテリー持ち、クリアなHi-Fi音質、そしてAIノイズリダクションによる通話品質は、私の期待を大きく上回るものでした。特に、長時間イヤホンを装着する方や、耳を塞がずに周囲の音も聞きたいけれど、骨伝導の音質や振動感に不満があった方には、ぜひ一度試していただきたい製品です。

骨伝導の革新」という言葉は、まさにこのイヤホンが従来の骨伝導の課題を、空気伝導というアプローチで解決しようとしている姿勢を表しているのではないでしょうか。耳への優しさと高音質、そして利便性を追求したこのイヤホンは、あなたのオーディオライフを間違いなく豊かにしてくれるはずです。