【R36Sレトロハンドヘルドゲームコンソール】手のひらで過去と未来が交差する!あの名作もサクサク動く多機能ゲーム機を徹底レビュー
「ああ、あの頃のゲームをまたプレイしたい!」
そんな風に思ったことはありませんか?最新のグラフィックも素晴らしいですが、やはり心に刻まれたのは、ドット絵やポリゴンが織りなすレトロゲームの世界。でも、昔のゲーム機を引っ張り出すのも、ソフトを探すのも一苦労ですよね。
今回ご紹介するのは、そんな懐かしいゲームの数々を手のひらで蘇らせる、まさにタイムマシンと呼べる一台、R36Sレトロハンドヘルドゲームコンソールです。単なるレトロゲーム機ではありません。高性能CPUとオープンソースOSが融合し、想像を超えるゲーム体験を提供してくれるんです。この一台が、あなたのゲーミングライフに革命を起こすかもしれませんよ。
R36Sレトロハンドヘルドゲームコンソールとは?
まずはこちらをご覧ください。
R36Sは、LinuxベースのオープンソースOSを搭載したポータブルゲームコンソールです。3.5インチのIPSスクリーン、デュアルアナログスティック、そして高性能なRK3326クアッドコアCPUを備え、PSP、PS1、N64といった往年の名機から、アーケードゲームまで、数万種類のクラシックゲームを楽しむことができます。
なぜ今、R36Sを選ぶべきなのか?その驚きの性能を深掘り
私が実際に手にしてみて感じた、R36Sの突出した魅力は以下の点です。
1. 高性能CPUで3Dゲームも快適に
搭載されているのは、1.5GHz動作の64ビット対応クアッドコアCPU「RK3326」と、DDR4 1GBの高速メモリ。正直なところ、「レトロゲーム機でしょ?」と侮っていました。しかし、実際にPS1やN64、さらにはPSPの一部のゲームを動かしてみると、その滑らかな動作に驚かされます。特にPS1タイトルはほとんどラグなく快適にプレイでき、N64もタイトルによっては非常に安定していました。往年の名作3Dゲームが、手のひらでサクサク動くのは感動ものです。
2. 数万種類のゲームに対応する驚異の互換性
オープンソースOSの恩恵を最大限に受けているのが、そのエミュレータ対応の幅広さです。PSP、PS1、N64、SFC、MAME、GB、NDSなど、なんと60種類以上のエミュレータに対応しています。つまり、ジャンルを問わず、あなたの遊びたいゲームがこの一台で網羅されている可能性が高いのです。これ一台あれば、レトロゲームの世界が無限に広がります。
3. 操作性抜群のデュアルジョイスティックと改良型L/Rボタン
携帯ゲーム機にとって、操作性は命。R36Sは、クラシックな十字キーに加えて、2つの3Dアナログスティックを搭載しています。これにより、アクションゲームの繊細な動きから、格闘ゲームのコマンド入力、レースゲームの滑らかなコーナリングまで、あらゆるジャンルで最適な操作が可能です。特に背面の新型スプリング式L/Rボタンは、クリック感が非常に良く、長時間のプレイでも指が疲れにくいように設計されています。この快適な操作感は、ゲームへの没入感を一層深めてくれますね。
4. 個性を彩る豊富なカラーバリエーションと高い携帯性
白、黒、紫、青、黄、オレンジの6色展開と、お好みに合わせて選べるのが嬉しいポイント。私は爽やかなグリーンを選びましたが、どれも魅力的です。さらに、USB Type-C充電に対応しているため、外出先でもモバイルバッテリーなどを使って気軽に充電できます。3200mAhのバッテリーも搭載しており、数時間はしっかり遊べるので、通勤通学の電車の中や、ちょっとした待ち時間にも最適です。
競合製品との比較:R36Sの立ち位置
レトロハンドヘルドゲーム機市場には、Anbernic社の「RG35XX」シリーズやMiyoo社の「Miyoo Mini」シリーズといった人気機種があります。これらの機種とR36Sを比較してみましょう。
特徴 | R36S | Anbernic RG35XX (Plus) | Miyoo Mini (Plus) |
---|---|---|---|
CPU | RK3326 (1.5GHz) | H700 (1.5GHz)など | Cortex-A7 (1.2GHz)など |
アナログスティック | デュアル搭載 | なし (一部Plusモデルに一つ) | なし |
画面サイズ | 3.5インチIPS | 3.5インチIPS | 2.8インチ/3.5インチIPS |
OS | Linux (オープンソース) | Linux (オープンソース) | Linux (オープンソース) |
価格帯 | 7,000円台〜 | 7,000円台〜10,000円台 | 6,000円台〜9,000円台 |
Anbernic RG35XXやMiyoo Miniは、携帯性と価格のバランスに優れた名機ですが、多くの場合、アナログスティックが搭載されていなかったり、一つだけだったりします。R36Sは、RK3326という若干古いながらも安定した性能のCPUを搭載しつつ、デュアルアナログスティックを標準装備している点が大きな差別化ポイントです。これにより、PS1やN64などの3Dゲームで求められる操作性を高いレベルで実現しています。価格も非常に手頃であり、操作性と性能、価格のバランスにおいて、R36Sは非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
実際に使ってみた感想:メリットとデメリット
メリット
- 想像以上のパフォーマンス: 特にPS1ゲームは驚くほど快適。PSPの一部の2Dゲームも問題なく動作し、期待値を大きく超えてきました。
- 優れた操作性: デュアルアナログスティックと改良されたL/Rボタンのおかげで、アクション、RPG、格闘など、どんなジャンルのゲームでも快適にプレイできます。特に3Dゲームでの操作は、これがないと始まらないと感じました。
- カスタマイズ性の高さ: オープンソースOSなので、自分でOSを入れ替えたり、エミュレータの設定を細かく調整したりと、自分好みにカスタマイズできる自由度の高さも魅力です。知識がある人なら、さらに奥深い楽しみ方ができるでしょう。
- 手軽な携帯性: ポケットに収まるサイズ感とUSB-C充電対応は、日々の持ち運びをまったく苦にしません。ちょっとしたスキマ時間もゲームタイムに変わります。
- 圧倒的なコストパフォーマンス: この性能と機能でこの価格は、正直破格だと思います。レトロゲーム愛好家なら持っておいて損はない一台です。
デメリット
- 初期設定の手間: 初めてオープンソース系のゲーム機に触れる方だと、ROMの追加やOSのカスタマイズに少し戸惑うかもしれません。しかし、コミュニティが活発なので、情報収集はしやすいです。
- 付属SDカードの品質: 付属のSDカードは、品質がまちまちという話を耳にします。私は問題なく使えましたが、念のため信頼できるメーカー製のSDカードにOSやゲームデータを移行することをおすすめします。
- 完璧ではない互換性: 数万種類のゲームに対応すると言っても、やはり一部のゲームでは動作が不安定になったり、完璧に動かなかったりすることもあります。特にPSPの負荷の高い3Dゲームなどは、カクつきを感じる場合がありました。
R36Sはこんな人におすすめ!
- 往年の名作ゲームを気軽に楽しみたい方
- 一台で様々なゲーム機のエミュレーションを試してみたい方
- アナログスティックを使った3Dゲームを携帯機で遊びたい方
- 費用を抑えつつ、高性能なレトロハンドヘルド機を探している方
- オープンソースOSをいじってみたい、カスタマイズ好きな方
まとめ
R36Sレトロハンドヘルドゲームコンソールは、単なる懐かしさを提供するだけのデバイスではありません。高性能なハードウェアと自由度の高いオープンソースOSが融合し、過去の名作ゲームに新たな光を当て、現代のライフスタイルに合わせた形で最高のゲーム体験を提供してくれます。
手のひらサイズでありながら、無限の可能性を秘めたこの一台は、あなたのゲームライフをきっと豊かにしてくれるでしょう。ぜひこの機会に、R36Sを手に入れて、あなただけのゲームの世界を探索してみてください。