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ゲーム配信・PS VRユーザー必見!PlayStation Camera(CUH-ZEY2J)がもたらす「もう一段上の」プレイ体験をレビュー

ゲーム配信・PS VRユーザー必見!PlayStation Camera(CUH-ZEY2J)がもたらす「もう一段上の」プレイ体験をレビュー

PlayStation 4でゲーム配信を始めたいけど、顔出しはどうすれば?」「PS VRをもっと快適に遊びたいんだけど、何かいい周辺機器は?」

もしあなたがそんな疑問を持っているなら、今回ご紹介するPlayStation Camera(CUH-ZEY2J)は、まさにあなたのゲームライフを劇的に変える可能性を秘めたアイテムです。

単なるカメラと侮るなかれ。このコンパクトなデバイスは、PlayStationの世界をさらに深く、そしてパーソナルに楽しむための扉を開いてくれます。

まずは、PlayStation Camera(CUH-ZEY2J)の詳細をチェックしてみてください。

PlayStation Camera(CUH-ZEY2J)ってどんな製品?

PlayStation Camera(CUH-ZEY2J)は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが販売するPlayStation 4PS4)用の周辺機器です。

主な特徴は以下の通りです。

  • コンパクトなデザイン: 旧モデルの機能を踏襲しつつ、円筒状にデザインが一新され、よりスタイリッシュになりました。
  • 専用スタンド付属: テレビの上や下に簡単に設置できるスタンドが同梱されています。
  • PlayStation VRPS VR)対応: VRヘッドセットの動きを正確にトラッキングし、没入感の高いVR体験を可能にします。
  • ゲーム配信・共有: 自分の顔をゲームプレイ映像と合成したり、背景を透過させたりする機能で、より魅力的な配信が可能です。
  • モーションコントロールゲーム: PlayStation Moveなどのモーションコントローラーと連携し、全身を使ったゲームプレイを楽しめます。

発売日は2016年9月15日と少し前ですが、その機能性は今も色褪せることなく、多くのPS4/PS VRユーザーに愛用されています。

私がPlayStation Camera(CUH-ZEY2J)を使ってみた正直な感想

私もゲーム配信やPS VRを楽しむ中で、このPlayStation Camera(CUH-ZEY2J)を導入しました。ここでは、実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを包み隠さずご紹介します。

【メリット】PS VRのトラッキング精度に感動!配信もワンランクアップ

私がPlayStation Cameraを導入して最も「これはすごい!」と感じたのは、やはりPS VRのトラッキング精度です。

以前はVRをプレイしていると、ごく稀にヘッドセットの位置がずれたり、コントローラーの動きがうまく反映されないことがありました。しかし、このカメラを設置してからは、そういったストレスが劇的に減少。まるで自分の体がそのままゲームの世界に反映されているかのような、自然な没入感を得られるようになりました。特に激しい動きをするゲームでは、その差を強く実感できます。

また、ゲーム配信においてもその恩恵は大きいです。自分の顔をゲーム画面にオーバーレイ表示する際、PlayStation Cameraの高品質な映像は非常にクリアで、視聴者からも「表情がよく見える!」と好評でした。さらに、背景透過機能を使えば、まるでスタジオで配信しているかのようにスマートな演出が可能。これにより、配信に自分らしさを加え、視聴者とのコミュニケーションがより活発になったと感じています。

【デメリット】PS5での使用には注意が必要!設置場所も重要

良いことばかりではありません。いくつか惜しい点も感じました。

まず、最も重要な注意点として、PlayStation Camera(CUH-ZEY2J)をPlayStation 5(PS5)で利用するには、専用の「PS Cameraアダプター」が別途必要になります。これはソニーが無料で提供しているものですが、申請手続きが必要ですし、届くまでに時間がかかる場合もあります。PS5でPS VRをプレイしたいと考えている方は、この点に留意し、早めに準備することをおすすめします。

次に、カメラの設置場所も意外と重要です。PS VRのトラッキングやモーションコントロールゲームでは、プレイヤーの全身がカメラに収まるように配置する必要があります。私の部屋は決して広くないため、最適な位置を見つけるまでに何度か試行錯誤しました。部屋の明るさもトラッキング精度に影響するため、窓からの光や照明の当たり方にも気を配る必要があります。

旧モデルや他社カメラとの比較

PlayStation Camera(CUH-ZEY2J)の立ち位置をより明確にするため、旧モデルや一般的なWebカメラと比較してみましょう。

特徴 PlayStation Camera(CUH-ZEY2J) PlayStation Camera(CUH-ZEY1J/旧モデル) 一般的なWebカメラ(例:Logicool C920nなど)
デザイン コンパクトな円筒型 直方体型 多種多様
設置方法 同梱スタンドで容易 固定スタンドで設置 クリップ式が多い
PS VR対応 対応(必須) 対応(必須) 非対応
モーションコントロール 対応 対応 非対応 |\
PS4/PS5配信 顔出し・背景透過対応 顔出し・背景透過対応 顔出しのみ(専用機能なし)
PS5での接続 PS Cameraアダプターが必須 PS Cameraアダプターが必須 USB接続でそのまま利用可能

旧モデル(CUH-ZEY1J)との違い

CUH-ZEY2Jは、旧モデル(CUH-ZEY1J)と比べて、デザインが大きく洗練された点が一番の違いです。機能面では大きな差はありませんが、よりコンパクトな円筒形になり、同梱のスタンドで設置しやすくなりました。特にテレビ周りの景観を重視する方には、新しいモデルの方がフィットするでしょう。

他社製Webカメラとの違い

ロジクールエレコムといったメーカーが販売する一般的なWebカメラ(例: Logicool C920nELECOM UCAM-C820ABKなど)は、PS4やPS5の配信機能で自分の顔を映すことは可能です。しかし、PlayStation Cameraの最も重要な強みであるPS VRのトラッキング機能や、PlayStation Moveと連携した専用のモーションコントロール機能は持っていません。これらの機能は、PlayStation Cameraでしか実現できないユニークな体験です。

もしPS VRやモーションコントロールゲームを楽しみたいのであれば、PlayStation Camera一択となります。単に顔出し配信だけで良いのであれば、一般的なWebカメラでも事足りますが、PSプラットフォームでの深い体験を求めるなら、PlayStation Cameraの導入を強くおすすめします。

こんな人にPlayStation Camera(CUH-ZEY2J)をおすすめしたい!

PlayStation Camera(CUH-ZEY2J)は、特に以下のような方に強くおすすめできるアイテムです。

  • PlayStation VRを持っている、またはこれから購入予定の方: PS VRの体験を最大限に引き出し、トラッキングの精度と安定性を向上させたい方には必須の周辺機器です。
  • PlayStationでゲーム配信を考えている方: 自分の顔をクリアに映し、背景透過などの高度な演出で視聴者を引き込みたい配信者の方に最適です。
  • モーションコントロール系のゲームを深く楽しみたい方: PlayStation Moveコントローラーなどと連携し、より直感的で没入感のあるゲームプレイを体験したい方におすすめです。
  • PS4の周辺機器をすっきりと設置したい方: コンパクトでスタイリッシュなデザインは、リビングやゲーム部屋の景観を損ねません。

まとめ

PlayStation Camera(CUH-ZEY2J)は、ただのカメラではありません。PS VRの没入感を高め、ゲーム配信をプロ級に演出し、モーションコントロールゲームの楽しさを最大限に引き出す、まさに「もう一段上の」ゲーム体験を提供するキーアイテムです。

PS5での利用にはアダプターが必要という点は注意が必要ですが、それを差し引いても、このカメラがもたらす体験価値は非常に高いと断言できます。あなたのPlayStationライフを、ぜひこの一台でアップグレードしてみてください。