アリスソフト『よくばりサボテン』レビュー:エロと笑いの衝撃!15年以上前の名作は今も刺さるのか?
アリスソフトの伝説的ADVゲーム『よくばりサボテン』。発売から15年以上経った今でも、その独特な世界観と強烈なエロ&ギャグは色褪せないのか?実際にプレイして徹底レビューします。
『よくばりサボテン』とは?
アリスソフトが2006年に発売したアダルトADVゲームです。主人公はひょんなことからサボテンの精霊と契約し、様々な女性と出会い、エッチなことやそうでないことを繰り広げる…というストーリー。
特徴は、何と言ってもそのぶっ飛んだ設定と、下ネタ満載のギャグ。アリスソフトらしい毒の効いたシナリオは、当時多くのファンを虜にしました。
ストーリー
主人公はごく普通の青年。ある日、彼は不思議なサボテンを手に入れます。そのサボテンはなんと精霊が宿っており、主人公はサボテンの精霊と契約することに。契約によって、主人公は様々な女性と出会い、そして…という展開です。
ストーリーは基本的に一本道ですが、選択肢によって多少展開が変わります。しかし、どのルートを選んでも、アリスソフトらしい強烈なギャグとエロが満載です。
ゲームシステム
ゲームシステムは、オーソドックスなADV形式です。テキストを読み進めながら、選択肢を選んでストーリーを分岐させていきます。
戦闘シーンは、簡単なコマンド選択式。敵を倒すと経験値が溜まり、レベルアップすることで能力が上がります。ただし、戦闘はあくまでおまけ程度で、難易度は高くありません。
実際にプレイしてみた感想
15年以上前のゲームですが、グラフィックは今見てもそれほど古臭く感じません。キャラクターデザインも魅力的で、特にヒロインたちは個性豊かです。
シナリオは、とにかく笑えます。下ネタ満載のギャグは、人によっては受け付けないかもしれませんが、ハマる人はとことんハマるでしょう。私もプレイ中、何度も爆笑してしまいました。
ただし、ストーリーはやや単調な部分もあります。また、アダルトシーンは、今となっては少し古臭いと感じるかもしれません。
競合製品との比較
同時期に発売されたアダルトゲームと比較すると、『よくばりサボテン』は、ギャグ要素の強さが際立っています。例えば、Leafの『鎖 -クサリ-』や、TYPE-MOONの『Fate/stay night』などは、シリアスなストーリーが中心ですが、『よくばりサボテン』は、とにかく笑えることを重視しています。
また、アリスソフトの他の作品、例えば『ランス』シリーズなどと比較すると、『よくばりサボテン』は、ストーリーの難易度が低く、気軽に楽しめるのが特徴です。
メリット・デメリット
メリット
- アリスソフトらしい強烈なギャグが楽しめる
- 個性的なヒロインたちが魅力的
- 難易度が低く、気軽にプレイできる
デメリット
- 下ネタ満載のため、人によっては受け付けない
- ストーリーはやや単調
- アダルトシーンは古臭い
どんな人におすすめ?
- アリスソフトのファン
- 下ネタギャグが好きな人
- 気軽に楽しめるアダルトゲームを探している人
まとめ
『よくばりサボテン』は、15年以上前のゲームですが、今でも十分に楽しめる作品です。アリスソフトらしい強烈なギャグと、個性的なヒロインたちは、きっとあなたを笑顔にしてくれるでしょう。
ただし、下ネタ満載のため、苦手な人は注意が必要です。また、ストーリーはやや単調な部分もあります。
それでも、アリスソフトのファンであれば、一度はプレイしておきたい名作と言えるでしょう。