『アーマード・コア フォーアンサー』:AC愛を再燃させた、シリーズ屈指のスピード感と激戦を語る【Xbox360】
フロムソフトウェアのロボットアクションゲーム『アーマード・コア フォーアンサー』。ハイスピードな戦闘と、シリーズ特有の重厚な世界観が魅力の作品です。今回は、Xbox360版を実際にプレイした感想を交えながら、その魅力を深掘りしていきます。
『アーマード・コア フォーアンサー』とは
『アーマード・コア フォーアンサー』は、2008年に発売されたアーマード・コアシリーズの作品です。プレイヤーは「リンクス」と呼ばれる強化人間となり、巨大企業が支配する世界で、人型兵器「アーマード・コア(AC)」を操り、様々なミッションに挑みます。
シリーズの特徴である機体カスタマイズに加え、本作では「アサルトアーマー」や「ハイブースト」といった新システムが導入され、よりスピーディーで戦略的な戦闘が楽しめるようになりました。
実際にプレイして感じたこと
シリーズ屈指のスピード感
まず特筆すべきは、その圧倒的なスピード感です。前作までのシリーズ作品と比べても、機体の движение скорость движениеが格段に向上しており、広大なマップを縦横無尽に駆け巡ることができます。特に「ハイブースト」を使用した時の加速感は爽快で、敵機をロックオンして一気に距離を詰める瞬間は、アドレナリンが分泌されるかのようでした。
強化人間「リンクス」としての没入感
本作では、プレイヤーは強化人間である「リンクス」としてゲームを進めていきます。そのため、通常の人間では耐えられないような過酷な環境下でのミッションや、巨大兵器との戦闘を体験することができます。また、リンクス同士の人間関係や、企業間の陰謀劇など、ストーリーも深く、世界観に没入することができます。
難易度は高め
しかし、本作の難易度は決して低くありません。敵の攻撃は激しく、少しでも気を抜くとすぐに撃墜されてしまいます。また、ミッションによっては、特定の武器や機体構成でなければクリアできないものも存在します。そのため、攻略サイトや他のプレイヤーの情報を参考にしながら、試行錯誤を繰り返す必要があります。この歯ごたえのある難易度こそが、アーマード・コアシリーズの醍醐味とも言えるでしょう。
他のロボットアクションゲームとの違い
ロボットアクションゲームといえば、『機動戦士ガンダム』シリーズや『BORDER BREAK』などが挙げられます。これらのゲームと比較すると、『アーマード・コア フォーアンサー』は、よりカスタマイズ性が高く、戦略性の高い戦闘が楽しめる点が特徴です。
例えば、『機動戦士ガンダム』シリーズは、モビルスーツの種類が豊富ですが、カスタマイズ性はそれほど高くありません。一方、『アーマード・コア フォーアンサー』は、武器、装甲、ジェネレーターなど、様々なパーツを自由に組み合わせて、自分だけのオリジナル機体を作り上げることができます。また、『BORDER BREAK』は、チーム戦が中心ですが、『アーマード・コア フォーアンサー』は、ソロプレイでも十分に楽しめます。
メリット・デメリット
メリット
- 圧倒的なスピード感と爽快感
- 奥深い機体カスタマイズ
- 重厚な世界観とストーリー
デメリット
- 難易度が高め
- 人を選ぶ操作性
- ストーリーが難解
まとめ
『アーマード・コア フォーアンサー』は、シリーズ屈指のスピード感と、奥深い機体カスタマイズが魅力の作品です。難易度は高めですが、試行錯誤を繰り返しながら、自分だけのオリジナル機体で強敵を打ち破る達成感は格別です。ロボットアクションゲームファンはもちろん、コアなゲームを求める方にもおすすめです。