『バック・トゥ・ザ・フューチャー』Blu-ray:30代後半が見る色褪せぬ魅力
タイムスリップSFの金字塔、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。子どもの頃に夢中になった方も多いのではないでしょうか?私もその一人で、デロリアンに憧れ、マーティのファッションを真似た世代です。
今回、Blu-ray版を改めて鑑賞し、当時感じた興奮が色褪せることなく、むしろ新たな発見があったので、熱くレビューしたいと思います。
Blu-rayで蘇る鮮やかな映像
まず特筆すべきは、Blu-rayならではの高画質。昔、テレビで見ていた映像とはまるで別物です。ヒルバレーの街並みやデロリアンの細部まで鮮明に映し出され、まるで映画館で見ているような臨場感を味わえます。
特に、1955年のダンスパーティのシーンは圧巻。当時のファッションやヘアスタイルが細部まで見え、音楽と相まって、タイムスリップしたかのような感覚に陥ります。
字幕版?吹き替え版?
Blu-rayには、字幕版と吹き替え版の両方が収録されています。私は、マイケル・J・フォックスの声優である山寺宏一さんの吹き替え版で育った世代なので、今回も吹き替え版で鑑賞しました。
山寺さんの声は、マーティのキャラクターにぴったりで、まるで本人そのもの。字幕版も良いですが、個人的には吹き替え版をオススメします。
競合作品との比較
タイムスリップを題材にした映画は数多くありますが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ほど普遍的な人気を誇る作品は少ないでしょう。
例えば、近年の作品である『TENET テネット』(ワーナー・ブラザース)は、複雑な設定と映像美で話題になりましたが、万人受けするとは言えません。
一方、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、SFでありながらも、友情や家族愛といった普遍的なテーマを描いており、誰が見ても楽しめる作品です。
30代後半が見る新たな発見
子どもの頃は、単なるSFアドベンチャーとして楽しんでいた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。しかし、30代後半になった今、改めて見ると、違った視点で見ることができました。
例えば、マーティの両親の若かりし頃の姿を見て、自分自身の親との関係を重ね合わせたり、ドクの科学に対する情熱に共感したり。
また、1985年当時の社会情勢や文化が反映されている点も興味深く、当時のアメリカの雰囲気を味わうことができます。
メリット・デメリット
メリット
- Blu-rayならではの高画質で、臨場感あふれる映像を楽しめる
- 字幕版と吹き替え版の両方が収録されている
- 普遍的なテーマを描いており、誰が見ても楽しめる
- 何度見ても新たな発見がある
デメリット
- 公開から時間が経っているため、現代のSF映画と比べると、CGなどの映像技術は見劣りする
- ストーリーを知っている人にとっては、新鮮味に欠けるかもしれない
こんな人にオススメ
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズが好きな人
- SF映画が好きな人
- 家族みんなで楽しめる映画を探している人
- 昔懐かしい映画を、高画質で楽しみたい人
まとめ:色褪せぬ名作をBlu-rayで体験しよう
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』Blu-rayは、色褪せぬ名作を最高の画質で楽しめる、まさに決定版と言えるでしょう。
子どもの頃に夢中になった人も、まだ見たことがない人も、ぜひこの機会に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の世界にタイムスリップしてみてはいかがでしょうか?