ソニー WH-XB910N レビュー:重低音好きなら見逃せない!
ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-XB910N。重低音モデルとして人気の「EXTRA BASS」シリーズに属し、迫力のあるサウンドと優れたノイズキャンセリング性能が魅力です。しかし、本当に「買い」なのでしょうか?
この記事では、実際にWH-XB910Nを使い込んで感じた音質、ノイズキャンセリング性能、装着感、そして気になる点まで、徹底的にレビューします。
WH-XB910Nの特徴
まずは、WH-XB910Nの主な特徴をまとめました。
- 進化したノイズキャンセリング: WH-1000XM4と同様のデュアルノイズセンサーテクノロジー採用
- 迫力の重低音: EXTRA BASS™サウンド
- 高音質: LDAC対応
- 快適な装着感: イヤーパッドの改良
- 高音質通話: 通話専用マイク搭載
- マルチポイント接続: 2台のデバイスと同時接続可能
- ロングバッテリー: 最大50時間再生、10分充電で4.5時間再生
音質:重低音好きにはたまらない、迫力満点のサウンド
WH-XB910Nの最大の魅力は、やはりその重低音サウンドです。ズンズンと響くような低音は、EDMやヒップホップなどを聴く際に最高に気分を高めてくれます。低音だけでなく、中高音もクリアに聞こえるので、バランスの取れたサウンドと言えるでしょう。
ただし、フラットな音質を好む方には、低音が強すぎるかもしれません。そのような場合は、イコライザーで調整することをおすすめします。
ノイズキャンセリング:日常使いには十分な性能
ノイズキャンセリング性能は、WH-1000XM4には及ばないものの、日常使いには十分なレベルです。電車の走行音やカフェの騒音などをしっかりと遮断してくれます。集中して音楽を聴きたい時や、静かに作業したい時に役立ちます。
例えば、同じ価格帯のAnker Soundcore Life Q35と比較すると、ノイズキャンセリング性能は若干劣る印象です。しかし、Soundcore Life Q35は低音の迫力に欠けるため、重低音好きにはWH-XB910Nの方がおすすめです。
装着感:長時間でも快適
イヤーパッドの素材が改良されたことで、装着感が向上しました。 мягкийで耳当たりが良く、長時間装着していても疲れにくいです。ヘッドバンドのクッション性も高く、頭への圧迫感も少ないです。
以前使用していたBeats Solo3 Wirelessと比較すると、WH-XB910Nの方が圧倒的に快適です。Beats Solo3 Wirelessはイヤーパッドが硬く、長時間装着すると耳が痛くなっていましたが、WH-XB910Nではそのようなことはありません。
通話品質:クリアで聞き取りやすい
通話品質も良好です。通話専用マイクが搭載されているため、相手の声がクリアに聞こえます。また、自分の声も相手にしっかりと伝わるので、ビジネスシーンでも安心して使用できます。
その他の機能
- マルチポイント接続: 2台のデバイスと同時接続できるので、スマホで音楽を聴きながら、PCで作業するなど、シームレスに切り替えて使用できます。
- 急速充電: 10分充電で4.5時間再生できるので、急な外出時にも便利です。
- Amazon Alexa対応: 音声操作で音楽を再生したり、ニュースを聞いたりできます。
気になる点
- 価格: 29600円と、やや高めの価格設定です。しかし、性能を考えれば妥当な価格と言えるでしょう。
- デザイン: 好みが分かれるかもしれません。シンプルで落ち着いたデザインですが、個性を求める方には物足りないかもしれません。
競合製品との比較
製品名 | 価格 | 音質 | ノイズキャンセリング | 装着感 | その他 |
---|---|---|---|---|---|
ソニー WH-XB910N | 29600円 | 重低音が強く、迫力のあるサウンド | 比較的良好 | 良好 | マルチポイント接続、急速充電、Amazon Alexa対応 |
Anker Soundcore Life Q35 | 8990円 | バランスの取れたサウンド | 良好 | 普通 | ハイレゾ対応、NFC対応 |
Beats Solo3 Wireless | 24800円 | 重低音が強い | ノイズキャンセリングなし | 悪い | Apple W1チップ搭載 |
まとめ:重低音好きなら買って損なし!
ソニー WH-XB910Nは、重低音好きにはたまらない、迫力満点のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンです。進化したノイズキャンセリング性能、快適な装着感、そして便利な機能も満載で、普段使いに最適です。
重低音好きなら、間違いなく「買い」の一台です。