ソニー WF-XB700:重低音好きなら試す価値あり?
ソニーのWF-XB700は、EXTRA BASSシリーズの完全ワイヤレスイヤホンです。迫力のある重低音が特徴で、特に低音好きのユーザーから支持を集めています。私も普段使いのイヤホンとして愛用していますが、今回はその実体験に基づき、WF-XB700の魅力と注意点を徹底的にレビューします。
WF-XB700の概要
WF-XB700は、その名の通り重低音を重視した設計が特徴です。EXTRA BASSテクノロジーにより、迫力のある低音を楽しめます。また、IPX4相当の防滴性能を備えているため、運動時や雨の日でも安心して使用できます。
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
ドライバーユニット | 12mm |
再生周波数帯域 | 20Hz - 20,000Hz |
Bluetooth | 5.0 |
防水性能 | IPX4 |
連続再生時間 | 最大9時間 (本体) + 9時間 (ケース) |
充電時間 | 本体:約2.5時間、ケース:約3時間 |
重量 | イヤホン:約8g (片側)、充電ケース:約46g |
その他 | クイック充電(10分充電で60分再生可能)、ハンズフリー通話、Siri/Google Assistant対応 |
WF-XB700の良い点
- 圧倒的な重低音:EXTRA BASSの名に恥じない、迫力のある低音を楽しめます。特にEDMやヒップホップなどの低音の強い音楽との相性は抜群です。
- 安定した装着感:人間工学に基づいたエルゴノミック・トライホールド・ストラクチャーを採用しており、安定した装着感を実現しています。激しい運動をしても外れにくいので、スポーツ用途にも最適です。
- 防滴性能:IPX4相当の防滴性能を備えているため、雨や汗を気にせず使用できます。ジムでのトレーニングやランニングにも安心して使用できます。
- 長時間再生:本体のみで最大9時間、充電ケースを使用すれば最大18時間の再生が可能です。通勤・通学時や旅行時など、長時間使用する場合でもバッテリー切れの心配がありません。
WF-XB700の気になる点
- 高音のクリアさ:重低音を重視しているため、高音のクリアさはやや犠牲になっている印象です。クラシック音楽やジャズなど、高音域を重視する音楽にはあまり向いていないかもしれません。
- 充電ケースの大きさ:充電ケースがやや大きめなので、携帯性は少し劣ります。ズボンのポケットなどに入れるとかさばるかもしれません。
- ノイズキャンセリング非搭載:ノイズキャンセリング機能は搭載されていないため、騒がしい場所では音楽が聴き取りにくい場合があります。
競合製品との比較
同じソニーの製品であるWF-C500とよく比較されます。WF-C500は、WF-XB700よりも小型で軽量、高音のクリアさも優れています。一方で、WF-XB700は重低音の迫力と安定した装着感が魅力です。音楽のジャンルや使用シーンに合わせて選ぶと良いでしょう。
また、Anker Soundcore Liberty 4 NCも競合製品として挙げられます。こちらはノイズキャンセリング機能が搭載されており、より静かな環境で音楽を楽しめます。重低音はWF-XB700に劣りますが、バランスの取れた音質で様々なジャンルの音楽に対応できます。
実体験レビュー
私はWF-XB700を普段使いのイヤホンとして半年ほど使用しています。主に通勤時やジムでのトレーニング時に使用していますが、重低音のおかげで音楽を聴くのが非常に楽しくなりました。特に、ランニング中に聴くEDMは最高です。体が自然とリズムに乗って、より頑張れます。
ただ、電車内など騒がしい場所では、音量を上げないと音楽が聴き取りにくいことがあります。ノイズキャンセリング機能があれば、もっと快適に使えるのにと感じることもあります。また、充電ケースが大きいので、持ち運びには少し不便です。
まとめ
ソニー WF-XB700は、重低音好きにはたまらない完全ワイヤレスイヤホンです。迫力のある低音と安定した装着感で、音楽をより楽しく、よりアクティブに楽しむことができます。高音のクリアさやノイズキャンセリング機能は物足りないかもしれませんが、重低音を重視するなら間違いなくおすすめです。