XboxOne Indivisible レビュー:手描きアニメが彩る異色RPG、その魅力と挑戦
Indivisibleは、美しい手描きアニメーションと、ユニークな戦闘システムが特徴的なアクションRPGです。様々な文化が入り混じった世界観や、個性的なキャラクターも魅力。しかし、その一方で、いくつかの問題点も抱えています。実際にプレイした感想を元に、Indivisibleの魅力と課題を徹底的にレビューします。
Indivisibleとは?
Indivisibleは、Lab Zero Gamesが開発し、505 Gamesから発売されたアクションRPGです。主人公のアジュナは、自分の内なる力に目覚め、世界を救うための冒険に出ます。ゲームは、メトロイドヴァニアのような探索要素と、ヴァルキリープロファイルに似た戦闘システムを組み合わせた独特なスタイルが特徴です。手描きのアニメーションは非常に美しく、世界観を彩っています。
ストーリー
物語は、主人公アジュナの村が襲撃されるところから始まります。アジュナは、その中で不思議な力に目覚め、体内に他の人間を取り込む能力を得ます。彼女は、自分の力の謎を解き明かし、世界を救うために旅に出ます。
ゲームシステム
- 探索: マップを探索し、新たな能力を手に入れることで、行ける場所が増えていきます。隠されたアイテムや、強力な装備を見つけるのも楽しみの一つです。
- 戦闘: 最大4人のキャラクターでパーティを組み、リアルタイムで戦闘を行います。各キャラクターは、攻撃、防御、特殊技などを担当し、タイミングよくボタンを押すことで、コンボを繋げたり、敵の攻撃を防いだりできます。この戦闘システムは、非常に奥深く、やり込み要素も満載です。
- キャラクター: 多種多様なキャラクターが登場し、それぞれが独自のスキルやストーリーを持っています。お気に入りのキャラクターを見つけて、パーティを編成するのも楽しいです。
個人的な感想
Indivisibleを実際にプレイしてみて、まず目を引かれたのは、その美しいグラフィックです。手描きアニメーションは非常に丁寧に作られており、見ているだけでも楽しめます。音楽も素晴らしく、世界観に没入できます。戦闘システムは最初は少し戸惑いましたが、慣れてくると非常に面白く、戦略性も高いです。
ただ、いくつか気になる点もありました。ロード時間が少し長く感じることがありました。また、ストーリーの展開が少し遅く、序盤は少し退屈に感じるかもしれません。
競合製品との比較
Indivisibleと似たようなゲームとしては、ヴァルキリープロファイルや、オーディンスフィアなどが挙げられます。ヴァルキリープロファイルは、Indivisibleの戦闘システムの元になったゲームであり、戦略性の高い戦闘が楽しめます。オーディンスフィアは、美しいグラフィックと、重厚なストーリーが特徴です。Indivisibleは、これらのゲームの良いところを取り入れつつ、独自の要素も加えています。
例えば、Indivisibleの戦闘システムは、ヴァルキリープロファイルよりも簡単で、初心者でも楽しめるように設計されています。また、ストーリーは、オーディンスフィアほど重くなく、気軽に楽しめる内容となっています。
メリット・デメリット
メリット:
- 美しい手描きアニメーション
- ユニークな戦闘システム
- 個性的なキャラクター
- 奥深いやり込み要素
デメリット:
- ロード時間が長い
- ストーリーの展開が遅い
まとめ
Indivisibleは、美しいグラフィックと、ユニークな戦闘システムが魅力的なアクションRPGです。ロード時間やストーリーの展開など、気になる点もありますが、それを差し引いても十分に楽しめる作品です。特に、ヴァルキリープロファイルや、手描きアニメーションが好きな人にはおすすめです。