JBL TUNE 770NC:普段使いに最適なノイキャンヘッドホンを徹底レビュー
JBLのTUNEシリーズから登場した「JBL TUNE 770NC」。 ハイブリッドノイズキャンセリング機能、アプリでのイコライザー設定、マルチポイント接続など、普段使いに嬉しい機能が満載のワイヤレスヘッドホンです。
実際に数週間使ってみて感じた、良い点・悪い点を詳しくレビューしていきます。
開封と外観
パッケージはシンプルながらもスタイリッシュ。本体、充電用USB-Cケーブル、3.5mmオーディオケーブル、説明書が同梱されています。
カラーはホワイトを選びましたが、マットな質感で落ち着いた印象。イヤーカップとヘッドバンドにはソフトな素材が使われており、触り心地も良好です。
装着感
約232gという軽量設計のおかげで、長時間装着していても疲れにくいです。イヤーパッドも柔らかく、耳への圧迫感も少ないため、快適に音楽を楽しめます。
ただし、イヤーカップが少し小さめなので、耳が大きい方は少し窮屈に感じるかもしれません。
音質
JBLらしいパワフルな重低音が特徴的。低音好きにはたまらないサウンドです。 中高音域もクリアで、ボーカルや楽器の音もバランス良く聴こえます。
アプリでイコライザー設定を細かく調整できるのも嬉しいポイント。自分の好みに合わせて音質をカスタマイズできます。
ノイズキャンセリング性能
ハイブリッドノイズキャンセリング機能は、想像以上に優秀。電車の走行音やカフェの騒音などをしっかりと遮断してくれます。
特に、低音域のノイズキャンセリング効果が高いように感じました。音楽に集中したい時や、静かな環境で作業したい時に重宝します。
ただし、風切り音には少し弱いかもしれません。屋外での使用時は、風の強い日は注意が必要です。
バッテリー性能
公称値では、ノイズキャンセリングOFF時で最大約70時間、ON時で最大約44時間の再生が可能。
実際に使用してみたところ、ノイズキャンセリングONで1日5時間程度使用しても、1週間以上充電せずに済みました。バッテリー持ちは非常に優秀です。
また、5分の充電で約3時間再生できる急速充電にも対応しているため、急な外出時にも安心です。
マルチポイント接続
スマホとPCなど、2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント接続に対応。デバイスを切り替える手間が省けるので、非常に便利です。
例えば、PCで音楽を聴いている時にスマホに着信があっても、ヘッドホンを付け替えることなく、そのまま通話できます。
JBL TUNE 770NCのメリット・デメリット
メリット
- パワフルな重低音サウンド
- 優秀なノイズキャンセリング性能
- 長時間バッテリー
- アプリでのイコライザー設定
- マルチポイント接続
- 軽量で快適な装着感
デメリット
- イヤーカップが少し小さめ
- 風切り音に弱い
競合製品との比較
同じ価格帯のノイズキャンセリングヘッドホンとして、SONYのWH-CH720Nが挙げられます。
WH-CH720Nは、より自然なノイズキャンセリングとクリアな音質が特徴です。一方、JBL TUNE 770NCは、パワフルな重低音とアプリでのカスタマイズ性が魅力です。
どちらを選ぶかは、好みの音質や重視する機能によって変わってくるでしょう。
まとめ
JBL TUNE 770NCは、パワフルな重低音、優秀なノイズキャンセリング性能、長時間バッテリー、アプリでのカスタマイズ性など、普段使いに嬉しい機能が満載のワイヤレスヘッドホンです。
特に、重低音好きの方や、騒音を気にせず音楽に集中したい方におすすめです。
毎日の通勤・通学、カフェでの作業、旅行など、様々なシーンで活躍してくれること間違いなしです。