ソニーINZONE H5レビュー:プロも認めるゲーミングヘッドセットは「買い」か?徹底的に使って分かった真実
プロeスポーツチーム「Fnatic」監修、モンスターハンターワイルズ推奨音質という謳い文句に惹かれ、ソニーのゲーミングヘッドセットINZONE H5(WH-G500)を購入してみました。実際に使ってみて感じた良い点、悪い点を忖度なしでレビューします。
INZONE H5を選んだ理由
これまで使っていたヘッドセットが古くなったことと、FPSゲームでの音の重要性を再認識したことがきっかけです。特に以下の点に期待していました。
- 立体音響による没入感
- 長時間プレイでも疲れない装着感
- クリアなボイスチャット
開封と外観
パッケージはシンプルで、ヘッドセット本体、USBトランシーバー、USB-Cケーブル、説明書が入っています。本体は非常に軽く、約260g。これは、長時間使用を考えると非常に大きなメリットです。カラーはホワイトで、PlayStation5との相性も抜群です。
装着感
実際に装着してみると、想像以上に軽い!イヤーパッドはナイロン素材で、圧迫感が少なく、優しく耳を包み込んでくれます。ヘッドバンドも調整可能で、頭のサイズに合わせてフィットさせることができます。メガネをかけていても、イヤーパッドが干渉しにくいので、快適にプレイできます。
音質
INZONE H5の最大の魅力は、やはり音質です。特に立体音響技術は素晴らしいの一言。ゲーム内の音の方向や距離感が正確に把握でき、敵の足音や銃声の位置が手に取るように分かります。FPSゲームでは、敵の位置を予測しやすくなり、有利に立ち回ることができます。
PCソフトウェア「INZONE Hub」を使用することで、イコライザー調整も可能です。ゲームタイトルに合わせて最適なサウンド設定を見つけることができます。
マイク性能
ボイスチャットもクリアで快適です。AIノイズキャンセリング機能が搭載されており、周囲の雑音を効果的に除去してくれます。チームメイトからは「声がクリアになった」と好評でした。
ワイヤレス性能
2.4GHzワイヤレス接続は、低遅延で安定しています。有線接続と遜色ないレベルで、快適にゲームをプレイできます。最大28時間のバッテリー持続時間も魅力です。充電切れを気にせず、長時間プレイに没頭できます。
競合製品との比較
ゲーミングヘッドセットとして有名なRazer BlackShark V2 Proと比較してみました。
項目 | INZONE H5 | Razer BlackShark V2 Pro |
---|---|---|
重量 | 約260g | 約320g |
バッテリー持続時間 | 最大28時間 | 最大24時間 |
音質 | 立体音響に優れる、ゲーム向けチューニング | THX Spatial Audio、バランスの良い音質 |
マイク | AIノイズキャンセリング | HyperClear Super Wideband Mic |
価格 | 19,000円 | 25,000円前後 |
接続方法 | 2.4GHzワイヤレス、有線 | 2.4GHzワイヤレス、有線 |
その他 | Fnatic監修、PS5との連携 | - |
INZONE H5は、Razer BlackShark V2 Proと比較して、軽量でバッテリー持続時間が長く、価格も抑えられています。音質は好みが分かれると思いますが、立体音響を重視するならINZONE H5がおすすめです。
メリット・デメリット
メリット
- 非常に軽量で、長時間使用でも疲れにくい
- 立体音響による没入感が素晴らしい
- クリアなボイスチャット
- 低遅延ワイヤレス接続
- PS5との連携
- Fnatic監修
デメリット
- 価格がやや高め
- デザインがシンプルすぎるという意見も
まとめ
ソニーINZONE H5は、プロも認める高性能なゲーミングヘッドセットです。特に、FPSゲームをプレイする方には、その立体音響による没入感と、クリアなボイスチャットは大きなアドバンテージになるでしょう。価格はやや高めですが、それに見合うだけの価値はあると思います。
迷っているなら、買って損はない!