大戦略VII DX [SSBセレクト] レビュー:あの頃の熱狂は再び?
「大戦略VII DX [SSBセレクト]」は、かつてPCゲームファンを熱狂させた戦略シミュレーションゲーム「大戦略」シリーズの一作です。フルポリゴンで描かれたマップと、400種類以上の兵器が登場する点が魅力です。私も当時、徹夜でプレイした記憶があります。
今回は、この「大戦略VII DX [SSBセレクト]」を実際にプレイし、現代の視点からレビューしてみました。果たして、あの頃の熱狂は再び蘇るのでしょうか?
進化した階層高度の概念
本作の特徴の一つが、「階層高度」の概念です。これにより、地形の高低差が戦闘に大きな影響を与えるようになりました。例えば、高地に陣取った部隊は、敵を一方的に攻撃できます。逆に、低い場所にいる部隊は、敵の攻撃を受けやすくなります。
この階層高度の概念は、戦略の幅を広げ、より奥深いゲームプレイを可能にしています。地形を考慮した部隊配置や、敵の弱点を突く奇襲など、様々な戦術を駆使して勝利を目指すのが楽しいです。
400種類以上の兵器が登場
「大戦略VII DX [SSBセレクト]」には、約400種類もの兵器が登場します。戦車、戦闘機、ヘリコプター、艦艇など、様々な兵器が登場し、それぞれの兵器には、攻撃力、防御力、移動力などのパラメータが設定されています。
プレイヤーは、これらの兵器を駆使して、敵の部隊を撃破し、敵の拠点を制圧する必要があります。どの兵器をどの場所に配置するか、どの兵器を優先的に開発するかなど、戦略的な判断が求められます。
他の戦略シミュレーションゲームとの比較
戦略シミュレーションゲームとして有名な「信長の野望」シリーズや「シヴィライゼーション」シリーズと比較すると、「大戦略VII DX [SSBセレクト]」は、より戦闘に特化したゲームと言えます。「信長の野望」シリーズは内政や外交も重要ですが、「大戦略」シリーズは、戦闘が中心となります。また、「シヴィライゼーション」シリーズは、国家の発展が中心となります。
より手軽に、そして戦略的な戦闘を楽しみたいという方には、「大戦略VII DX [SSBセレクト]」がおすすめです。
実体験レビュー:アラフォーゲーマーはどう感じた?
実際にプレイしてみて、まず感じたのは、グラフィックの進化です。フルポリゴンで描かれたマップは、非常にリアルで、臨場感があります。兵器のモデリングも細かく、見ているだけでも楽しめます。
ゲームシステムは、複雑すぎず、シンプルで分かりやすいです。しかし、戦略性は高く、やりごたえがあります。特に、階層高度の概念は、戦略の幅を広げており、様々な戦術を試すのが楽しいです。
ただ、現代のゲームと比較すると、操作性やUIには、やや古さを感じます。また、チュートリアルが不十分なため、初心者には少し難しいかもしれません。
メリット
- 戦略性の高いゲームシステム
- 400種類以上の豊富な兵器
- フルポリゴンで描かれた美しいグラフィック
デメリット
- 操作性やUIに古さを感じる
- チュートリアルが不十分
まとめ:戦略SLGファンならプレイする価値あり
「大戦略VII DX [SSBセレクト]」は、戦略シミュレーションゲームの金字塔として、今もなお色褪せない魅力を放っています。グラフィックや操作性には、やや古さを感じる部分もありますが、戦略性の高いゲームシステムは、現代のゲーマーにも十分に楽しめます。
特に、過去に「大戦略」シリーズをプレイしたことがある方には、懐かしい気持ちでプレイできるはずです。ぜひ、一度プレイしてみてください。