YES(イエス)グレイテスト・ヒッツ SHM-CDレビュー:プログレ入門からマニアまで唸る名盤の魅力!
プログレッシブロックの代表格、YES(イエス)のベストアルバム『グレイテスト・ヒッツ』。SHM-CD仕様で高音質化された本作は、プログレ初心者から長年のファンまで、幅広い層にアピールする魅力的な一枚です。今回は、実際に聴いてみて感じた本作の魅力を、熱くレビューしていきます。
YESとの出会い:衝撃のファーストコンタクト
私が初めてYESの音楽に触れたのは、今から10年以上前のこと。当時、兄が持っていたCDを何気なく聴いたのがきっかけでした。それまで聴いていた音楽とは全く違う、複雑な構成とドラマティックな展開に、衝撃を受けたのを今でも覚えています。特に「Roundabout」のイントロを聴いた瞬間、全身に鳥肌が立った感覚は忘れられません。
『グレイテスト・ヒッツ』:入門に最適な一枚
YESの音楽は、一曲が非常に長かったり、構成が複雑だったりと、初心者には少しハードルが高いかもしれません。しかし、この『グレイテスト・ヒッツ』は、彼らの代表曲を網羅しており、入門盤として最適です。「Roundabout」や「Owner of a Lonely Heart」といった、比較的聴きやすいヒット曲も収録されているので、すんなりとYESの世界に入り込めるはずです。
SHM-CD:音質の進化を体感せよ
このCDはSHM-CD(Super High Material CD)仕様で、通常のCDよりも高音質で音楽を楽しめます。実際に聴いてみると、音の分離が良く、各楽器の音がクリアに聴こえます。特に、クリス・スクワイアのうねるようなベースラインや、リック・ウェイクマンの華麗なキーボードソロは、SHM-CDで聴くとその迫力が段違いです。今まで聴こえなかった音に気づくこともあり、改めてYESの音楽の奥深さを感じさせてくれます。
競合製品との比較:あえてアナログレコードという選択肢も
YESの楽曲を楽しむ方法は、CD以外にもたくさんあります。例えば、最近人気のアナログレコードで聴くのも良いでしょう。アナログレコードは、CDとは違った温かみのある音質が魅力です。また、ストリーミングサービスを利用すれば、手軽にYESの楽曲を聴くことができます。しかし、SHM-CDならではの高音質は、これらの方法ではなかなか味わえません。
メリット・デメリット:SHM-CDだからこその注意点も
SHM-CDのメリットは、なんと言っても高音質です。しかし、SHM-CDは通常のCDよりもデリケートなので、取り扱いには注意が必要です。また、SHM-CD対応のプレーヤーで聴くことで、その性能を最大限に引き出すことができます。
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
音質 | 非常にクリアで、楽器の分離が良い | 通常のCDプレーヤーでは、SHM-CDの性能を最大限に引き出せない場合がある |
取り扱い | 通常のCDと同様 | 傷つきやすい |
価格 | 比較的高価 | |
入手性 | 比較的容易 |
まとめ:YESの音楽を最高の音質で
YESの『グレイテスト・ヒッツ』SHM-CDは、プログレ入門にはもちろん、長年のファンにとっても、改めてYESの音楽の魅力を再発見できる一枚です。高音質でYESの名曲たちを堪能し、プログレッシブロックの世界にどっぷりと浸ってみてください。