Xbox Series X「ソウルハッカーズ2」徹底レビュー!旧作ファンも納得? プレイして分かった魅力と注意点
アトラスから発売された「ソウルハッカーズ2」。 デビルサマナーシリーズの系譜を受け継ぐ本作は、発売前から多くのゲームファンから注目を集めていました。 私も旧作からのファンとして、Xbox Series X版を購入し、実際にプレイしてみました。
今回は、そんな「ソウルハッカーズ2」の魅力を、旧作との比較や実際にプレイして感じた点などを交えながら、徹底的にレビューしていきたいと思います。
「ソウルハッカーズ2」とは?
「ソウルハッカーズ2」は、2022年に発売されたRPGです。 前作「ソウルハッカーズ」の世界観を受け継ぎつつ、新たな主人公やストーリーが展開されます。
近未来を舞台に、悪魔やハッカーたちが入り乱れる世界で、主人公たちは世界の危機に立ち向かいます。
ストーリー
物語は、未来を観測する存在「Aion(アイオン)」が、世界の破滅を予見したことから始まります。 Aionは、破滅を回避するために、2体のエージェント「リンゴ」と「フィグ」を創造し、人間界へと送り込みます。
リンゴとフィグは、破滅を阻止するために、デビルサマナーと呼ばれる悪魔使いの力を借りながら、事件の真相を追っていくことになります。
ゲームシステム
ゲームシステムは、ターン制のコマンドバトルを採用しています。
敵の弱点を突くことで、パーティ全体で連携攻撃を行う「サバト」が特徴的です。
また、ダンジョン探索や悪魔との交渉など、RPGの定番要素も充実しています。
旧作「ソウルハッカーズ」との比較
旧作「ソウルハッカーズ」は、1997年にセガサターンで発売されたゲームです。
「ソウルハッカーズ2」は、旧作の世界観を受け継ぎつつも、ストーリーやキャラクターは一新されています。
世界観
旧作は、電脳空間を舞台にしたサイバーパンクな世界観が特徴的でした。
一方、「ソウルハッカーズ2」は、近未来の都市を舞台に、より現実的な世界観が描かれています。
キャラクター
旧作の主人公は、ハッカー集団「スプーキーズ」の一員でしたが、「ソウルハッカーズ2」の主人公は、Aionのエージェントであるリンゴです。
また、旧作に登場したキャラクターも、一部が異なる役割で登場します。
システム
戦闘システムは、どちらもターン制のコマンドバトルを採用しています。
しかし、「ソウルハッカーズ2」では、敵の弱点を突くことで連携攻撃を行う「サバト」が追加され、より戦略的なバトルが楽しめるようになりました。
実際にプレイして感じた魅力
実際に「ソウルハッカーズ2」をプレイして、特に魅力的だと感じた点は以下の3つです。
魅力的なキャラクター
リンゴをはじめとする主人公たちは、それぞれ個性的な性格や背景を持っており、物語を盛り上げてくれます。 特に、悪魔との交渉や仲間との交流を通じて、キャラクターたちの人間性が描かれていくのが魅力的でした。
戦略的なバトルシステム
敵の弱点を突くことで連携攻撃を行う「サバト」は、非常に戦略的でやりごたえがあります。 悪魔の組み合わせやスキルの選択によって、さまざまな戦術を試すことができるのが面白かったです。
スタイリッシュな演出
ゲーム全体を通して、スタイリッシュな演出が施されています。 特に、戦闘シーンやイベントシーンでは、音楽や映像が一体となって盛り上がりを演出してくれます。
注意点
「ソウルハッカーズ2」をプレイする上で、注意しておきたい点がいくつかあります。
ロード時間が長い
ダンジョン間の移動や戦闘開始時など、ロード時間が長いと感じることがありました。 快適にプレイするためには、ある程度の忍耐が必要かもしれません。
ストーリーがやや難解
ストーリーは、専門用語や複雑な設定が多く、やや難解に感じることがありました。 しかし、ゲームを進めていくうちに徐々に理解できるようになるので、根気強くプレイすることをおすすめします。
競合タイトルとの比較
同じアトラスの「ペルソナ5」と比較すると、「ソウルハッカーズ2」はよりダークでシリアスな雰囲気を持っています。
「ペルソナ5」のような学園生活要素はありませんが、その分、悪魔やハッカーたちが入り乱れる世界観に没頭できます。
まとめ
「ソウルハッカーズ2」は、旧作のファンはもちろん、新たなRPGを求める人にもおすすめできる作品です。
魅力的なキャラクターや戦略的なバトルシステム、スタイリッシュな演出など、多くの魅力が詰まっています。
ロード時間やストーリーの難解さなど、気になる点もありますが、それらを差し引いても十分に楽しめるゲームだと思います。
ぜひ、あなたも「ソウルハッカーズ2」の世界に足を踏み入れてみてください。