【PCE用】ポータブルモニター IPS LCD レビュー!懐かしのPCエンジンを手のひらで、そして大画面で楽しむ新体験
「あの頃、夢中になったPCエンジンをもう一度、手軽に遊びたい!」
そんな想いを抱えるレトロゲーム愛好家の皆さん、こんにちは!私は長年PCエンジンを愛してやまないゲーマーの一人です。PCエンジンは名作揃いですが、現代の環境で遊ぶには、ブラウン管テレビの確保やコンポジット接続の画質劣化など、いくつかのハードルがありました。
しかし、今回ご紹介するコロンバスサークルの「(PCE用)ポータブルモニター IPS LCD」は、そんな悩みを一気に解決してくれる画期的なアイテムでした。実際に使ってみて、その感動を皆さんに余すところなくお伝えしたいと思います!
夢のPCエンジンモバイル化が実現!驚きの快適さ
まずはこちらの製品をご覧ください。
PCエンジン本体の背面にある拡張バスに直接接続するだけで、手軽にポータブルゲーム機に変身させてくれるのがこのモニターの最大の魅力です。私が初めて接続した時、「こんな日が来るなんて!」と、思わず声が出ました。まるで、昔夢見たPCエンジン版「ゲームボーイ」が現代の技術で実現したかのようです。
使ってみて分かった驚きの高画質!IPS液晶の実力
このモニターに採用されているのは、4.3インチのIPS液晶パネルです。IPS液晶は視野角が広く、斜めから見ても色が鮮明で美しいのが特徴です。実際に『スプラッターハウス』や『PC原人』といった名作をプレイしてみましたが、発色の良さとクリアな画面に感動しました。昔のPCエンジンはブラウン管テレビで遊ぶのが当たり前でしたが、現代のIPS液晶で見るゲーム画面は、ドット絵の美しさを再発見させてくれるほどです。
さらに、画面比率切り替えスイッチも搭載されており、オリジナルに近い「スタンダード(4:3)」と、現代のワイド画面に合わせた「ワイド(16:9)」をいつでも切り替えられます。私はやはりオリジナルの4:3で遊ぶのが好みですが、16:9で遊んでみるのも新鮮な体験でした。
場所を選ばない自由なプレイスタイル:モバイルバッテリー対応は革命的!
私がこの製品で最も「革命的だ!」と感じたのが、モバイルバッテリーでの給電に対応している点です。付属のACアダプタはもちろん使えますが、モバイルバッテリーを使えば、コンセントがない場所でもPCエンジンを動かせるようになるのです。
例えば、私はベランダで日光浴をしながら『カトちゃんケンちゃん』を遊んだり、友人宅に気軽に持っていって『ボンバーマン』で対戦したりと、これまでのPCエンジンでは考えられなかった遊び方ができるようになりました。これは本当に感動的な体験でした。電源コードの煩わしさから解放され、文字通り「場所を選ばずに」レトロゲームを楽しめるようになったのは、まさにゲーム体験の幅を広げる大きな一歩だと感じています。
大画面で楽しむ!外部出力機能が嬉しい
ポータブルモニターとしての魅力だけでなく、テレビへの外部出力機能も搭載しているのは非常に嬉しいポイントです。付属のHDMIケーブルやAVケーブルを使って、大型テレビでPCエンジンを遊ぶことができます。私がリビングの4Kテレビに接続して『R-TYPE』をプレイした際、その大迫力に改めてPCエンジンのゲームの奥深さを感じました。モニター単体で携帯機として遊べるだけでなく、家族や友人と大画面で盛り上がることもできる、まさに一台二役の優れものだと感じました。
私が感じたメリット・デメリット
実際にこの「(PCE用)ポータブルモニター IPS LCD」を使ってみて感じたメリットとデメリットをまとめました。
メリット
- 手軽にPCエンジン実機を現代環境で楽しめる: 拡張バスに接続するだけでOKな手軽さは唯一無二です。
- 高画質なIPS液晶: ドット絵の美しさが際立ち、鮮明な画面でゲームが楽しめます。
- モバイルバッテリー対応で携帯性抜群: コンセント不要で、どこでもPCエンジンを遊べる自由は感動的です。
- 外部出力で大画面プレイも可能: 一台でポータブルにも据え置きにも対応し、活用の幅が広がります。
- コンパクトで場所を取らない: 省スペースでレトロゲーム環境を構築できます。
- 画面比率切り替え機能: 4:3と16:9を選べるため、好みに合わせて表示を調整できます。
デメリット
- 画面サイズが4.3インチとやや小さめ: 携帯機としては十分ですが、据え置き機に慣れていると物足りなさを感じるかもしれません。
- あくまでPCエンジン専用: 他のレトロゲーム機には使えないため、汎用性はありません。
- 接続するとPCエンジン本体が少し長くなる: 持ち運び時に少しだけかさばります。
- 価格: 周辺機器としては約1万3千円と決して安くはありません。しかし、得られる体験を考えれば十分納得できる価格だと私は感じています。
類似製品との比較:なぜ今『(PCE用)ポータブルモニター IPS LCD』を選ぶべきか
レトロゲームを現代の環境で楽しむ方法はいくつかありますが、この「(PCE用)ポータブルモニター IPS LCD」は、その中でも独特の立ち位置を確立しています。
汎用アップスケーラー(例:OSSC、Retrotinkシリーズ)との比較
OSSCやRetrotinkシリーズといった汎用性の高いアップスケーラーは、様々なレトロゲーム機を高画質で現代のテレビに出力できる優れた製品です。しかし、これらは数万円〜高価なものが多く、PCエンジン単体で手軽に遊びたい人にはオーバースペックに感じるかもしれません。また、これらはあくまで出力変換器であり、単体でポータブル化できるわけではありません。
対して、本製品はPCエンジンに特化することで、接続の手軽さと一体型ならではのコンパクトさを実現しています。設定も不要で、まさに「繋ぐだけ」で美しい画面で遊べるのが大きな違いです。
エミュレーターや互換機(例:レトロフリーク、Analogue Duoなど)との比較
レトロフリークのようなエミュレーター機や、Analogue Duoのような高精度な互換機も、手軽に多くのレトロゲームが楽しめる選択肢です。しかし、これらは実機ではなく、どうしても「実機で遊ぶあの感覚」とは異なります。
『コロンバスサークル (PCE用)ポータブルモニター IPS LCD』は、愛着のあるPCエンジン実機を活かしつつ、手軽に現代の環境に適応させたいという、PCエンジンファン特有のニッチなニーズに完璧に応えてくれます。特に、モバイルバッテリーで動く手軽さは、他の追随を許さない大きな強みだと感じました。
この製品は、「実機で遊びたいけど、現代のテレビに繋ぐのが面倒」「気軽に持ち出して遊びたい」という、まさに私が抱えていたような悩みを解決してくれる、痒い所に手が届く傑作だと断言できます。
まとめ
「(PCE用)ポータブルモニター IPS LCD - PCエンジン用周辺機器」は、長年PCエンジンを愛する私にとって、まさに夢のようなアイテムでした。高画質なIPS液晶、モバイルバッテリーでの給電、そして外部出力機能。これら全てが一体となり、PCエンジンをより身近に、そしてより自由に楽しめる環境を提供してくれます。
懐かしのPCエンジンをもう一度、最高の環境で遊び尽くしたいと考えているなら、このポータブルモニターは間違いなく最高の投資となるでしょう。ぜひ一度、この新しいレトロゲーム体験を味わってみてください。