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【新境地】Anker Soundcore Liberty 5は「聴く」を変える!ノイキャン・ハイレゾ・3Dオーディオの衝撃

【新境地】Anker Soundcore Liberty 5は「聴く」を変える!ノイキャン・ハイレゾ・3Dオーディオの衝撃

完全ワイヤレスイヤホン市場は、まさに群雄割拠の時代。そんな中で、Anker Soundcoreが送り出した最新モデル「Soundcore Liberty 5」は、これまでの同社のイヤホンの常識を覆す、まさに「新境地」と呼ぶにふさわしい製品です。私自身、日頃から数多くのワイヤレスイヤホンを試していますが、このLiberty 5を初めて耳にした時、その進化の幅に正直、驚きを隠せませんでした。

「ただの進化」では片付けられない、音質、ノイズキャンセリング、そして新たな没入感をもたらすDolby Audio対応。これらの要素が、私たちの「聴く」という行為をいかに変えてくれるのか。この記事では、私が実際にAnker Soundcore Liberty 5を使ってみて感じたその魅力と、旧モデルや競合製品との比較も交えながら、詳細なレビューをお届けします。

出かける際も、自宅で集中したい時も、このイヤホンがあなたの日常にどんな変化をもたらすのか、ぜひ最後まで読んでみてください。

圧倒的静寂、ウルトラノイズキャンセリング3.5の実力

Anker Soundcore Liberty 5を語る上で、まず触れておきたいのが、そのノイズキャンセリング性能です。前モデルのLiberty 4から「ウルトラノイズキャンセリング 3.5」へと進化を遂げたこの機能は、個人的に最も期待していたポイントでした。実際にカフェや通勤電車の中で試してみると、その効果は歴然。

特に、低音域の騒音、例えば電車のゴォーっという走行音や、空調の低い唸り音などは、驚くほどきれいに消え去ります。これは、従来のAnker製品では体験できなかったレベルの静寂で、SonyのWF-1000XM5やBose QuietComfort Ultra Earbudsといったノイズキャンセリングの業界トップランナーたちに、より一歩近づいた印象を受けました。

一方で、人の話し声や高音域の騒音は完全に消えるわけではありませんが、十分にマスキングされ、音楽やコンテンツに集中できる環境を作り出してくれます。この価格帯でこのノイズキャンセリング性能は、もはや反則級と言えるでしょう。

音の感動を呼び起こす!ハイレゾDolby Audio体験

Liberty 5のもう一つの大きな目玉は、その音質の進化です。高音質コーデックLDACに対応しているため、対応する音源とデバイスがあれば、従来のBluetooth接続と比較して約3倍の情報量で音楽を再生できます。実際にハイレゾ音源を聴いてみると、細部まで鮮明に再現され、まるでアーティストが目の前で演奏しているかのような臨場感を味わうことができました。特にボーカルの息遣いや、楽器一つ一つの響きがクリアに感じられ、音楽を聴く喜びが一段と深まります。

そして、Soundcoreの完全ワイヤレスイヤホンとして初めて対応した「Dolby Audio」は、まさに音響体験を次の次元へと引き上げてくれます。これは単なるイコライザー調整とは異なり、音に奥行きと広がりをもたらし、まるで空間の中に音が満ちているかのような感覚を与えてくれます。映画やライブ音源を試してみたのですが、頭の周りを音が移動するような感覚は、これまでのイヤホンでは味わえなかった没入感です。

9.2mmのダイナミックドライバーに加え、Soundcore初となるバスレフ構造の採用も、音質に貢献しています。特に低音の迫力は特筆すべき点で、ただ量が多いだけでなく、深く、そしてタイトに響く低音は、リズム感を心地よく際立たせます。中高音域もクリアで、全体的にバランスの取れた、非常にリッチなサウンドだと感じました。

日常使いをさらに快適に!進化した機能性

Liberty 5は、高音質やノイズキャンセリングだけでなく、日常使いにおける利便性も大きく進化しています。

外音取り込み性能の向上

Liberty 4から左右1基ずつマイクが増えたことで、外音取り込み(アンビエントサウンド)が非常に自然になりました。イヤホンを装着したままでも、まるで耳を塞いでいないかのように周囲の音を聞き取ることができます。これは、コンビニでの会計時や、駅でのアナウンスを聞く際に非常に役立ちます。モードの切り替えもスムーズで、ストレスなく使えました。

LDACとDolby Audioを併用できるマルチポイント接続

個人的に大絶賛したいのが、この機能です。PCとスマートフォン、あるいはタブレットなど、複数のデバイスを同時に接続し、シームレスに切り替えることができるマルチポイント接続は、今や多くのイヤホンで採用されていますが、Liberty 5はなんと「LDAC」や「Dolby Audio」といった高音質機能と併用できる点が画期的です。これにより、高音質を維持したまま、デバイス間の切り替えが手軽に行えるようになり、私のワークフローが格段に快適になりました。

その他の注目機能

機能名 説明 私の感想
最大48時間再生 充電ケース併用で長時間再生が可能。 短期の出張なら充電器不要で安心。バッテリー切れの心配が激減。
IP55 防塵・防水規格 日常使用での水濡れや汗、ホコリに強い。 ジムでのワークアウトや、小雨の中の移動でも気にせず使えました。
ワイヤレス充電対応 置くだけで充電可能。 地味に便利。ケーブルを探す手間が省けるのは嬉しい。

Liberty 4から何が変わった?買い替えの価値は?

Liberty 5は、前モデルのLiberty 4からの正統進化モデルであり、各機能が着実に、かつ大幅に強化されています。

主な進化点は以下の通りです。

  • ノイズキャンセリング: Liberty 4の「2.0」から「3.5」へ進化。体感できる静寂度が格段に向上。
  • マイク数: 外音取り込み用のマイクが左右1基ずつ追加され、より自然な外音取り込みを実現。
  • Dolby Audio対応: Liberty 5でSoundcoreとして初対応。立体的な音響体験が追加。
  • バスレフ構造: Liberty 5でSoundcoreとして初採用。迫力ある低音を実現。
  • マルチポイント接続: LDACやDolby Audioとの併用が可能に。

Liberty 4も優れたイヤホンでしたが、Liberty 5はノイズキャンセリング性能や音質、特にDolby Audioによる没入感は全く別次元です。もしあなたがLiberty 4のユーザーで、より強力なノイズキャンセリングや、新しい音響体験を求めているのであれば、間違いなく買い替える価値はあります。もちろん、初めてAnker Soundcoreのイヤホンを購入する方にも、自信を持っておすすめできるモデルです。

ここが惜しい!Liberty 5の正直なデメリット

ほぼ完璧とも言えるLiberty 5ですが、いくつか気になった点も正直にお伝えします。

  1. フィット感は個人差あり: 付属のイヤーチップは6種類と豊富ですが、耳の形によっては最適なフィット感を見つけるのに少し時間がかかるかもしれません。個人的には標準のもので問題ありませんでしたが、もし万が一合わない場合は、別途社外品のイヤーチップを試すのも良いでしょう。
  2. ケースの質感: 充電ケースはマットな質感で良いのですが、開閉ヒンジの部分に若干のチープさを感じてしまう瞬間がありました。実用上は全く問題ありませんが、高級感を求める方には少し物足りないかもしれません。

これらの点は、あくまで個人的な感想であり、製品全体の高いパフォーマンスを損なうものではありませんが、購入を検討する際の参考になれば幸いです。

まとめ:Soundcore Liberty 5は新時代の「聴く」体験をあなたに

Anker Soundcore Liberty 5は、ノイズキャンセリング性能の飛躍的な向上、LDACによるハイレゾ対応、そしてSoundcore初となるDolby Audioの搭載により、完全に新しい「聴く」体験を提供してくれるワイヤレスイヤホンです。

カフェや電車内での集中したい瞬間も、臨場感あふれる音楽や映画の世界に没頭したい時も、そして複数のデバイスをシームレスに切り替えながら作業したい時も、このイヤホンはあなたの期待を裏切らないでしょう。

価格帯を考慮すると、そのパフォーマンスはまさに「価格破壊」と呼ぶにふさわしいレベル。高音質と高機能性を両立させた、コストパフォーマンスに優れたイヤホンを探しているすべての人に、Anker Soundcore Liberty 5を強くおすすめします。あなたの日常の「聴く」体験が、このイヤホンで劇的に変わることを保証します。