【検証】Holy Stone HS420ドローンは100g未満の最適解か？お子さんと始める空の冒険と親目線の安全徹底レビュー！

最近、小学生の息子が「ドローンで遊んでみたい！」と言い出しました。しかし、ドローンと言っても種類は様々。高価なものは手が出ないし、操作が難しそう、屋外で飛ばすには申請が必要…など、親としては色々と気になる点がありました。

そんな時に出会ったのが、Holy Stoneのミニドローン「HS420」です。公式サイトやレビューを見る限り、「100g未満で申請不要」「子供向け」「初心者にも優しい機能満載」と、まさに我が家が求めていた条件にぴったり！

果たして、Holy Stone HS420は本当に子供から大人まで楽しめるドローンなのか？今回は、実際に我が家で購入し、息子と一緒に飛ばしてみた体験談を交えながら、その魅力と実力を徹底レビューしていきます。

Holy Stone ドローン 100g未満小型 1080Pカメラこども向け HS420

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Holy Stone HS420ドローンとは？

まずは、Holy Stone HS420の基本的な特徴をご紹介します。

| 特徴 | 内容 | | :--------------------- | :---------------------------------------------------------------- | | 本体重量 | 約31g（バッテリー装着時）※航空法規制対象外の100g未満 | | カメラ | 1080P HDカメラ（一部ロットは720Pの場合あり） | | 飛行時間 | 1個約6分（バッテリー3個付属で合計約18分） | | 主な機能 | 手投げテイクオフ、ヘッドレスモード、高度維持、高速旋回、FPV操縦、ジェスチャー撮影、軌跡飛行モードなど | | 安全性 | 全保護プロペラガード、耐衝撃性 | | 付属品 | 専用収納ケース、バッテリー3個、予備プロペラ、充電ケーブルなど |

特筆すべきは、その軽さ！バッテリーを含めてもわずか31gという超軽量設計なので、国土交通省への機体登録が不要。届いてすぐに遊べる手軽さが魅力です。また、手のひらサイズのコンパクトさも、室内で飛ばすには最適なポイントだと感じました。

なぜ我が家はHoly Stone HS420を選んだのか？親目線の決め手

我が家がHS420を選んだ理由はいくつかありますが、特に親として重要視したのは以下の点です。

安全性が高いこと： 小さな子供が使うことを考えると、プロペラがむき出しになっているタイプは危険。HS420はプロペラが完全にガードで覆われているため、万が一指が触れても安心です。実際に息子が初めて操縦した際も、何度か壁にぶつかりましたが、本体やプロペラへのダメージもほとんどありませんでした。この全保護プロペラガードは、本当に買ってよかったと思えるポイントです。
操作が簡単で初心者向けであること： ドローンは初めてなので、複雑な操作は避けたいと考えていました。HS420は「手投げテイクオフ」や「高度維持」機能があるため、離陸もホバリングも非常に簡単。特に高度維持機能は、スロットル操作に集中しなくても安定してくれるので、初心者の息子でもすぐに飛ばせるようになりました。初めてのドローンにこれほど適したモデルはないと感じています。
バッテリーが3個付属していること： ドローンの悩みでよく聞くのが「飛行時間が短い」という声。HS420はバッテリーが3個も付属しており、合計で約18分間も飛行できます。6分はあっという間ですが、3個あれば交代で飛ばしたり、休憩を挟んだりしながら、飽きずに楽しむことができました。これは、子供が遊ぶ上で非常に重要なポイントだと実感しました。

実際に飛ばしてみた！操作性と安定性は？

箱を開けてまず驚いたのは、そのコンパクトさ！専用の収納ケースに綺麗に収まっていて、持ち運びにも便利です。バッテリーをセットして、いざフライト！

離陸は「手投げ」で簡単スタート！

コントローラーの準備をして、スマホアプリと連携。いよいよ離陸です。HS420は「手投げテイクオフモード」が搭載されており、ドローンを軽く投げ上げるだけで自動的に離陸してくれるんです。これが本当に画期的で、息子は大興奮！私も最初は半信半疑でしたが、軽くフワッと投げるとスーッと安定してホバリングする姿を見て感動しました。

安定感抜群の高度維持機能

飛行中は「高度維持」機能のおかげで、スロットルスティックから手を離しても、その場でピタッとホバリングしてくれます。これにより、左右や前後の操作に集中できるため、初めてドローンを操縦する息子でも安心して飛ばせました。リビングの狭い空間でも、壁にぶつかることなく安定して飛行できたのは、この機能のおかげだと感じています。

アクロバティックな高速旋回も！

慣れてきたら、コントローラーのボタン一つで「高速旋回」や「ホバリングモード」といったアクロバティックな飛行も楽しめます。息子はまだ難しいようでしたが、私が操作して見せると「おー！」と歓声を上げていました。初心者だけでなく、少しステップアップしたい時にも楽しめる機能が満載です。

驚きの1080Pカメラ性能と空撮体験

ミニドローンながら、1080P HDカメラが搭載されているのもHS420の大きな魅力です。スマホに専用アプリをインストールすれば、ドローンからの映像をリアルタイムで見ながら操縦するFPV飛行も可能。これが想像以上に面白かったです。

手動でカメラの角度を調整できるので、床すれすれから見上げたり、天井近くから見下ろしたりと、様々なアングルの空撮を楽しめます。画質はプロ仕様とまではいきませんが、家族で楽しむ思い出作りの空撮には十分すぎるクオリティだと感じました。

特に息子が気に入っていたのは「ジェスチャー撮影」機能。カメラに向かってピースサインをすると写真が撮れたり、手のひらをかざすと動画が撮れたりするんです。まるで魔法みたいで、子供たちは大はしゃぎでした。撮った動画や写真はスマホに保存できるので、すぐに家族とシェアして楽しめます。

気になる競合製品との比較

ドローン市場には様々な製品がありますが、HS420のような「100g未満」「初心者向け」「子供向け」というカテゴリで考えると、競合となるのは主に以下のような製品が挙げられます。

DJI Mavic Mini/Mini 2 SEなどのDJI社製ドローン: 世界的に有名なDJIのドローンは、確かに高性能で空撮のクオリティも高いです。しかし、価格帯はHS420よりも高価で、特にMavic Miniシリーズは100gを超え、機体登録が必要となります。また、操縦もより繊細なスキルが求められるため、子供の初めてのドローンとしてはハードルが高いと感じます。HS420は、DJIのような本格ドローンへの入門として、最適な「ステップアップ前の練習機」という位置づけだと感じました。
国内トイメーカー製の安価なドローン（例：京商、CCPなど）: 数千円で購入できるトイドローンも多数存在しますが、多くはカメラ性能が劣っていたり、安定性が低かったり、バッテリー持ちが悪かったりといった課題があります。また、プロペラガードが不十分なものも多く、安全性に不安を感じることも。HS420は、トイドローンの手軽さと、本格ドローンの機能性をバランス良く兼ね備えている点で、これらの製品よりも一歩抜きん出ている印象です。

HS420は、DJIのようなプロフェッショナルなドローンには及ばないものの、トイドローンよりははるかに優れた安定性と機能性、そして何より「安全に、気軽に楽しめる」という点で、唯一無二の存在だと感じました。

Holy Stone HS420のメリット・デメリット

実際に使ってみて感じたメリットと、正直なデメリットをまとめました。

メリット

100g未満で機体登録不要！: 届いたらすぐに遊べる手軽さは最大の魅力です。
全保護プロペラガードで安全性が高い： 子供が使っても安心。本体へのダメージも軽減されます。
初心者向けの機能が充実： 手投げテイクオフや高度維持など、初めてでも簡単に飛ばせます。
バッテリー3個付属で長時間楽しめる： 飛行時間の短さをカバーし、集中して遊べます。
1080Pカメラ搭載で空撮もOK： この価格帯でFPVやジェスチャー撮影ができるのは素晴らしいです。
収納ケース付きで持ち運び・保管が楽： 外出先にも気軽に持っていけます。
日本語カスタマーサービスあり： 万が一のトラブル時も安心できます。

デメリット

バッテリー1個あたりの飛行時間が短い： 6分はあっという間。複数のバッテリーは必須です。
屋外での使用には不向き： 軽すぎるため、少しの風でも流されやすいです。あくまで室内メインで楽しみましょう。
カメラのロットに注意： 商品説明にある通り、生産ロットによっては720Pカメラの場合があるので、購入前に確認が必要です。（私が購入したロットは1080Pでした！）