【体験レビュー】3000円台で本当にVR体験ができるの?MNZRWBNFのVRバーチャルリアリティグラス3Dを試してみた!
VR(バーチャルリアリティ)に興味はあるけれど、「高価なヘッドセットには手が出ない…」「どんな体験ができるのか、まずは試してみたい」と感じている方、いませんか?
私もまさにそうでした。Meta Quest 3やPlayStation VR2のような高性能なVRデバイスは魅力的だけど、数万円から十万円以上となると、なかなか気軽に購入できるものではありませんよね。
そんな私が今回試してみたのが、MNZRWBNFの「VRバーチャルリアリティグラス3D」です。驚くことに、この製品、3,169円(記事執筆時点)という破格の値段で販売されているんです。しかも、スマホをセットするだけでVR体験ができるという手軽さ。果たして、この価格でどこまで楽しめるのか、実際に使ってみた感想を正直にお伝えします!
まずはこちらをご覧ください。
MNZRWBNF「VRバーチャルリアリティグラス3D」ってどんな製品?
MNZRWBNFというブランドは聞き慣れない方も多いかもしれませんが、この「VRバーチャルリアリティグラス3D」は、その名の通り、スマートフォンを装着して使用するタイプのVRゴーグルです。
主な特徴をざっと挙げるとこんな感じ。
- 4.7-6.4インチのスマホに対応:iPhone、Android問わず幅広い機種で使用可能。
- ヘッドフォン一体型:3.5mmジャックで有線接続。別途イヤホンを用意する必要なし。
- 焦点距離・ボリューム調整機能:個人の視力や好みに合わせて調整できます。
- ブルーライトカットレンズ:目に優しい設計。
- 多用途:映画、ドラマ、ゲーム、YouTube VRなど、様々なコンテンツに対応。
特筆すべきは、やはりヘッドフォンが一体になっている点でしょう。これにより、ケーブルがごちゃつかず、没入感の高いサウンド体験をすぐに始められます。
実際に使ってみた!驚きの没入感と使いやすさ
開封からセットアップまで:手軽さに感動!
箱から取り出してまず感じたのは、その軽さです。本体はプラスチック製で、装着時の負担も少なそう。スマホのセットアップも非常に簡単で、前面カバーを開けてスマホを挟むだけ。私のiPhone 14 Pro Maxも問題なく収まりました(※Type-C変換アダプターは別途用意)。
3.5mmジャックをスマホに差し込むと、すぐにヘッドフォンが使える状態になります。プラグ&プレイの手軽さは、VR初心者には嬉しいポイントです。
装着感と調整機能:私にピッタリの視界を確保
頭に装着すると、顔に当たる部分のクッションが意外と柔らかく、フィット感は悪くありません。頭部のバンドはマジックテープで簡単に調整できるため、安定した装着感を確保できます。
左右のレンズの間隔や焦点距離もダイヤルで調整できるので、私自身の視力に合わせてブレのないクリアな映像を作り出すことができました。これがあるおかげで、長時間の視聴でも疲れにくいのは嬉しい発見でした。
映像体験:スマホが映画館に早変わり!
早速、YouTubeのVR動画や3D映画コンテンツを試してみました。結論から言うと、「この価格でこの没入感はすごい!」の一言です。
特に3D映画は、本当に映画館の最前列にいるかのような大迫力。スマホの画面が目の前に広がり、映像にグッと引き込まれます。高精細なMeta Questシリーズにはさすがに及びませんが、それでも十分に「別の世界にいる」感覚を味わえました。VRゲームも試しましたが、スマホのジャイロセンサーを活かした体験は、普段のスマホゲームとは一線を画す面白さでしたね。
サウンド:ヘッドフォン一体型はやっぱり便利!
ヘッドフォン一体型であることのメリットは想像以上でした。余計な配線がないため、動きを邪魔されることがなく、映像とサウンドが一体となって没入感を高めてくれます。音質は特別ハイクオリティというわけではありませんが、VR体験には十分な臨場感を提供してくれます。外界の音を遮断してくれるので、コンテンツに集中できるのも良い点です。
ここがスゴイ!MNZRWBNFの「VRバーチャルリアリティグラス3D」のメリット
実際に使ってみて感じた、この製品のメリットをまとめました。
メリット | 詳細 |
---|---|
圧倒的なコストパフォーマンス | 3000円台という価格でVR体験ができるのは驚きです。VRの敷居を大きく下げてくれます。 |
手軽な導入 | スマホをセットするだけでOK。複雑な設定や追加機器は不要なので、すぐにVRを始められます。 |
ヘッドフォン一体型 | 別途イヤホンを用意する必要がなく、ケーブルもすっきり。音声込みで没入感が高まります。 |
ブルーライトカットレンズ | 長時間の視聴でも目に優しい設計で、安心して楽しめます。 |
幅広いコンテンツ対応 | YouTube VR、3D映画、VRゲームなど、スマホで視聴できる様々なVRコンテンツを楽しめます。 |
正直ココは惜しい!デメリットも包み隠さず
良い点ばかりではありません。正直なデメリットもお伝えしておきます。
- スマホの性能に体験が左右される:高性能なスマホほど高画質でスムーズなVR体験ができますが、古い機種や処理能力の低い機種だとカクつきや画質低下を感じるかもしれません。
- 高価格帯VRとの比較でわかる制限:Meta Quest 3やPlayStation VR2のような専用VRヘッドセットと比べると、自由な動きやコントローラーを使った操作、高精細なグラフィックには及びません。あくまでスマホの画面をVRのように見せるデバイスという位置づけです。
- 長時間の使用での装着感:軽いとはいえ、やはりスマホの重さが加わるため、長時間使用すると鼻や額に多少の圧迫感を感じることがありました。
- 3.5mmジャックがないスマホは変換アダプターが必要:iPhone 7以降や一部のAndroidスマホでは、有線ヘッドフォンの接続にLightning-3.5mm変換アダプターやUSB-C-3.5mm変換アダプターが必須となります。
他のVRゴーグルとどう違う?価格帯別比較
VRゴーグルには様々な種類があります。MNZRWBNFの製品がどんな位置づけなのか、比較してみましょう。
ハイエンドVRヘッドセット(例:Meta Quest 3、SONY PlayStation VR2)
このように見ると、MNZRWBNFの「VRバーチャルリアリティグラス3D」は、高価なハイエンドVRと簡易VRの中間に位置し、「手軽に、そしてある程度の品質でVRを体験したい」というニーズにぴったりの製品だと言えるでしょう。
こんな人におすすめ!
今回の体験を踏まえて、このVRゴーグルは特に以下のような方におすすめしたいです。
- VRに初めて挑戦する初心者の方:まずはお手頃価格でVRの世界を覗いてみたい!という方に最適です。
- 自宅で映画や動画を大画面で楽しみたい方:スマホの小さな画面ではなく、目の前に広がる大迫力でコンテンツを楽しめます。
- 手軽にゲームの世界に入り込みたい方:VR対応のスマホゲームやYouTube VRゲームで、いつもと違う没入感を体験できます。
- プレゼントを探している方:ちょっと変わったガジェットとして、サプライズプレゼントにも喜ばれるかもしれません。
まとめ:VRの第一歩に最適な高コスパデバイス!
MNZRWBNFの「VRバーチャルリアリティグラス3D」は、3000円台という価格からは想像もできないほど、充実したVR体験を提供してくれるデバイスでした。もちろん、数万円するハイエンドVRヘッドセットと比べれば、できることや画質には限界があります。
しかし、「VRってどんなものだろう?」という疑問を、これほど手軽に、そして十分に満足できる形で解決してくれる製品は、他にあまりないのではないでしょうか。ヘッドフォン一体型であること、焦点距離の調整ができることなど、細かな配慮も感じられ、初めてのVR体験を良いものにしてくれるはずです。
気軽にVRの世界へ足を踏み入れたい方、スマホで新しいエンターテイメント体験をしてみたい方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?あなたの日常が、非日常へと変わるかもしれませんよ!