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手のひらサイズの高性能?ASUS GeForce RTX 4060 LP BRK OC Editionで「小型PCの夢」を叶える!

小型PCの救世主、ついに登場!ASUS GeForce RTX 4060 LP BRK OC Editionを徹底レビュー

「小型PCで最新のゲームを快適に遊びたい!」

そんな夢を抱いているPCゲーマーにとって、グラフィックボードの選択は常に悩みの種でした。高性能なカードは大きすぎてケースに収まらない…かといって、Low-Profileモデルでは性能に妥協が必要だったり…。

しかし、ついにそのジレンマを解消するかもしれない逸品が登場しました!それが、ASUSから発売された「ASUS GeForce RTX 4060 LP BRK OC Edition 8GB GDDR6 ビデオカード」です。私はこのカードのリリースを心待ちにしていました。

詳細はこちらから確認できます。

私がASUS RTX 4060 LP BRK OC Editionに惹かれた理由

私がこのグラフィックボードに心を奪われたのは、主に以下の点です。

1. 驚異の2スロットLow-Profile設計

最新世代のRTX 4060が、まさかこんなにコンパクトなサイズで手に入るとは思っていませんでした。私の愛用するMini-ITXケースへの収まりを考えると、これ以上の選択肢はありませんでした。省スペースPCの限られた内部空間を有効活用できるのは、本当に大きなメリットです。

2. OC Editionによる確かなパフォーマンス

Low-Profileでありながら「OC Edition」と銘打たれている点にも注目しました。コンパクトなボディに詰め込まれたオーバークロック仕様は、標準モデルよりも高いパフォーマンスを期待させてくれます。小型だからといって性能に妥協したくない、という私の願いを叶えてくれると確信しました。

3. 耐久性へのこだわり:IP5X防塵&デュアルボールファンベアリング

ASUSは、ただコンパクトなだけでなく、耐久性にも徹底的にこだわっています。IP5Xの防塵レベルは、ホコリが多い環境でも安心して使える証拠。そして、スリーブベアリング設計よりも長寿命とされるデュアルボールファンベアリングの採用は、長期的な安定稼働を求める私にとって非常に魅力的でした。グラフィックボードは一度設置すると頻繁に交換するものではないため、この信頼性は非常に重要です。

4. 堅牢な304ステンレス鋼製ブラケット

細かな点ですが、ブラケットが304ステンレス鋼製であることにも好感を持ちました。錆びにくく、物理的な強度も高いため、PCケースへの取り付け時の安定感や、長期使用によるグラフィックボードの自重によるたわみなどへの懸念を軽減してくれます。

実際に私のMini-ITXケースにインストールしてみた!

製品が届き、早速私の自作Mini-ITXケース(ケースは具体的なモデル名を挙げませんが、一般的な容量10L程度のものです)にインストールしてみました。

  • 取り付けの容易さ
    • 2スロットのLow-Profile設計のおかげで、マザーボードへの装着は非常にスムーズでした。
    • ケース内部のケーブル配線やエアフローにも十分なスペースが確保でき、ストレスなく作業が進みました。
  • 補助電源の注意点
    • このカードは8ピンの補助電源が必要です。私の電源ユニットはSFX規格のものでしたが、幸いにも補助電源ケーブルが用意されており、問題なく接続できました。
    • 小型PCでこのカードを導入検討している方は、お手持ちの電源ユニットが8ピンの補助電源コネクタを持っているか、またそのケーブル長が十分か、事前に確認しておくことを強くおすすめします。

ゲーミング性能と使用感:コンパクトでも妥協なし!

私は主に以下のゲームをプレイしています。ASUS GeForce RTX 4060 LP BRK OC Editionでどのようなパフォーマンスを発揮したか、率直な感想をお伝えします。

ゲームタイトル 設定 平均FPS(私の環境) 感想
Apex Legends 144以上 (WQHD) 非常にスムーズ。激しい戦闘中でもフレームレートが安定しており、快適なプレイが可能です。
Cyberpunk 2077 中~高 (DLSS ON) 60前後 (WQHD) レイトレーシングを有効にしても、DLSSを活用すれば十分遊べるレベル。没入感のある体験ができました。
VALORANT 最高 240以上 (FHD) 完全にオーバーキル。高リフレッシュレートモニターの性能を最大限に引き出せます。
  • 静音性と冷却性能
    • デュアルボールファンは、通常使用時や軽い負荷時にはほとんど回転せず、非常に静かでした。
    • ゲーム中など高負荷時にはもちろん回転しますが、耳障りな甲高い音ではなく、低い風切り音といった印象。ケースファンとの組み合わせで、全体的な静音性は非常に良好だと感じました。
    • 温度もアイドル時30℃台、ゲーム時でも60℃台後半に収まり、Low-Profileとは思えないほど安定した冷却性能を見せてくれました。
  • OC Editionの恩恵
    • 一般的なRTX 4060と比較して、わずかですがクロック周波数が高めに設定されている恩恵を肌で感じることができました。
    • 特に高負荷が続く場面での安定性や、瞬間的なフレームレートの落ち込みが少ない点は、OC Editionならではの強みだと感じています。

競合製品との比較:なぜASUS RTX 4060 LPを選ぶべきか?

現在、Low-ProfileのRTX 4060は非常に限られた選択肢しかありません。直接的な競合としては、GIGABYTEの「GV-N4060OC-8GL (RTX 4060 Low Profile OC 8G)」が挙げられます。

両製品ともにRTX 4060の性能をLow-Profileで実現している点は共通していますが、私がASUS製品を選んだ決め手は、その「耐久性と信頼性へのこだわり」でした。

特徴 ASUS GeForce RTX 4060 LP BRK OC Edition GIGABYTE GV-N4060OC-8GL
防塵性能 IP5X 不明(一般的な防塵)
ファンベアリング デュアルボールファンベアリング スリーブベアリング(推測)
ブラケット材質 304ステンレス鋼 一般的な鋼材(推測)
OC Edition

GIGABYTE製品も優れた選択肢であることに間違いはありませんが、ASUSはIP5Xの防塵性能、長寿命のデュアルボールファンベアリング、そして腐食に強い304ステンレス鋼製ブラケットといった点で、より長期的な安定稼働と信頼性を追求していると感じました。小型PCは内部空間が狭く、一度組み込むとメンテナンスがしにくい場合も多いため、これらの耐久性に関わる要素は非常に重要な差別化ポイントとなります。

また、旧世代のLow-Profileカード(例:GTX 1650 LPなど)と比較すると、ASUS RTX 4060 LP BRK OC Editionは格段に高性能であり、現代のゲーム環境に十分対応できるパワーを持っています。まさに、これまで選択肢の少なかった小型PCゲーマーにとって、待望のアップグレードパスと言えるでしょう。

メリットとデメリット

メリット

  • 究極の省スペース設計: 2スロットLow-Profileで、小型PCへの搭載が容易。
  • 最新世代の高性能: RTX 4060のパワーをコンパクトなボディで実現し、DLSS 3(フレーム生成)にも対応。
  • 優れた耐久性: IP5X防塵、デュアルボールファンベアリング、304ステンレス鋼ブラケットで長期的な安心感。
  • OC Edition: 標準モデルより高いクロックで安定したパフォーマンスを発揮。
  • 静音性と冷却性能: コンパクトながらも効率的な冷却で、静かな動作を実現。

デメリット

  • 8ピン補助電源が必須: 小型PCユーザーは電源ユニットのコネクタと容量を確認する必要がある。
  • 価格: Low-Profileという特殊性のため、通常のRTX 4060モデルよりもやや高価な場合がある。

こんな方にASUS RTX 4060 LP BRK OC Editionは超おすすめ!

  • Mini-ITXなどの小型PCで本格的なPCゲームを楽しみたい方
  • 限られたPC内部スペースを有効活用したい、省スペース性を最優先する方
  • グラフィックボードの耐久性や長期的な信頼性を重視する方
  • 最新のRTX 4060の性能を、諦めていた小型PCで体験したい方。
  • 静音性と冷却性能も妥協したくない方。

まとめ:小型PCゲーマーの夢を現実に変える一枚

ASUS GeForce RTX 4060 LP BRK OC Edition 8GB GDDR6 ビデオカードは、まさに「小型PCの夢を現実に変える」一枚だと私は確信しています。これまで高性能グラフィックボードの導入を諦めていた小型PCユーザーにとって、このカードの登場はまさに朗報です。

コンパクトなボディにRTX 4060の強力なパフォーマンス、そしてASUSならではの耐久性へのこだわりが凝縮されています。私のMini-ITX環境は、このカードのおかげでゲーミングPCとしてのポテンシャルを最大限に引き出すことができました。あなたもこの「手のひらサイズの高性能」を体験してみませんか?