Ultra2000 ゼビウス レビュー:あの頃の興奮が蘇る!
時は2001年、私はまだ幼かった。しかし、ゲーム好きの兄の影響で、レトロゲームに触れる機会が多かった。 その中でも特に印象に残っているのが、今回ご紹介する「Ultra2000 ゼビウス」だ。 20年以上経った今、改めてプレイしてみた感想をレビューしていく。
ゼビウスとは?
1983年にナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)から発表されたアーケードゲーム。 当時としては斬新なグラフィックと、奥深いゲーム性で多くのファンを魅了した。 自機「ソルバルウ」を操作し、地上と空中の敵を撃破しながら、ゼビウスを攻略していくシューティングゲーム。
Ultra2000版の特徴
このUltra2000版は、PC向けにリメイクされたもの。 オリジナル版を忠実に再現しつつ、PC環境に合わせて最適化されている。
- オリジナル版の完全移植: ドット単位まで忠実に再現されており、当時の雰囲気をそのまま楽しめる。
- サウンド: 懐かしいBGMも完全再現。効果音もオリジナル版そのままだ。
- 難易度調整: 初心者でも楽しめるように難易度調整が可能。
- キーコンフィグ: 自分のプレイスタイルに合わせてキー設定を変更できる。
プレイしてみた感想
久しぶりにプレイしてみたが、当時の興奮が蘇ってきた。 独特な操作感、敵の配置、BGM…全てが懐かしい。
特に感動したのは、グラフィックの再現度。 当時のブラウン管テレビで見た映像が、PCのモニターで鮮やかに蘇る。
もちろん、現代のゲームと比べると、グラフィックや操作性は見劣りする部分もある。 しかし、それを補って余りある魅力が、このゲームには詰まっている。
競合製品との比較
レトロゲームのリメイク版は数多く存在するが、Ultra2000 ゼビウスの特筆すべき点は、その忠実さにある。
例えば、近年発売された「アーケードアーカイブス ゼビウス」(ハムスター)は、Nintendo Switchなどで手軽にプレイできる。 しかし、Ultra2000版は、PCならではの環境で、よりオリジナルに近い体験ができる点が魅力だ。
また、MAMEなどのエミュレーターを使用すれば、無料でゼビウスをプレイすることも可能だ。 しかし、設定が煩雑だったり、動作が不安定だったりする場合もある。 Ultra2000版は、手軽に、そして安定してオリジナル版のゼビウスを楽しめるのが利点だ。
メリット・デメリット
メリット
- オリジナル版を忠実に再現
- PC環境に合わせて最適化
- 手軽にレトロゲームを楽しめる
- 難易度調整が可能
- キーコンフィグが可能
デメリット
- 現代のゲームと比べると、グラフィックや操作性は見劣りする
- 価格がやや高い
- Windows 95/98/Me/2000/XP専用のため、最新OSでは動作しない場合がある(仮想環境が必要)
どんな人におすすめ?
- ゼビウスをプレイしたことがある人
- レトロゲームが好きな人
- シューティングゲームが好きな人
- PCで手軽にレトロゲームを楽しみたい人
まとめ
「Ultra2000 ゼビウス」は、20年以上経った今でも色褪せない名作。 当時の興奮を再び味わいたい人、レトロゲームに興味がある人におすすめだ。
ただし、Windowsの対応OSが古い点には注意が必要。 virtualboxなどの仮想環境で動作させる必要がある場合がある。
往年の名作を、ぜひあなたのPCで体験してみてほしい。