バッファロー HD-TDA4U3-B (4TB) レビュー:写真家が語る、信頼できる大容量ストレージ
写真編集を生業とする私が、日々のRAWデータ保存に欠かせないのが外付けHDDです。これまで様々な製品を試してきましたが、最近導入したバッファローのHD-TDA4U3-B (4TB) は、その安定性と速度で、私のワークフローを大きく改善してくれました。
開封と外観
パッケージを開けると、HDD本体、ACアダプター、USBケーブル、そして取扱説明書が入っています。本体はシンプルなブラックで、落ち着いたデザイン。デスクに置いても主張しすぎず、どんな環境にも馴染みそうです。
実際に使ってみて:速度、容量、そして安心感
速度
まず驚いたのが、その転送速度です。USB3.2(Gen1)に対応しているだけあって、大量のRAWデータをストレスなく移動できます。具体的には、約50GBのデータをコピーするのに、これまで使っていたUSB2.0接続のHDDでは10分以上かかっていたのが、HD-TDA4U3-Bでは3分程度で完了しました。これは、RAW現像の時間を大幅に短縮することに繋がります。
容量
4TBという大容量も魅力です。高画素化が進むにつれて、RAWデータのサイズも肥大化の一途を辿っています。以前は1TBのHDDを複数使い分けていましたが、HD-TDA4U3-Bを導入してからは、複数のプロジェクトのデータをまとめて保存できるようになり、管理が格段に楽になりました。
静音性
動作音も静かです。以前使っていたHDDは、アクセス時に「カリカリ」という音が気になっていましたが、HD-TDA4U3-Bはほとんど音を発しません。集中して作業したい時に、ノイズに邪魔されないのは大きなメリットです。
他社製品との比較
同じ4TBの外付けHDDとして、SeagateのExpansionシリーズも検討しました。Seagate製品は価格がやや安いものの、口コミを見ると、個体差が大きいという意見も見られました。バッファロー製品は、長年の実績があり、信頼性が高いという点で選びました。実際、HD-TDA4U3-Bを使い始めてから数ヶ月経ちますが、一度もトラブルは発生していません。
Western Digital(WD)のMy Bookシリーズも定番ですが、こちらはデザインが少し派手な印象を受けました。バッファローのHD-TDA4U3-Bは、シンプルで場所を選ばないデザインが気に入っています。
メリット・デメリット
メリット
- 高速なデータ転送速度 (USB3.2(Gen1)対応)
- 大容量4TB
- 静音設計
- 安定した動作
- シンプルなデザイン
デメリット
- 据え置き型なので、持ち運びには不向き
- 価格はSeagateなどの競合製品よりやや高め
どんな人におすすめ?
- 大容量のデータを扱うクリエイター(写真家、動画編集者など)
- データのバックアップを確実に行いたい人
- 静かな環境で作業したい人
- 信頼性の高いHDDを探している人
まとめ
バッファローのHD-TDA4U3-Bは、速度、容量、安定性、静音性、そしてデザイン、そのすべてにおいて高いレベルでまとまった外付けHDDです。RAWデータを扱うプロのクリエイターはもちろん、大切なデータのバックアップ用としても、自信を持っておすすめできます。