NutriChef モバイルバッテリー レビュー:1000円でどこまで使える?
1000円以下で買えるモバイルバッテリー、NutriChefの15000mAhモデルを実際に購入して使ってみました。
結論から言うと、「とりあえず持っておく」にはアリ。ただし、過度な期待は禁物です。
スペック概要
- 容量:15000mAh
- 充電:最大3台同時充電
- 内蔵ケーブル:Type-C、Lightning
- 出力:最大30W
- その他:LED残量表示、PSE認証
- 重量:188g
外観と付属品
マットな質感のブラックで、見た目は悪くありません。1000円以下とは思えないほど。
付属品はType-Cケーブルのみ。充電アダプターは別途用意する必要があります。
使ってみた感想
充電速度
急速充電対応とありますが、正直なところ、劇的な速さはありません。Pixel 7を充電してみましたが、他の30W充電器と比較して、体感で1.3倍くらいの時間がかかりました。とは言え、通常充電よりは速いので、及第点です。
バッテリー容量
15000mAhとありますが、実際に使える容量は公称値の7割程度でしょうか。Pixel 7を約2回フル充電できました。まあまあ、こんなものでしょう。
携帯性
188gと軽量なので、持ち運びは楽です。内蔵ケーブルは便利ですが、少し短いのが難点。
その他
LED残量表示は、大まかな残量しかわからないのが残念。1%単位で表示してほしかった。
メリット・デメリット
メリット
- 圧倒的な安さ
- 軽量コンパクト
- 内蔵ケーブルが便利
- PSE認証済みで安心
デメリット
- 充電速度はそれなり
- 実質容量は少なめ?
- LED残量表示が大雑把
- 耐久性は未知数
競合製品との比較
Anker PowerCore 10000:容量は少ないですが、ブランド力と安心感があります。価格は3000円程度。
CIO SuperMobileCharger Lite:こちらも小型軽量で人気。価格は2500円程度。
NutriChefの強みは、圧倒的な安さです。AnkerやCIOと比較すると、性能面では劣りますが、価格を考えれば十分な価値があると言えるでしょう。
こんな人におすすめ
- とにかく安いモバイルバッテリーが欲しい人
- 予備としてモバイルバッテリーを持っておきたい人
- モバイルバッテリーを初めて買う人
- 普段使いでスマホをヘビーに使うわけではない人
まとめ
NutriChefのモバイルバッテリーは、1000円以下という価格を考えれば、十分使える製品です。
ただし、ヘビーユーザーには物足りないかもしれません。割り切って使うのがおすすめです。
過度な期待はせずに、「お守り」代わりにカバンに忍ばせておく、そんな使い方が良いでしょう。