【実機レビュー】東京Deco 2-in-1ノートPC:8.9インチの可能性を徹底解剖!驚きの使い心地と注意点
コンパクトさと手軽さが魅力の8.9インチ2-in-1ノートPC、東京Decoのモデルを実際に使ってみました。Windows11搭載で、タブレットとしても使える versatility が光る一台ですが、気になる点もいくつかありました。本記事では、その詳細なレビューをお届けします。
スペック概要
まずは、基本スペックを確認しておきましょう。
- プロセッサ:Intel Celeron N4020 (1.1-2.8GHz)
- OS:Windows 11
- 液晶サイズ:8.9インチ (2048×1536) タッチパネル
- メモリ:4GB
- ストレージ:64GB
- バッテリー:8000mAh (約6時間駆動)
- 本体サイズ:約221mm×167mm×11mm
- 重量:約989g
- その他:日本語キーボード付属、フロント/リアカメラ搭載
外観とデザイン
まず手に取って驚くのは、そのコンパクトさです。iPad mini くらいのサイズ感で、気軽に持ち運べます。キーボードカバーを装着しても1kgを切る重さなので、カバンに入れても負担になりません。
デザインはシンプルで、落ち着いた印象。質感も悪くなく、所有欲を満たしてくれます。
使用感
タッチパネルの反応
タッチパネルの反応は良好で、スムーズに操作できます。2048×1536の高解像度なので、画面も非常に綺麗です。
キーボード
キーボードは日本語配列で、キーピッチも十分確保されています。ただ、ストロークは浅めなので、好みが分かれるかもしれません。個人的には、慣れれば問題なくタイピングできました。
パフォーマンス
Intel Celeron N4020、メモリ4GBというスペックなので、ヘビーな作業には向きません。しかし、Webブラウジングや動画視聴、簡単なドキュメント作成程度であれば、ストレスなくこなせます。
同価格帯のChromebookと比較すると、Windows環境で使える点が大きなメリットです。Officeアプリや、特定のWindows専用ソフトを使いたい場合は、こちらを選ぶのが正解でしょう。例えば、ASUSのChromebook Detachable CM3(約35,000円)は、より軽量でバッテリー駆動時間も長いですが、OSがChromeOSであるため、使えるアプリが限られます。
バッテリー
バッテリーは8000mAhと大容量で、公称値では約6時間駆動とのこと。実際に使ってみたところ、Webブラウジングや動画視聴を中心に、5時間程度は連続で使用できました。
注意点
ストレージが64GBと少ないため、microSDカードなどで容量を拡張することをおすすめします。また、スピーカーの音質は、あまり期待しない方が良いでしょう。
こんな人におすすめ
競合製品との比較
8.9インチというサイズ感のWindows PCは、他にはGPD Pocketシリーズなどが挙げられます。GPD Pocketは高性能ですが、価格も高めです。東京Decoの2-in-1ノートPCは、価格と性能のバランスが取れた、コストパフォーマンスに優れた製品と言えるでしょう。
まとめ
東京Decoの2-in-1ノートPCは、コンパクトで手軽に使えるWindows PCを探している人におすすめです。高性能を求める人には向きませんが、Webブラウジングや動画視聴、簡単なドキュメント作成程度であれば、十分な性能を発揮してくれます。タブレットとしても使える versatility も魅力です。