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GTX 745は救世主となるか?旧PC延命計画!ローエンドGPU換装レビュー

時代遅れPCよ、蘇れ!GTX 745で目指す快適化

眠っていた古いPCを何とか活用できないか…そう考えている方は少なくないはず。最新ゲームは無理でも、せめて動画視聴や軽い作業くらいは快適にこなしたい。そんなニーズに応えるべく、今回は「NVIDIA GeForce GTX 745」を導入してみました。補助電源不要で、旧PCにも搭載しやすい点が魅力です。

GTX 745を選んだ理由

私がGTX 745を選んだ理由は以下の通りです。

  • 補助電源不要: 古いPCには補助電源がない場合が多いので、これは必須条件でした。
  • ロープロファイル対応: 今回使用するPCはスリムタワー型なので、ロープロファイルに対応している必要がありました。(※ただし、今回購入したものはフルハイトなので、ロープロファイルPCで使用する場合は別途ブラケットが必要になります。)
  • 価格: あまりお金をかけたくなかったので、安価なグラボを探していました。

いざ、換装!

古いPCからグラフィックボードを取り外し、GTX 745を取り付けます。ドライバーをインストールして、準備完了。

GTX 745の性能は?

実際にGTX 745を使ってみて感じたことをまとめます。

メリット

  • 動画視聴が快適に: CPU内蔵グラフィックスではカクついていた動画も、スムーズに再生できるようになりました。
  • 軽いゲームならプレイ可能: ドラクエ10程度のゲームであれば、設定次第で快適にプレイできます。
  • デュアルディスプレイに対応: DisplayPortとDVI端子があるので、デュアルディスプレイ環境を構築できます。

デメリット

  • 最新ゲームは厳しい: 当然ですが、最新の3Dゲームを快適にプレイするのは難しいです。
  • 中古品なので当たり外れがある: 今回購入したものは整備済み品なので、個体差があるかもしれません。

競合製品との比較

同じ価格帯のグラフィックボードとして、AMDRadeon HD 6450などが挙げられます。HD 6450も補助電源不要でロープロファイルに対応していますが、性能面ではGTX 745の方が若干優れているようです。ただし、消費電力はGTX 745の方が高めなので、PCの電源容量には注意が必要です。

また、内蔵GPUの性能も向上しており、CPUにAMD Ryzen 5 5600Gなどを搭載している場合は、GTX 745よりも内蔵GPUの方が高性能な場合もあります。

実際に使ってみて

以前使用していたグラフィックボード(GeForce GT 610)と比較して、動画の再生支援機能が向上したように感じました。Youtubeで4K動画を再生する際のCPU使用率が低下し、以前よりスムーズに再生できるようになりました。また、古いゲームをプレイする際も、以前より高い設定でプレイできるようになり、満足しています。

まとめ

GTX 745は、最新ゲームをプレイするには力不足ですが、古いPCを延命させ、動画視聴や軽い作業を快適にするには十分な性能を持っています。補助電源不要で、比較的安価に入手できる点も魅力です。古いPCのアップグレードを考えている方は、ぜひ検討してみてください。