劇場版「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」DVD レビュー
漫☆画太郎先生の伝説的漫画「珍遊記」をアニメ映画化した本作。公開当時、そのぶっ飛んだ内容と強烈なギャグで話題をさらいました。今回は、DVDで改めて鑑賞したので、その感想を赤裸々にお届けします!
あらすじ
時は天竺へ向かう三蔵法師一行の旅。ある村で出会ったのは、凶暴でわがままな少年・山田太郎だった。三蔵法師は、封印されていた太郎を解放し、更生させようと試みるが…。
怒涛のギャグとカオス!これぞ「珍遊記」ワールド
原作の持ち味である、下品でナンセンスなギャグが満載! 特に、太郎の奇想天外な行動や、お下劣な表現は、覚悟して見ないと置いて行かれます(笑) しかし、その徹底したバカバカしさが、逆に中毒性を生み出しているのも事実です。
声優陣の熱演が光る!
玄田哲章さん、くまいもとこさん、中尾隆聖さんら、ベテラン声優陣の演技が素晴らしい! 特に、太郎役のくまいもとこさんの、少年らしい声と破天荒な演技は、まさにハマり役。 キャラクターの個性をより際立たせています。
原作との違いは?
劇場版ということで、原作のエピソードを再構成し、テンポよくまとめている印象です。 ただ、原作の持つ独特の「間」や、絵の迫力は、アニメでは表現しきれていない部分もあります。 しかし、アニメならではの演出や、声優陣の演技によって、新たな魅力を引き出しています。
競合作品との比較
ギャグアニメという点では、「クレヨンしんちゃん」や「銀魂」などが挙げられます。 しかし、「珍遊記」は、それらとは一線を画す、アングラでカルト的な魅力を持っています。 万人受けする作品ではありませんが、一度ハマると抜け出せない、強烈な個性があります。
メリット・デメリット
メリット
- とにかく笑える!ストレス解消に最適
- 声優陣の演技が素晴らしい
- 原作を知らなくても楽しめる
デメリット
- 下品な表現が多いので、苦手な人は注意
- 人を選ぶ作風
こんな人におすすめ
- 漫☆画太郎先生のファン
- 下品なギャグが好きな人
- とにかく笑いたい人
- アングラな作品に興味がある人
個人的な感想
公開当時、映画館で見て、衝撃を受けた記憶があります。 今回、DVDで改めて見ましたが、やっぱり面白い! 太郎の破天荒な行動に、終始笑いっぱなしでした。 ただ、下品な表現が多いので、家族で見るのはおすすめしません(笑)
まとめ
劇場版「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」は、万人受けする作品ではありませんが、一度ハマると抜け出せない、強烈な個性を持ったアニメ映画です。 ストレス解消したい時や、とにかく笑いたい時に、ぜひ見てみてください!