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アラン・ドロン、チャールズ・ブロンソン、三船敏郎!時代を超えた西部劇「レッド・サン」DVDレビュー

荒野に咲く友情と裏切り!映画「レッド・サン」DVDレビュー

映画「レッド・サン」は、アラン・ドロンチャールズ・ブロンソン、そして三船敏郎という、日米仏のスターが共演した異色の西部劇です。今回は、時代を超えて愛される本作のDVDをレビューします。

あらすじ

舞台は1870年代のアメリカ西部。日本からの使節団が、大統領に贈る金塊を積んで大陸横断鉄道に乗っていたところ、強盗団に襲われます。首領リンク(アラン・ドロン)は金塊を奪い、使節団の護衛役である黒田(三船敏郎)は、金塊奪還の使命を受け、リンクを追います。しかし、リンクを追うのは黒田だけではありませんでした。リンクの仲間であるゴーシュ(チャールズ・ブロンソン)もまた、金塊を狙っていたのです。

キャスト

  • リンク:アラン・ドロン 冷酷非情な強盗団の首領を演じています。ニヒルな表情とスタイリッシュなガンさばきは、まさにアラン・ドロンの真骨頂です。
  • ゴーシュ:チャールズ・ブロンソン 粗野でワイルドなガンマンを演じています。ブロンソンならではの存在感と、ドロンとの対比が面白いです。
  • 黒田:三船敏郎 武士道を重んじる侍を演じています。英語での演技も堂に入っており、迫力満点です。

見どころ

  • 豪華キャストの競演 アラン・ドロンチャールズ・ブロンソン三船敏郎という、3人のスターが共演しているのが最大の魅力です。それぞれの個性がぶつかり合い、独特の化学反応を起こしています。
  • 異文化の融合 西部劇という舞台に、日本の武士道が持ち込まれるという、異色の設定が見どころです。黒田の侍としての誇りや、リンクとの友情などが描かれています。
  • 迫力のアクションシーン 銃撃戦や格闘シーンなど、アクションシーンも満載です。特に、三船敏郎の殺陣は必見です。

他の西部劇との違い

「レッド・サン」は、オーソドックスな西部劇とは一線を画しています。例えば、クリント・イーストウッド主演の「荒野の用心棒」のような作品は、主人公が単独で悪に立ち向かうというストーリーが一般的です。しかし、「レッド・サン」は、敵同士である黒田とリンクが、互いを認め合い、友情を育んでいくという点が特徴的です。また、セルジオ・レオーネ監督の「夕陽のガンマン」のように、賞金稼ぎが活躍する作品とは異なり、武士道という異文化がストーリーに深く関わっている点もユニークです。

DVDの魅力

DVDでは、本編に加えて、特典映像も楽しめます。メイキング映像やインタビュー映像など、貴重な映像が満載です。また、日本語吹き替え版も収録されているので、日本語でじっくりと鑑賞することもできます。

感想

「レッド・サン」は、子供の頃から何度も見ている作品ですが、今回改めてDVDで鑑賞して、その面白さを再確認しました。アラン・ドロンチャールズ・ブロンソンの渋さ、三船敏郎の迫力、そして異文化の融合という、様々な要素が詰まっており、何度見ても飽きません。

強いてデメリットを挙げるとすれば、DVDというメディアの限界でしょうか。高画質・高音質で楽しみたい方は、Blu-ray版の発売を期待したいところです。

まとめ

「レッド・サン」は、西部劇ファンはもちろん、アラン・ドロンチャールズ・ブロンソン三船敏郎のファンにもおすすめの作品です。時代を超えて愛される名作を、ぜひDVDで楽しんでみてください。