Echo Show 8 (第3世代)レビュー:空間オーディオで生活が変わる?
Amazonのスマートディスプレイ、Echo Show 8の最新モデル(第3世代)が登場しました。今回の目玉はなんといっても「空間オーディオ」への対応。実際に使ってみて、その実力と進化したポイントを徹底レビューします。
Echo Show 8 (第3世代)とは?
Echo Show 8は、8インチのHDディスプレイを搭載したスマートディスプレイ。Alexaによる音声操作はもちろん、画面を見ながら様々な情報を確認したり、ビデオ通話を楽しんだりできます。第3世代では、プロセッサの高速化、空間オーディオへの対応、カメラ性能の向上など、様々な点が進化しています。
開封と外観
Echo Show 8 (第3世代)は、環境に配慮したシンプルなパッケージで届けられました。同梱物は本体と電源アダプタ、簡単な説明書のみ。セットアップは非常に簡単で、電源を繋いでWi-Fiに接続すればすぐに使い始めることができます。
外観は、前モデルから大きく変わっていませんが、ディスプレイ周りのベゼルが若干細くなった印象です。背面にはスピーカーが配置されており、空間オーディオ対応によって音の広がりが向上しています。また、カメラには物理的なカバーが備わっており、プライバシーにも配慮されています。
進化したポイント
空間オーディオ
今回の最大の進化点は、なんといっても空間オーディオへの対応です。実際に音楽を聴いてみると、音の広がりが格段に向上しているのがわかります。特に、Dolby Atmosに対応したコンテンツでは、まるでその場にいるかのような臨場感を味わうことができます。これは、同じAmazonのスマートスピーカーであるEcho Dotシリーズにはない大きなアドバンテージです。
パフォーマンス
プロセッサが高速化されたことで、Alexaの応答速度やアプリの起動速度が向上しました。特に、Prime VideoやNetflixなどの動画コンテンツを視聴する際に、その恩恵を感じることができます。
カメラ
13メガピクセルの高画質カメラを搭載し、ビデオ通話の画質が大幅に向上しました。また、自動フレーミング機能により、常に画面の中央に自分が映るように調整してくれます。これは、特に小さなお子さんがいる家庭では非常に便利な機能です。
使ってみて感じたメリット・デメリット
メリット
- 空間オーディオによる臨場感あふれるサウンド
- 高速化されたプロセッサによる快適な操作性
- 高画質カメラによるクリアなビデオ通話
- スマートホームハブ内蔵で、様々なスマートデバイスと連携可能
- デジタルフォトフレームとして活用できる
デメリット
- 価格がやや高め
- ディスプレイの角度調整ができない
競合製品との比較
スマートディスプレイとしては、Google Nest Hub Maxが競合製品として挙げられます。Google Nest Hub Maxは、より大型の10インチディスプレイを搭載し、顔認証機能も備えています。しかし、Echo Show 8 (第3世代)の方が空間オーディオに対応している点や、Amazonのサービスとの連携がスムーズである点が優れています。
また、より小型のスマートディスプレイとしては、Echo Show 5 (第3世代)があります。Echo Show 5 (第3世代)は、価格が手頃でコンパクトな点が魅力ですが、Echo Show 8 (第3世代)と比較すると、ディスプレイのサイズやスピーカーの性能で見劣りします。
どんな人におすすめ?
Echo Show 8 (第3世代)は、以下のような人におすすめです。
- 音楽や動画をより高音質で楽しみたい人
- ビデオ通話を頻繁に行う人
- スマートホームデバイスをまとめて管理したい人
- デジタルフォトフレームとして活用したい人
まとめ
Echo Show 8 (第3世代)は、空間オーディオへの対応によって、エンターテイメント体験が大きく向上したスマートディスプレイです。価格はやや高めですが、その価値は十分にあります。スマートディスプレイの購入を検討している方は、ぜひ一度試してみてください。