HP CC200 プロジェクター:1万円で手軽に始めるホームシアター体験
HPのCC200プロジェクターは、1万円前後という価格帯ながら、フルHDの解像度と200ANSIルーメンの明るさを実現した、注目のエントリーモデルです。手軽にホームシアターを始めたいけれど、高価なプロジェクターには手が出せない…そんなあなたにぴったりの一台かもしれません。
実際に数週間使用してみたので、その使用感やメリット・デメリットを詳しくレビューします。
開封と外観:コンパクトでシンプルなデザイン
まず、箱を開けて驚いたのは、そのコンパクトさ。片手で軽々と持てるサイズで、場所を取らないのが嬉しいです。デザインもシンプルで、どんな部屋にも馴染みやすいでしょう。付属品は、電源アダプター、リモコン、そして簡単な取扱説明書です。
画質:明るさ控えめだが、想像以上に綺麗
CC200の明るさは200ANSIルーメンと、プロジェクターとしては控えめ。日中の明るい部屋での使用は難しいですが、夜間や遮光カーテンを閉めた状態であれば、十分に楽しめます。フルHDの解像度のおかげで、映像は想像以上に綺麗で、細かい部分までしっかりと描写されています。
ただし、コントラスト比はそれほど高くないため、黒色の表現は少し苦手。暗いシーンでは、少しぼやけて見えることもあります。
音質:必要十分だが、迫力には欠ける
3W×2のスピーカーが内蔵されていますが、音質は必要十分といったレベル。映画やゲームを迫力あるサウンドで楽しみたい場合は、外部スピーカーの使用をおすすめします。
使い勝手:リモコン操作で簡単調整
リモコンが付属しており、フォーカス調整や音量調整などが簡単に行えます。台形補正機能も搭載されているので、プロジェクターを斜めに設置した場合でも、映像を綺麗に補正できます。
他のプロジェクターとの比較
同じ価格帯のプロジェクターとして、例えばAnker Nebula Capsule IIなどが挙げられます。Nebula Capsule IIはAndroid TVを搭載しており、単体で動画配信サービスを楽しめるのが魅力ですが、価格はCC200よりも高めです。また、画質や明るさもCC200と大差ありません。
より高画質・高音質を求めるのであれば、EPSONやSONYなどの上位機種を検討する必要がありますが、価格は数万円以上になります。
メリット
- 価格が安い: 1万円前後で手軽に購入できる
- コンパクト: 場所を取らない
- フルHD: 想像以上に綺麗な映像
- リモコン操作: 簡単な操作性
デメリット
こんな人におすすめ
- 初めてプロジェクターを購入する人
- 手軽にホームシアターを楽しみたい人
- 寝室や子供部屋など、小さな部屋で使用したい人
- 価格重視の人
まとめ:価格以上の価値あり!
HPのCC200プロジェクターは、価格以上の価値がある一台だと感じました。画質や音質は上位機種には劣りますが、1万円という価格を考えれば、十分すぎる性能です。手軽にホームシアターを始めたい方には、自信を持っておすすめできます。
さあ、あなたもHP CC200で、手軽にホームシアター体験を始めてみませんか?