JBL TUNE 770NC:毎日使ってわかった、これは「買い」なヘッドホンだ
JBLのTUNEシリーズ最新作、TUNE 770NC。ハイブリッドノイズキャンセリング、最大70時間再生、マルチポイント接続など、機能満載のワイヤレスヘッドホンです。
通勤・通学で毎日使うことを想定して、実際に1週間使ってみました。その結果、音質、ノイズキャンセリング性能、装着感、使い勝手の良さ、どれをとっても満足できる、まさに「買い」なヘッドホンだと感じました。
JBL TUNE 770NCの概要
まずは、JBL TUNE 770NCの主な特徴をまとめました。
- ハイブリッドノイズキャンセリング: 周囲の騒音を効果的に低減し、音楽に集中できる
- JBL PURE BASSサウンド: 迫力のある低音とクリアな高音を楽しめる
- アプリ対応: イコライザー設定をカスタマイズ可能
- マルチポイント接続: 2台のデバイスに同時接続可能
- 最大70時間再生: 長時間バッテリーで充電切れの心配なし
- 急速充電: 5分の充電で約3時間再生可能
- 快適な装着感: ソフトなイヤーパッドと軽量設計
- 3.5mmオーディオケーブル付属で有線接続も可能
実際に使ってみた感想
音質:JBLらしいパワフルサウンド
JBLのヘッドホンらしく、低音がしっかり出ていて迫力があります。特にロックやポップスを聴くのが最高に楽しいです。かといって、低音だけが突出しているわけではなく、中高音もクリアに聞こえるので、バランスの取れたサウンドだと感じました。アプリでイコライザーを調整すれば、さらに自分好みの音にカスタマイズできます。
ノイズキャンセリング:想像以上に静か
電車内での騒音や、カフェでの話し声など、周囲の音をかなり遮断してくれます。音楽を再生していない状態でも、ノイズキャンセリングをONにすると、静寂な空間が生まれます。集中して作業したい時にもおすすめです。
例えば、ソニーのWH-1000XM5と比較すると、ノイズキャンセリング性能は若干劣るかもしれませんが、日常使いには十分なレベルです。WH-1000XM5は価格が高いので、コストパフォーマンスを考えると、TUNE 770NCは非常に魅力的です。
装着感:長時間でも快適
イヤーパッドが非常に柔らかく、耳を優しく包み込んでくれます。ヘッドバンドのクッション性も高く、長時間装着していても痛くなりません。約232gと軽量なので、首への負担も少ないです。
ただし、夏場は少し蒸れるかもしれません。通気性の良いイヤーパッドに交換するのも良いかもしれません。
使い勝手:マルチポイント接続が便利
スマホとPCに同時接続できるマルチポイント接続は、想像以上に便利でした。例えば、PCで音楽を聴いている時にスマホに着信があった場合、ヘッドホンを付け替えることなく、そのまま通話できます。シームレスにデバイスを切り替えられるので、作業効率が上がります。
他のヘッドホンとの比較
項目 | JBL TUNE 770NC | Anker Soundcore Life Q30 | SONY WH-1000XM5 |
---|---|---|---|
ノイズキャンセリング | 〇 | 〇 | ◎ |
音質 | 〇 | 〇 | 〇 |
装着感 | 〇 | 〇 | 〇 |
バッテリー | 最大70時間 | 最大60時間 | 最大30時間 |
マルチポイント接続 | 〇 | 〇 | 〇 |
価格 | 15,840円 | 8,990円 | 44,000円 |
AnkerのSoundcore Life Q30は、価格が安く、ノイズキャンセリング性能もそこそこ高いので、コスパ重視の方におすすめです。SONYのWH-1000XM5は、ノイズキャンセリング性能が非常に高く、音質も良いですが、価格が高いのがネックです。
メリット・デメリット
メリット
- JBLらしいパワフルな音質
- 効果的なノイズキャンセリング
- 快適な装着感
- 便利なマルチポイント接続
- 長時間バッテリー
- 急速充電
デメリット
- 夏場は少し蒸れるかも
まとめ
JBL TUNE 770NCは、音質、ノイズキャンセリング性能、装着感、使い勝手の良さ、どれをとってもバランスの取れた、非常に優れたヘッドホンです。通勤・通学で毎日使うヘビーユーザーから、初めてワイヤレスヘッドホンを購入する初心者まで、幅広い層におすすめできます。
特に、以下のような人におすすめです。
迷っているなら、買って損はないと思います。