Dell Optiplex 3090 Micro(整備済み品)レビュー:テレワークに最適?
テレワーク需要の高まりとともに、コンパクトで高性能なデスクトップPCへの注目が集まっています。今回ご紹介するのは、Dell Optiplex 3090 Microの整備済み品。省スペースながらも、第10世代Core i3、16GBメモリ、256GB SSDを搭載し、普段使いには十分な性能を備えています。
スペック概要
まずは、Dell Optiplex 3090 Micro(整備済み品)の主なスペックを見ていきましょう。
- CPU:intel第10世代 Core i3-10105T(4コア8スレッド、3.0~3.9GHz)
- メモリ:16GB
- ストレージ:256GB SSD
- OS:Windows11Pro(64ビット)
- モニタ出力:HDMI、ディスプレイポート×2
- USB:USB 3.0×5
- ネットワーク:有線LAN、wi-fi(無線LAN)・Bluetooth(アンテナ付属)
外観・サイズ
Optiplex 3090 Microの最大の特徴はそのコンパクトさ。手のひらに収まるほどのサイズで、設置場所に困りません。実際に机の上に置いてみましたが、モニターの横にちょこんと置いても邪魔にならないので、作業スペースを広く確保できます。色はブラックで、シンプルなデザインなので、どんなインテリアにも馴染みやすいでしょう。
使用感
実際にOptiplex 3090 Microを数週間使用してみた感想をお伝えします。
起動・動作速度
SSDのおかげで、電源を入れてからWindowsが起動するまで非常にスピーディーです。体感的には15秒程度で起動します。ブラウザの起動やOfficeソフトの操作もスムーズで、ストレスを感じることはありませんでした。複数のアプリケーションを同時に起動しても、メモリが16GB搭載されているためか、動作が重くなることはありませんでした。
静音性
ファン音は静かで、ほとんど気になりません。高負荷な作業を行った際には多少ファンが回る音が聞こえますが、それでも静かな部類に入ると思います。テレワークで使用する際も、騒音を気にせず集中して作業に取り組めます。
発熱
コンパクトな筐体なので、発熱が心配でしたが、通常の使用では特に問題ありませんでした。動画編集など、負荷の高い作業を長時間行った際には、本体が少し熱くなりますが、熱暴走するようなことはありませんでした。
メリット・デメリット
メリット
- 省スペース: 圧倒的なコンパクトさで、設置場所に困らない
- 十分な性能: 第10世代Core i3、16GBメモリ、256GB SSD搭載で、普段使いには十分な性能
- 静音性: ファン音が静かで、テレワークにも最適
- コスパ: 整備済み品なので、新品よりも安価に入手可能
デメリット
- グラフィック性能: グラフィックボードは内蔵GPUなので、本格的なゲームには不向き
- 拡張性: コンパクトな筐体のため、拡張性は低い
競合製品との比較
同じようなコンセプトの製品として、Intel NUCやMac miniなどが挙げられます。Intel NUCは自作PCに近い形で、パーツを自由に選択できるメリットがありますが、組み立ての手間がかかります。Mac miniはデザイン性に優れていますが、価格が高めです。Optiplex 3090 Microは、整備済み品ということもあり、価格と性能のバランスが良いのが魅力です。
例えば、新品のMac miniのエントリーモデルと比較すると、Optiplex 3090 Micro(整備済み品)の方が安価に入手できます。
製品名 | CPU | メモリ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|---|---|
Dell Optiplex 3090 Micro(整備済み品) | Core i3-10105T | 16GB | 256GB SSD | 約46,200円 |
Mac mini (M1チップ) | Apple M1 | 8GB | 256GB SSD | 約82,800円 |
こんな人におすすめ
まとめ
Dell Optiplex 3090 Micro(整備済み品)は、省スペースながらも十分な性能を備えており、テレワークに最適な一台です。整備済み品ということもあり、価格も手頃なので、初めてデスクトップPCを購入する人にもおすすめです。ただし、グラフィック性能はそれほど高くないので、本格的なゲームをプレイしたい人には不向きかもしれません。