REALFORCE GX1:ゲーミングキーボードの新境地を拓くか?
REALFORCEといえば、その独特の打ち心地と耐久性で長年愛されてきたキーボードブランドです。そんなREALFORCEから、満を持してゲーミングモデル「GX1」が登場しました。
今回は、ラピッドトリガー機能を搭載し、プロゲーマーも注目するこのキーボードの実力を徹底的にレビューします。
スペック
- キー配列:日本語91キー
- キー荷重:45g
- スイッチ:静電容量無接点方式
- ラピッドトリガー:対応(0.1mm~3.0mm可変)
- 静音仕様:あり
- インターフェース:USB
- その他:Nキーロールオーバー、キー入れ替え機能、マクロ機能、イルミネーション機能
外観・デザイン
REALFORCE GX1は、従来のREALFORCEのイメージを覆す、スタイリッシュなフローティングデザインを採用しています。キーボード本体はスチールフレームで構成されており、安定感があります。
また、キーキャップは高品質なPBT樹脂で作られており、耐久性に優れています。長期間の使用でも文字が消えにくく、快適なタイピングを維持できます。
ラピッドトリガー機能とは?
GX1の最大の特徴は、ラピッドトリガー機能です。これは、キーのオン位置とオフ位置を個別に設定できる機能で、キーを押し込む深さを浅くすることで、より高速な入力が可能になります。
特に、FPSや格闘ゲームなど、コンマ1秒を争うようなゲームにおいて、この機能は大きなアドバンテージとなります。
ラピッドトリガー設定
専用ソフトウェア「REALFORCE CONNECT」を使用することで、キーごとのラピッドトリガー設定を細かく調整できます。自分のプレイスタイルに合わせて、最適な設定を見つけることが可能です。
打鍵感
REALFORCE伝統の静電容量無接点方式スイッチは、GX1でも健在です。45gのキー荷重は、適度な反発があり、心地よい打鍵感を実現しています。長時間のゲームプレイでも疲れにくいのが特徴です。
また、静音仕様となっているため、打鍵音を気にせずゲームに集中できます。配信環境や、夜間のゲームプレイにも最適です。
競合製品との比較
ゲーミングキーボード市場には、Razer Huntsman V2 AnalogやSteelSeries Apex Proなど、ラピッドトリガー機能を搭載した製品がいくつか存在します。
これらの製品と比較して、REALFORCE GX1の優れている点は、以下の点が挙げられます。
- 静電容量無接点方式による独特の打ち心地
- 高品質なPBTキーキャップ
- 安心の日本製
一方、価格はやや高めですが、その品質と性能を考えれば、十分に見合う価値があると言えるでしょう。
メリット・デメリット
メリット
- 高速入力が可能なラピッドトリガー機能
- REALFORCE伝統の心地よい打鍵感
- 高品質なPBTキーキャップ
- スタイリッシュなデザイン
デメリット
- 価格が高い
- 専用ソフトウェアの操作に慣れが必要
まとめ
REALFORCE GX1は、ラピッドトリガー機能を搭載し、ゲーミング性能を追求したキーボードです。REALFORCEならではの打ち心地に加え、高速入力が可能になったことで、ゲーム体験は格段に向上します。
価格はやや高めですが、その品質と性能を考えれば、プロゲーマーはもちろん、本格的にゲームに取り組みたい方におすすめできるキーボードです。