REALFORCE GX1レビュー:プロゲーマーも納得!ラピッドトリガー搭載キーボードの実力とは?
「REALFORCE GX1」は、東プレが誇る静電容量無接点方式キーボード「REALFORCE」シリーズから登場した、ゲーミングに特化したモデルです。独自のラピッドトリガー機能や静音設計、カスタマイズ可能なイルミネーションなど、プロゲーマーからヘビーユーザーまで満足できる要素が満載です。
この記事では、実際にREALFORCE GX1を使用した感想や、他社製品との比較を通して、その魅力を徹底的にレビューします。
REALFORCE GX1の概要
REALFORCE GX1は、静電容量無接点方式による滑らかで心地よい打鍵感に加え、以下の特徴を備えています。
- ラピッドトリガー(Dynamic Mode): キーのオン・オフ位置を最適化し、高速な入力が可能
- APC(アクチュエーションポイントチェンジャー): キーの反応点を0.1mm単位で調整可能
- 静音設計: 静音スイッチを採用し、打鍵音を抑制
- フローティングデザイン: 手入れがしやすいデザイン
- スチールフレーム: 堅牢で安定感のある筐体
- カスタマイズ可能なイルミネーション: 豊富なプリセットと自由なカスタマイズ
開封と外観
REALFORCEらしいシンプルな箱に入っています。キーボード本体の他に、取扱説明書が付属しています。
キーボード本体は、REALFORCEらしい落ち着いたデザイン。フローティングデザインなので、キーキャップの交換や清掃がしやすいのが特徴です。
打鍵感
REALFORCE GX1の最大の魅力は、やはりその打鍵感です。静電容量無接点方式ならではの滑らかで吸い付くような感触は、一度体験すると病みつきになります。45gのキー荷重は、適度な反発があり、長時間タイピングしても疲れにくいです。
以前使用していたメカニカルキーボード(Cherry MX Red軸)と比較すると、打鍵音は明らかに静か。深夜のゲームプレイや配信でも、周囲に迷惑をかける心配がありません。
ラピッドトリガー(Dynamic Mode)
REALFORCE GX1の目玉機能であるラピッドトリガー。これは、キーのオン・オフ位置を動的に調整することで、高速入力を実現する機能です。
実際にゲーム(VALORANT)で使用してみたところ、確かに反応速度が向上しているように感じました。特に、連打が必要な場面や、咄嗟の判断が求められるシーンで効果を発揮します。
ただし、ラピッドトリガーは設定が難しく、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。専用ソフトウェア「REALFORCE CONNECT」で、キーごとの設定を細かく調整する必要があります。
競合製品との比較
ゲーミングキーボード市場には、Razer、Logicool、SteelSeriesなど、多くのメーカーが参入しています。REALFORCE GX1と競合する製品としては、Razer Huntsman V2 AnalogやLogicool G913 TKLなどが挙げられます。
これらの製品と比較したREALFORCE GX1のメリット・デメリットは以下の通りです。
項目 | REALFORCE GX1 | Razer Huntsman V2 Analog | Logicool G913 TKL |
---|---|---|---|
打鍵感 | 静電容量無接点方式ならではの滑らかさ | 光学式スイッチによる高速入力 | 薄型メカニカルスイッチによる軽快な打鍵感 |
ラピッドトリガー | 〇(Dynamic Mode) | 〇(アナログ入力) | × |
静音性 | 〇 | △ | × |
カスタマイズ性 | 〇(イルミネーション、APC) | 〇(イルミネーション、キー割り当て) | 〇(イルミネーション、キー割り当て) |
価格 | 高め | 高め | 普通 |
REALFORCE GX1は、打鍵感と静音性を重視するユーザーにおすすめです。一方、Razer Huntsman V2 Analogは、より高度なアナログ入力を求めるユーザーに、Logicool G913 TKLは、薄型でスタイリッシュなキーボードを求めるユーザーに向いています。
メリット・デメリット
メリット
デメリット
- 価格が高い
- ラピッドトリガーの設定が難しい
- 英語配列のみ
まとめ
REALFORCE GX1は、価格は高いものの、その価値に見合うだけの性能を備えたゲーミングキーボードです。特に、打鍵感と静音性を重視するユーザーには、自信を持っておすすめできます。
ラピッドトリガーを使いこなせれば、ゲームでのパフォーマンス向上も期待できるでしょう。
一度、REALFORCE GX1の極上の打鍵感を体験してみてください。